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  • 抗がん剤による脱毛を防止する冷却グッズ(ID:1197)

    東京都国立がん研究センター東病院

    東京都事務スタッフ(1年以上)

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    がん

    年間患者数

    [全国] 220,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    脱毛の副作用がある化学療法を受ける患者

  • 血管走行を映す血流可視化デバイス(ID:1196)

    東京都国立がん研究センター東病院

    東京都事務スタッフ(1年以上)

    血管が細くて見えにくい、手で触っても静脈がわかりにくいなど、一定数の患者様で針が指しにくい方がいて、患者への心理的負担はもちろんのこと、看護師からも多く聞かれるニーズである。血流を浮かび上がらせる医療機器は世の中に存在するが、静脈穿刺にはそれほど有効ではなかったという論文もあり、世の中に普及していないのが現状であるが、良いものであれば、ニーズは多くあることは明らかである。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    一般的な注射で幅広く

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    がんだけでなく、採血、予防接種なども含む注射器を使う患者

  • 脳内の感情や思考データを言語化する機器(ID:1195)

    東京都国立がん研究センター東病院

    東京都事務スタッフ(1年以上)

    喉頭摘出手術などで声を失った患者さんは、訓練によって声を取り戻すことは可能だ。だが、健常者とは異なる声質のため、社会で理不尽な扱いを受けたり、つらい思いをすることも多い。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    がん、筋萎縮性側索硬化症(ALS)など

    年間患者数

    [全国] 10,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    声帯に影響を与える手術やALS患者など

  • 点滴の漏出の早期発見デバイス(ID:1194)

    東京都国立がん研究センター東病院

    東京都看護師(9年以上)

    当院の通院治療センターでは、毎日平均約150名の患者が抗がん剤の治療を受けており、治療に伴う副作用や有害事象の出現も様々である。その中で、共通して起こりうる事象として、「血管外漏出」があり、抗がん剤の種類によっては、外科的な治療が必要な場合が生じる。血管外漏出は、熟練した看護師であったとしても、早期発見は難しく、業務に追われると発見が遅れることも多々あるため、検知するデバイスの開発が必要。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    がん

    年間患者数

    [自院] 980,856人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    化学療法中のがん患者

    年間件数

    [自院] 36,000件

  • 新しいシェル開発(熱可塑性ではない素材)(ID:1193)

    東京都国立がん研究センター東病院

    東京都放射線技師(35年以上)

    頭頚部の治療では、動かないようにシェルという固定具を作成している。シェルは熱可塑性プラスチックでできており、固定具を作る際、患者様が熱く感じる。子供の場合も同様に作成するが、熱く感じるのを嫌がりうまく固定具を作成できないことが多々ある。そこで私たちは、熱可塑性ではない素材のシェルの開発を目指している。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    頭頚部癌の患者で放射線治療を受ける方

    年間患者数

    [自院] 473人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    頭頚部癌の患者で放射線治療を受ける方

    年間件数

    [自院] 473件

  • がん治療中の患者を支える運動支援アプリ(ID:1192)

    東京都国立がん研究センター東病院

    東京都作業療法士・理学療法士

    PS(日常生活の制限の程度)を維持していくことは、がん治療中の患者には非常に重要である。一方で高齢化や栄養不良に伴う虚弱など身体機能の低下は容易にきたしてしまう状況にある。運動や栄養は必要であるが、そのあたりを包括的に支援する仕組みが整うアプリは現状なく、その支援アプリはがん患者を支えQOLの維持向上を目指せるものであると考える。モバイルヘルスの開発を当センターから行い、全国展開、保険収載を狙う。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    化学療法を実施する、スマートフォンをもち、運動実施可能ながん患者(癌腫問わず)

    年間患者数

    [自院] 2,700人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    化学療法実施を行うがん患者

    年間件数

    [自院] 2,700件

  • 術中の医師目線手術動画記録・共有システム(ID:1191)

    東京都国立がん研究センター東病院

    東京都医師

    鏡視下手術による画像記録は、AI解析により手術支援や手術の自動化に関する研究開発が進められている。一方、外切開手術では画像記録の集積は一般的ではない。頭上または後方からのカメラ録画では、術者の頭部が映りこんでしまったり、術野深部のフォーカスがずれたりするからである。今後の外科手術発展のためには、術中の医師目線による手術動画の記録・共有システムが必要と考える。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    頭頸部癌、頭頸部腫瘍 今回は頭頸部外科疾患を想定しているが、形成外科、皮膚科、整形外科、乳腺外科など「外切開手術」を主とする外科で用いられるようになる。また、胸腹部外科でも外切開手術を行うことがある。

    年間患者数

    [自院] 600人 [全国] 53,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    頭頸部癌、頭頸部腫瘍 今回は頭頸部外科疾患を想定しているが、形成外科、皮膚科、整形外科、乳腺外科など「外切開手術」を主とする外科で用いられるようになる。また、胸腹部外科でも外切開手術を行うことがある。

    年間件数

    [自院] 500件 [全国] 24,000件

  • 患者PSを画像・動画から定量化するソフト(ID:1190)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(13年以上)

    患者PSは治療方針を決めるのに重要なファクターであるが、医師の主観に頼る状況である。患者の動画や画像から定量化できればより患者の状態を正確に評価し、適切な治療選択、予後予測に繋げることができ、有用であると考える。人工知能などの画像解析を用いた診療支援ソフトの開発を目指している。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    全ての癌腫

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    全ての癌腫

  • 内視鏡専用全方位回転型BED(ID:1189)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(25年以上)

    大腸内視鏡検査、EMR、ESDにおいて患者の体位変換が必要であるが、治療時などSedationを使用していると体位変換が困難な場合もある。そこで患者を360度でSoftにガードし、顔、肛門部、静脈注射部など必要部にFree spaceを作成、Up Down、360度の回転を自由自在にできる検査用ベッドが開発されれば内視鏡検査が極めてスムースに行えると期待される。手術室にも応用可能である。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    大腸内視鏡検査・ESD

    年間患者数

    [自院] 5,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    大腸内視鏡検査・ESD

    年間件数

    [自院] 5,000件

  • 内視鏡治療用左側臥位用枕(ID:1188)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都看護師(18年以上)

    上部消化管内視鏡治療時、長時間左側臥位となる。腋下の圧迫があり抹消循環を阻害する可能性があり、除圧が必要である。そのため、現在除圧枕を使用し体位の工夫を行っている。また、長時間の同一体位となるため頭から足先まで体位を固定しながらも除圧ができる枕が必要でる。どのスタッフでも、容易に除圧しながらの体位固定ができる枕の開発を目指している。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    上部消化管内視鏡治療、検査時を想定している。

    年間患者数

    [自院] 14,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    上部消化管内視鏡治療、検査時を想定している。

    年間件数

    [自院] 14,000件