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  • 金属アレルギー患者の大臼歯の歯冠修復物(ID:713)

    東京都日本大学歯学部付属歯科病院(公益社団法人日本補綴歯科学会)

    東京都医師

    金属アレルギーを有する患者への大臼歯歯冠修復物は、
    コンポジットレジンのCAD/CAM冠が保険適応されている。
    特に第二大臼歯部の場合は,歯冠高径が十分に得られない
    症例が多く、脱離防止を目的に支台歯に保持孔等を付与する
    必要があり、このような複雑な形態はCAD/CAMシステムに
    よる製作が困難である。

  • ライト付き筋鈎、開創器(ID:711)

    東京都日本大学医学部附属板橋病院

    東京都医師

    現在、Medtronic社、OLIF使用時に上記機器を使用できるが、他への流用ができない。またサイズバリエーションも少なく、いろいろな手術で使用できると望ましい。

  • 椎体間の高さ測定、圧測定(ID:710)

    東京都日本大学医学部附属板橋病院

    東京都医師

    LLIF(側方進入腰椎椎体間固定術)にてケージを挿入する際、椎体間の正確な高さが測定できる器械がない、現在はトライアル挿入時の手の感触でサイズを決定している状態である。また圧測定もできるとより安全に手術が可能となることが予測される。

  • 調整可能な自転車のクランク(ID:708)

    東京都日本大学医学部附属板橋病院

    東京都作業療法士・理学療法士

    乗り物として自転車は優れた移動手段と言える。利便性や経済性だけでなく、腰や膝が悪い高齢者も利用が可能である。しかし、変形性膝関節症などで疼痛によって乗ることが出来なくなることがある。これは、膝関節の屈曲制限が問題になることが多い。

  • ECMOカニューレ(ID:695)

    東京都東京都立小児総合医療センター

    東京都医師(11年以上)

    体外式膜型人工肺(ECMO)治療に必須の末梢静脈留置型デュアルルーメンカニューレ(VVDL)は1本のカニューレで脱送血を行う特殊カニューレである。現在新生児に使用可能なVVDL は世界で2種類しかない。このうち国内使用が認可された1種類は、海外において死亡につながる穿孔の報告が問題となっている。細径で、かつ耐圧強度を持ち、抗血栓性を有しながら新生児でも安全に使用可能なVVDLが世界で不足している。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    全世界で新生児~成人の呼吸ECMOは年間約4000件。成人2700件以上(VVDLを含むVVが90%以上)、新生児は年間800件、うち約30%が VVDLを使用する。国内では統計がない。

    年間患者数

    [自院] 5人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    重症呼吸不全に対する膜型人工肺(ECMO)が必要な患者で、かつVVDLを使用して治療する患者を対象とする。当院では年間20件のECMO症例 があり、1/3程度がVVDLを使用する。

  • 骨折手術をサポートするデバイス(ID:702)

    東京都日本大学医学部附属板橋病院

    東京都医師

    骨折の手術時、骨折を骨鉗子で整復し、整復保持のためワイヤーを刺入するが骨鉗子が邪魔になりいい位置にワイヤがーが打てない。

  • 靭帯再建手術をサポートするデバイス(ID:701)

    東京都日本大学医学部附属板橋病院

    東京都医師

    膝関節の靭帯が損傷した場合、靭帯再建の手術を行います。他の部位から採取した腱を靭帯部分に移植する手術です。膝の骨に穴をあけ腱に糸をかけ引っ張りながら関節内に設置します。引きすぎるとを設置がうまくいかないため力加減が難しく苦労します。これが正確に・容易に行えるようになれば有用です。

  • 半月板縫合をサポートするデバイス(ID:700)

    東京都日本大学医学部附属板橋病院

    東京都医師

    膝のクッションである半月板は損傷することが多い組織です。いったんその機能が失われると軟骨が擦り切れ骨が変形し関節痛の原因になります。なるべく断裂した半月板を縫合して温存したいのですが関節腔は狭く低侵襲で確実な縫合を行うのが容易ではありません。

  • ノミ・ボーンソー(ID:699)

    東京都日本大学医学部附属板橋病院

    東京都医師

    整形外科領域で変形した関節や骨を矯正する手段として骨をいったん切離し形を強制してから固定をする矯正術という手術を行います。一般的に変形は複雑で3次元の矯正が必要ですが従来のノミやボーンソーでは1次元での矯正しかできません。

  • 部分床義歯の維持装置の維持力測定器(ID:647)

    東京都日本歯科大学附属病院(公益社団法人日本補綴歯科学会)

    東京都歯科医師

    チェアサイドで簡便に部分床義歯のクラスプの維持力を測定できる装置は存在しないため。