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国立健康危機管理研究機構(旧:国立国際医療研究センター)
歯科医師(35年以上)
がんの化学療法や放射線治療に伴う口内炎は、激しい疼痛により摂食障害や感染リスクを高め、治療継続への意欲が低下し、結果として治療効果にも深刻な影響を及ぼす。これに対し、氷片やアイスボールを口腔内に含ませて粘膜血流を抑制し、炎症を予防する口腔冷却療法が導入されている。しかし、この支持療法は冷たさによる不快感があるため、患者にとっての負担も大きく、アドヒアランスの向上が課題となっている。
デバイスが使われる疾患等の名称・概要
デバイスが使われる検査・手術・処置等
医療法人徳洲会 湘南大磯病院
医師(20年以上)
緑内障は失明の主な原因であり、眼圧を降下する治療を行う。眼圧は医療機関で検査する行為であるが、医療者及び患者が日常生活で眼圧を計測するニーズがあるが、解決できる機器が無い。瞼越しであれば安全に簡便に眼圧を計測できるため、瞼越しの眼圧計を開発したい。
年間患者数
年間件数
医療法人徳洲会湘南藤沢徳洲会病院
臨床工学技士
既存のデバイス処置具ハンガーは、持ち手をハンガーにひっかけて先端部はビニール袋の中に入れるものである。しかし、デバイスを使用する際にビニール袋から取り出すのに手間取ったり周囲を不潔にする可能性がる。持ち手だけでなく先端部も一緒にハンガーにかけられると良い。
医師(23年以上)
嚥下障害を認める患者ではしばしば栄養療法として胃管チューブを胃内に留置し栄養剤注入することがあるが、胃からの逆流により誤嚥性肺炎を合併して状態悪化する症例を経験する。このような事態打開策としてチューブ先端をトライツ靭帯まで挿入することが提案されるが、トライツ靭帯越えは透視下で行うことが多いため、その手技は煩雑になる。ベッドサイドで可視下にチューブを奥まで入れることができれば非常に便利だと思われる。
医療法人社団YM会東京たかはしクリニック練馬院
医師(16年以上)
現在は自動吻合器を用いて手術を行っているが、上記で行うことで縫合不全などが減り、メリットがある
医療法人社団こどもハート
医師
小児心電図は成人と異なり、成長とともに変化し、診断が小児循環器専門でないと読影が難しいです。
東京女子医科大学病院
看護師(30年以上)
入院患者への集団給食には1日3食365日の配膳が必要である。日本の動向として、働き世代の人口減少と高齢要介護者の割合の増加が2025年以降加速していく事が予測されており、配膳に関わる人手や手間を減らすためのロボット開発を目指したい。
東京女子医科大学
医師(40年以上)
敗血症はきわめて緊急性を要する(1時間ごとに死亡率7.6%増加)致死性の病態であり、日本国内では年間約10万人もの方が亡くなっている。その処置・診断には『血液培養検査』が不可欠であるが、現在の測定原理は半世紀前から変わっておらず、陽性反応までに1~7日、起因菌の同定までには更に2日以上を要している。我々は現在の先進的技術(ガス分析等)を活用し、より迅速かつ簡便な血液培養装置の開発を目指している。
医師(24年以上)
腫瘍切除などの下顎骨欠損に対する遊離腓骨皮弁を用いた下顎骨再建において、下顎欠損に合わせて、腓骨に骨切りを行い、採取・整形を行うが、外科医が自ら作成したガイドを用いて行っており、術前準備の負担が大きい。今回、個々の症例に対して角度と長さの調整が可能で、再利用できる腓骨採取ガイドの作成を目指す。
顎変形症に対する顎矯正手術の際には、骨に骨切り線を繊細に描く必要がある。しかしながら、現在、骨に繊細に書けるペンはなく、骨に繊細な線を引くことは非常に難しい。今回、手術場で使用可能な滅菌した鉛筆を開発を目指す。