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国立国際医療研究センター
医師
点眼薬は、基本的に瓶で処方して一滴ずつ、という形で使用していただくことが多い。 しかし、患者さんによって、握力の調節が難しい、高齢で手が動きにくい、目が見えにくいためうまく目薬が入らない、などの事例も多く、コンプライアンスの低下につながっている。通常1ビン1か月分程度を目安として処方することが多いですが、うまくできないので1週間で2ビン使ってしまうという患者さんもいる。
歯科医師(28年以上)
実際の口腔ケアは看護師等が行うことが多く、口腔内の処置に慣れているわけではなく、歯ブラシの使用においてはつい力が入ってしまう。そのため歯肉などを傷つける可能性や、歯ブラシの動きが雑になる危険性がある。
歯科医師
意識のない、あるいは意識レベルの低い患者の口腔ケアを安全に行うには頭位の固定が必須である。しかし、実際は人手が足りずに一人でやることが多い。しかし、頭位を固定し、口の中を照らしながら、口唇などを避け、さらに歯ブラシを一人で持つことは不可能である。もっと簡易で安価な頭位の固定用器具はできないものか?
意識のない、あるいは意識レベルの低い患者の口腔ケアを行うには介助者が必要となる。しかし、実際は人手が足りずに一人でやることが多い。しかし、口の中を照らしながら、口唇などを避け、さらに歯ブラシを一人で持つことは不可能である。高価なヘッドライトなどはあるが、もっと簡易で安価な口腔内用の照明はできないものか?
医師(31年以上)
電子レンジはたんぱく質を温めると固くなる。咀嚼機能に問題のある高齢者は、できれば普通のものが食べたいし、老々世帯や独居が多い。普通のお惣菜やお弁当を買ってきて、温めると、箸で切れるくらいに柔らかくなる機器があれば、幅広い食品が食べられるし、たんぱく質が摂取出来て低栄養予防にもなる。
デバイスが使われる疾患等の名称・概要
医師(30年以上)
世界には多くの偽造医薬品が存在し、それらを購入した人々は、被害を受けている。特に、開発途上国では10%から30%の薬が偽造医薬品として報告されている。よって、それらを検知するコンパクトな機器が求められているが、世界的にもその種類は少ない。
千代田歯科麻酔研究所/ 日本歯科大学歯科麻酔学講座(一般社団法人日本歯科麻酔学会)
歯科麻酔では、聴診器で呼吸音を聴取して患者管理を行う。長時間の聴取は、疲労が生じるので、聴取者の負担軽減と呼吸音の客観的評価が出来る器材が必要であると考える。
獨協医科大学医学部(日本有病者歯科医療学会)
超高齢社会を迎え、何らかの医学的配慮が必要なハイリスク歯科患者が増加している。このような患者へ安全で適切な歯科治療を実践する際、自らが治療を行うか、高次医療機関へ紹介すべきか、判断に迷うことが臨床の場で遭遇する。このような患者に対し、ITを応用し患者に適切な歯科医療を提供することは極めて有用だと考えられる。
日本歯科大学歯学部(日本歯科審美学会)
ホワイトニングでどれだけ歯が白くなったのか、また後戻りしたのではに対して数値的に答えられない。ホワイトニングでの数値的確認が必要性がある。
日本歯科大学附属病院(日本口腔腫瘍学会)
創部治癒不全の激しい疼痛を経験する。疼痛を伴う創部治癒不全の患者に対して苦痛期間の短縮を図りたい。