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  • 医療機器のアラーム対応をサポートする(ID:1593)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都臨床工学技士(35年以上)

    集中治療室や治療を行う場所では、用途に合わせた様々な医療機器が並行して使用されている。使用用途によって変わる医療機器は製造販売するメーカーが異なるため、通信などの使用が統一されておらず、同一システムで監視することが困難な状況である。複数台の医療機器を並行して使用している場合、アラーム音がなった際の対応が遅れたり、複数台で同時に発生した場合には、対応を誤ったり出来なかったりする可能性がある。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    4〜5種類以上の医療機器を使用

    年間患者数

    [自院] 200人 [全国] 500,000人

  • 夜間の病棟巡回を補助するデバイスの開発(ID:1592)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都臨床工学技士(35年以上)

    病院の夜間の病室巡回は、日勤で行う業務と違い非常に神経を使い、トラブルも多い。特に、就寝を妨げられた際のトラブルである。病棟巡回は、患者の生命や状態を確認するための業務の1つであり、疎かにすると患者の生命に大きな影響が出る可能性があり、重要な業務の一つである。就寝を妨げつ且つ、患者の状態を確認することを補助する携帯型デバイスの開発をお願いしたい。

  • 吸引補助デバイス(ID:1591)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都看護師(13年以上)

    吸引は患者にとって苦痛であるが、効果的な吸引ができないと患者は苦しい状態となる。また、吸引技術は盲目的(特に気管吸引)であり看護師のスキルが求められる。患者の苦痛を最小限にしつつ看護師のスキルに依存しないデバイスを開発したい。

  • 見守りくん(ID:1590)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都医師(35年以上)

    高齢、認知症の一人暮らしが増えている中、話し相手になるとともに、食事摂取、服薬、体調を確認をしてくれるAI機器。重大な異常があると、家族やケアマネージャー、場合によっては救急に連絡をする。

  • お運びロボット(ID:1589)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都医師(35年以上)

    病院内は多くの物品が手作業で運ばれている。夜間など人手が少ない時に気送管で送れないものを運ぶロボットがあると便利と思われる。エレベーターは自動で乗り込み、降りる。ファミレスのお運びロボットなどの改良版を想定。

  • 体表組織生検デバイス(ID:1588)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(20年以上)

    組織採取と縫合をワンタッチでできる体表組織生検デバイス
    局所麻酔と同程度の負担で実施でき、時間も短縮可能
    通常は、バイタル測定→術野の消毒→局所麻酔→生検(パンチやメスを用いて)→止血→縫合→創部ドレッシングという工程のところを、生検と縫合をワンタッチで実施できれば、場合によっては、20分程度の手技を5分程度に短縮できる。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    皮膚生検を要する症例

    年間患者数

    [自院] 50人 [全国] 100,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    皮膚生検を要する症例

    年間件数

    [自院] 50件 [全国] 100,000件

  • 排液量の調整が可能な胸腔ドレーンバッグ(ID:1587)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(20年以上)

    胸水ドレナージの際、短時間で大量の胸水が排液されると、再膨張性肺水腫が生じる。胸水排液量は看護師が定期的にチェックせざるを得ず、医療従事者の負担が大きいうえに、患者体位の変化により予想外の大量胸水排液が生じることもあり、医療安全上の問題にもなっている。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    対象は呼吸苦などの症状を有する胸水貯留症例。当院で約300件/年。全国での年間件数は不明であるが、胸腔ドレナージは一般的な処置であり、相当数が施行されいていると考えられる。

    年間患者数

    [自院] 300人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    対象は呼吸苦などの症状を有する胸水貯留症例。

  • 最小分離閾の評価が可能な小児用視力表(ID:1580)

    試作

    東京都北里大学医療衛生学部

    東京都その他医療スタッフ(10年以上)

    弱視の治療には早期発見が重要であるため、低年齢での視力評価が求められる。通常の視力表であるランドルト環を用いた視力検査は、小児にとって理解や集中が困難なことがある。小児用視力検査として、理解しやすい絵の視力表が用いられるが、これは正確な視力評価ができず、また国際規格推奨の最小分離閾(ランドルト環等による)による視力評価ではない欠点がある。そこで、最小分離閾の評価が可能な小児用視力表の開発を目指す。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    基本的には弱視または弱視が疑われる小児の患者が対象であるが、その他の小児で視力検査が求められる場合全てに使用される(3歳健診含む)。例えば、近視の発症年齢は低年齢化しているため、この場合も対象となる。

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    基本的には弱視または弱視が疑われる小児の患者が対象であるが、その他の小児で視力検査が求められる場合全てに使用される(3歳健診含む)。例えば、近視の発症年齢は低年齢化しているため、この場合も対象となる。

  • 側弯症自動判定アプリ(ID:1581)

    試作

    東京都北里大学医学部(北里大学病院)

    東京都医師(15年以上)

    側弯症は早期発見により重症化を予防できることから、児童・生徒の検診が義務付けられている。しかしがなら、地域や施設で検診方法が異なり、検診精度の質が担保されておらず、また側弯症は自覚症状が乏しく、未だ発見が遅れる可能性が高い疾患である。今回、スマートフォン等の簡便な体表写真撮影による、子供の脊椎形態変化への気づきと医療機関受診を推奨するアプリ開発により、更なる早期発見と早期治療介入を目指す。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    思春期特発性脊柱側弯症

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    家庭等における利用を想定している。

  • 気管挿管患者コミュニケーションエイド(ID:1579)

    東京都北里大学病院

    東京都作業療法士・理学療法士(25年以上)

    気管挿管された患者は人工呼吸によって呼吸機能が担保される一方で、管が喉頭を通過し気管に入っていることが原因で、発声することができない。現代の集中治療においては、その覚醒下に患者の意思をくみ取り、治療やケアにつなげることは大変重要である。
    しかし、気管挿管されている重症患者において自らの意思を伝えることは非常に困難なことが多い。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    疾患を問わず、気管挿管・気管切開をした人工呼吸患者。特に急性期を想定

    年間患者数

    [自院] 300人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    疾患を問わず、気管挿管・気管切開をした人工呼吸患者。特に急性期を想定

    年間件数

    [自院] 300件