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自治医科大学
医師(17年以上)
角膜内皮移植では角膜と虹彩の隙間を減らしてその中で内皮を叩くことで徐々に伸展させ、最後に下方に空気を注入して伸展させているが、内皮が丸まってしまい平らに張り付けることが困難である。若い移植片ほど丸まりやすく、通常は丸まりにくい高齢者の内皮を用いるが、高齢者の内皮は元から生着率が低く、叩くことでさらに内皮が減少し、虹彩炎から術後の炎症も強く出てしまう。
デバイスが使われる疾患等の名称・概要
年間患者数
デバイスが使われる検査・手術・処置等
年間件数
医師(20年以上)
若手医師が気管支鏡検査のEBUS-TBNA手技を習得するために、シミュレーターを用いたトレーニングが有用であるが、非常に高額である。安価なトレーニングモデルが望まれる。
医師(24年以上)
近年、心臓手術並びにカテーテル治療後の心不全患者に対する心臓リハビリの有用性・重要性が認められ、心臓リハビリを行う患者数は急激に増加してきている。その一方で、入院中の心臓リハビリを安全に且つ有効に行うためのモニタリングシステムはほとんど使用されていない。心臓リハビリ中の生体情報をリアルタイムに監視・評価すると共に運動負荷の記録を同時に行えるモニタリングシステムが望まれる。
日本歯科大学附属病院(公益社団法人日本補綴歯科学会)
医師
高齢社会を迎え、撤去できず、使用していないインプラント 体が存在する患者が増加している。粘膜下のみのインプラ ント体を用いて、義歯を維持できるものはない。
日本大学歯学部付属歯科病院(公益社団法人日本補綴歯科学会)
金属アレルギーを有する患者への大臼歯歯冠修復物は、 コンポジットレジンのCAD/CAM冠が保険適応されている。 特に第二大臼歯部の場合は,歯冠高径が十分に得られない 症例が多く、脱離防止を目的に支台歯に保持孔等を付与する 必要があり、このような複雑な形態はCAD/CAMシステムに よる製作が困難である。
日本大学医学部附属板橋病院
現在、Medtronic社、OLIF使用時に上記機器を使用できるが、他への流用ができない。またサイズバリエーションも少なく、いろいろな手術で使用できると望ましい。
LLIF(側方進入腰椎椎体間固定術)にてケージを挿入する際、椎体間の正確な高さが測定できる器械がない、現在はトライアル挿入時の手の感触でサイズを決定している状態である。また圧測定もできるとより安全に手術が可能となることが予測される。
作業療法士・理学療法士
乗り物として自転車は優れた移動手段と言える。利便性や経済性だけでなく、腰や膝が悪い高齢者も利用が可能である。しかし、変形性膝関節症などで疼痛によって乗ることが出来なくなることがある。これは、膝関節の屈曲制限が問題になることが多い。
東京都立小児総合医療センター
医師(11年以上)
体外式膜型人工肺(ECMO)治療に必須の末梢静脈留置型デュアルルーメンカニューレ(VVDL)は1本のカニューレで脱送血を行う特殊カニューレである。現在新生児に使用可能なVVDL は世界で2種類しかない。このうち国内使用が認可された1種類は、海外において死亡につながる穿孔の報告が問題となっている。細径で、かつ耐圧強度を持ち、抗血栓性を有しながら新生児でも安全に使用可能なVVDLが世界で不足している。
骨折の手術時、骨折を骨鉗子で整復し、整復保持のためワイヤーを刺入するが骨鉗子が邪魔になりいい位置にワイヤがーが打てない。