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麻生総合病院
臨床工学技士
マスク型人工呼吸器を使用する場合、マスクフィットしない為、サイズや種類変更を度々行っている。マスクが合わない事で、マスク型人工呼吸器からの送気が、リークして十分な治療効果が得られない為、マスクのベルトを強く締め付けてしまい、皮膚トラブルを発生させてしまう可能性がある。マスク交換によるコスト増加や皮膚トラブルのリスク軽減できるデバイスやアプリの作成可能企業を求めます。
人工呼吸器から患者に送る空気を加温加湿する為、加温加湿器を使用する。患者口元は、カテーテルマウントと気管に挿入する挿管チューブが接続される。この間で結露が発生する。加温加湿器や空調を調整するが、効果は限定的である。結露が患者に流れこむ事で、人工呼吸器関連肺炎(VAP)が発症し、死亡率増加等が報告されている。VAP発生リスクが軽減できるカテーテルマウント・挿管チューブの作成可能企業を求めます。
稲沢市民病院
医師
橈骨動脈や足背動脈で異常に高い血圧表示を是正することが臨床的に有用な場面が多々ある。動脈分岐末梢からの反射波をシミュレーションなどを使ってリアルタイムに計算し、観血的動脈血のモニタリングができればと考えている。
茨城県厚生農業協同組合連合会 総合病院 土浦協同病院
2018年の植込み型心臓電気デバイス(CIED :Cardiac Implantable Electronic Device)の手術件数は新規、交換含めて約73,000件。手術後定期的に外来に通いCIEDをチェックしつづけなければならない。CIEDのチェックするための機器「プログラマー」は、非常に重く持ち運びに苦慮する。また、プログラマーは、メーカーごとに異なるため、何台も運ぶ必要がある。
医療法人財団川野病院
看護師(12年以上)
術中、ガーゼや器械等のカウントが合わず、手術を一時止めて探し、見付からない場合、ポータブルレントゲンにて確認をすることがあります。それにより、手術・麻酔時間の延長、患者への身体的負担の増大、レントゲンによる被爆、人の手配による更なる人手不足、医療従事者の精神的な負担が考えられます。マイクロ下で使用する針等小さな物も発見できるような装置ができてほしいです。
整形外科、主に人工関節手術で着用するヘルメットですが、中のファンの調整が難しく、効き過ぎると術中指示などが聞こえにくく、効きが悪いと、息苦しく感じます。また、術後の首への負担、固定を閉めすぎると頭痛が出たり、額に跡が残り、特に女性は髪のまとめる位置を調整しなくてはなりません。簡便な物になるよう改善したい。
デバイスが使われる疾患等の名称・概要
年間患者数
デバイスが使われる検査・手術・処置等
年間件数
主に整形外科で使用されるSBドレーンは、ボトルとYチューブ、ドレナージチューブの接続部分が、引っ張られても抜けにくい構造にはなっていないため、術後退室前に、医師や看護師がその2カ所をテープや余った糸で固定をしています。退室前は忙しく、時間のロスとなり、また、患者への処置以外でのテープの消費も問題点となります。術後に固定をしなくてもいいよう、接続部分に「ロック機能」などを取り付けてもらいたい。
医療法人社団松和会 望星新宿南口クリニック
透析では17Gより太い針(一般に使う針の約2倍)を週3回2本ずつ穿刺する必要がある。事前に行う外用局所麻酔剤など痛みを軽減するものが多数あるが、つけ忘れ、位置の間違いなどが見られる。その為、機械的または外的刺激により穿刺時に痛みを軽減できる装置を一般的な手技の中で行う事が出来ると患者の負担が軽減できると考えられる。医療機器メーカー(電気・電子・機械系を扱える)の会社を求めています。
医療法人松田グループ美しが丘クリニック
透析治療時に、患者は体重測定を治療前後に行う。測定時には起立もしくは車椅子を使用した状態で行う。しかし、体重計には簡易的に持つことができるポールしかない。治療後に血圧が下がり意識低下を起こし、転倒してしまう事がある。またポールは冬では冷たく、静電気が起きる場合もあり、転倒しないようにポールを持つように伝えても協力を得られない事がある。転倒防止対策につながる製品の開発できるような企業を求めています。
透析施設では、透析液製造・供給配管や透析装置配管は、酢酸および次亜塩素酸等の薬液で毎日洗浄する。薬液は、透析液製造・供給装置がある部屋に専用タンク(50L)に入れて別々に保管している。専用タンク配置の都合上、多くの施設で隣同士に置かれている。薬液を誤って混合した時や地震で専用タンクが転倒した場合、有毒な塩素ガスが発生し、医療スタッフに重篤な危険を及ぼす。医療機器開発企業・配管企業を求めています。