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国立国際医療研究センター
医師(35年以上)
高齢、認知症の一人暮らしが増えている中、話し相手になるとともに、食事摂取、服薬、体調を確認をしてくれるAI機器。重大な異常があると、家族やケアマネージャー、場合によっては救急に連絡をする。
病院内は多くの物品が手作業で運ばれている。夜間など人手が少ない時に気送管で送れないものを運ぶロボットがあると便利と思われる。エレベーターは自動で乗り込み、降りる。ファミレスのお運びロボットなどの改良版を想定。
国立がん研究センター中央病院
医師(20年以上)
組織採取と縫合をワンタッチでできる体表組織生検デバイス 局所麻酔と同程度の負担で実施でき、時間も短縮可能 通常は、バイタル測定→術野の消毒→局所麻酔→生検(パンチやメスを用いて)→止血→縫合→創部ドレッシングという工程のところを、生検と縫合をワンタッチで実施できれば、場合によっては、20分程度の手技を5分程度に短縮できる。
デバイスが使われる疾患等の名称・概要
年間患者数
デバイスが使われる検査・手術・処置等
年間件数
胸水ドレナージの際、短時間で大量の胸水が排液されると、再膨張性肺水腫が生じる。胸水排液量は看護師が定期的にチェックせざるを得ず、医療従事者の負担が大きいうえに、患者体位の変化により予想外の大量胸水排液が生じることもあり、医療安全上の問題にもなっている。
北里大学医療衛生学部
その他医療スタッフ(10年以上)
弱視の治療には早期発見が重要であるため、低年齢での視力評価が求められる。通常の視力表であるランドルト環を用いた視力検査は、小児にとって理解や集中が困難なことがある。小児用視力検査として、理解しやすい絵の視力表が用いられるが、これは正確な視力評価ができず、また国際規格推奨の最小分離閾(ランドルト環等による)による視力評価ではない欠点がある。そこで、最小分離閾の評価が可能な小児用視力表の開発を目指す。
北里大学医学部(北里大学病院)
医師(15年以上)
側弯症は早期発見により重症化を予防できることから、児童・生徒の検診が義務付けられている。しかしがなら、地域や施設で検診方法が異なり、検診精度の質が担保されておらず、また側弯症は自覚症状が乏しく、未だ発見が遅れる可能性が高い疾患である。今回、スマートフォン等の簡便な体表写真撮影による、子供の脊椎形態変化への気づきと医療機関受診を推奨するアプリ開発により、更なる早期発見と早期治療介入を目指す。
北里大学病院
作業療法士・理学療法士(25年以上)
気管挿管された患者は人工呼吸によって呼吸機能が担保される一方で、管が喉頭を通過し気管に入っていることが原因で、発声することができない。現代の集中治療においては、その覚醒下に患者の意思をくみ取り、治療やケアにつなげることは大変重要である。 しかし、気管挿管されている重症患者において自らの意思を伝えることは非常に困難なことが多い。
作業療法士・理学療法士(18年以上)
脳卒中者の6割以上に上肢麻痺を呈し,発症から3ヶ月以内に手指の曲げ伸ばしが出現する改善例に関しては,9割以上が実用的な手の機能の獲得が可能となる.それらの方々が日常生活で邪魔にならず装着可能な手袋型の手指伸展装具の開発を目指している.本装具は上肢麻痺者が特に難しいとされている指を伸ばす動作を補助し,日常生活で装着することで,日常生活で手の使用が可能となり,さらにリハビリ訓練としても有用である.
北里大学メディカルセンター
看護師(8年以上)
末梢点滴挿入中の患者は、点滴を一時的に生食ロックし、点滴針を挿入したままシャワー浴を実施することがある。現在の保護方法として、ビニール袋とテープで保護、ガーゼと防水保護フィルムで保護、既製品も二つほど挙げられるが、保護に時間を要すること、保護が不十分であり保護内部が濡れてしまい点滴の再挿入が必要となることが生じることが課題である。
北里大学医学部(北里研究所病院)
医師(21年以上)
上眼瞼など顔面の手術においては手術前後で距離の計測が必要になる(例:眼裂径、内眼角間距離など)。 計測においてはメジャーなどを用いるが、0.5mmなど細かい部分は曖昧になりがちで、再現性も低い。また、診察中に行うため時間がかかることが問題である。