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臨床機関名 診療科・職種 開発するデバイスの種類
デバイス開発の背景(臨床現場が抱える問題)
マッチング デバイスが使われる疾患・症例、
検査・診断・手術・処置等
自治医科大学 産婦人科学講座
医師 (14年以上)
子宮鏡の改良   New!
現在使用されている子宮鏡では子宮頸部が非常に狭い方の場合、挿入に伴い疼痛が出てしまう。また胚移植時に使用する場合において、子宮内の状態(不要な血液などの遺残物が残ってないか、内膜の脱落膜化が正常におこっているか、など)が把握しづらいことがある。子宮鏡を改良できれば疼痛の減少や、移植時の子宮内の状態把握しやすくなり、着床率向上につながる可能性がある。
不妊症、着床不全
当院では数十人/年、全国では多数
子宮鏡検査、胚移植
当院では数百人/年、全国では多数
自治医科大学 産婦人科学講座
医師 (14年以上)
排卵検知のための機器   New!
排卵ををなんらかの方法で感知して、排卵した具体的な日時がわかるための機器。実現したら、より具体的にタイミング指導や人工授精を行う時間を設定できるなど、妊娠率向上につながる可能性がある。
不妊症、PCOSなど
当院では数百人/年、全国では大多数
タイミング指導、人工授精など
当院では数百人/年、全国では大多数
自治医科大学病院 リハビリテーションセンター
作業療法士・理学療法士 (31年以上)
医師と連携
骨盤底筋の刺激方法   New!
骨盤底筋への理学療法で便失禁や便秘が改善することがわかっているが、なかにはトレーニングを指導してもうまくできない方がいる。骨盤底筋へ簡便に刺激を与えられる方法や機器があれば老若男女問わず継続的にトレーニングを実施でき、便失禁や便秘が改善する患者の増加が見込める。
便秘の有病率は男性2.6%女性4.9%、65歳以上の便失禁の有病率は男性8.7%女性6.6%、尿失禁の有病率は40歳以上の女性で44%と言われています。
排泄機能外来でのリハビリテーション
自治医科大学病院 看護部
看護師
医師と連携
医療従事者向けベビーバス   New!
新生児や乳児の入浴をベッドサイドでするときにベビーバスを使用しているが、通常のベビーバスには高さがないため、ワゴンの上にベビーバスを置いて入浴をする。しかし、固定が十分できず安定性に欠ける。また、介助者の背丈によっては腰に負担がかかる。入浴時使用する石鹸やスキンケア用品を置くスペースがない。また、ベビーバスの排水口の蓋がゴム製のため、劣化しやすくカビも生えやすい。
呼吸障害があり呼吸器や酸素を使用している新生児・乳児M隔離の必要な感染症に罹患している新生児・乳児
自治医科大学病院 看護部
看護師
医師と連携
簡単で安全な入院患者のベッド周囲のコード   New!
現在の高度医療において、様々な医療機器は必須であるが、複雑な病態の患者には多種多様なコードやルートがベッド周囲に存在している。このコード等の管理・整理が煩雑かつ困難であり、患者が転倒する原因にもなる。またコード等の断線やショート、二次被害としてネットワーク障害発生や火災の危険性もあった。上記のようなインシデントもあり多種多様なコードやルートを簡便に管理できる物理的な環境整備が求められている。
自治医科大学病院 看護部
看護師
医師と連携
看護補助業務に活用できるロボット   New!
高度急性期医療を担う特定機能病院においても高齢患者が増加している。高齢患者の中には見守りや声掛けが必要とする方もいる。介護の現場ではコミュニケーションロボットに代表される介護補助ロボットの導入があり、その効果も検証されている。高度急性期医療の現場においても看護業務を補助するロボットが必要とされている。
稼働病床1083床、46診療科、成人系一般病床782床、小児一般病床112床、救急30床、特定集中病床32床、新生児特定集中15床、HCU16床、緩和ケア17床等
自治医科大学 小児外科学講座
医師
経鼻栄養チューブ(胃管)の挿入について   New!
嚥下障害はあるものの消化管の機能に問題がない患者には、経鼻栄養チューブを用いて経管栄養が行われる。チューブ挿入では気管への誤挿入を回避するため、気泡音やpH測定、X線撮影等により確認するが、確実性の低さや簡便でないなどの問題がある。特に在宅にて家族が栄養剤注入前にチューブの位置確認を行う場面や、誤抜去時に再挿入する場面では、安全・簡便・客観的に位置確認できる方法が求められている。
新生児から高齢者まで年齢に関係なく、すべての医療機関、特に在宅医療を行っている方が対象です。
経鼻栄養チューブ(胃管)の挿入
自治医科大学 循環器内科学講座
医師
冠動脈形成術における2次元情報の有効的活   New!
冠動脈形成術では造影剤を使った状態確認とワイヤー挿入を繰り返す過程がある。造影(5秒程度)し、末梢や枝の走行を目視、記憶し、ワイヤーを挿入する。このワイヤーが正しい位置に留置されているかを再度造影で確認する。これらには非効率な造影剤使用と透視時間を多く含んでいる。特に本幹から枝分かれした血管にワイヤーを導く際には血管の入口の向きが分かりにくく苦労することがあり、造影剤量、透視時間などが多くなる。
対象となる疾患は虚血性心疾患患者であり、日本全国では緊急症例が約7万件、待機症例が20万件との報告がある。
[自院] 500人 [全国] 270,000人
冠動脈形成術は動脈硬化による血管の狭窄、閉塞をカテーテルで解除する診療行為であり、確立された治療法である。
[自院] 500件 [全国] 270,000件
国立がん研究センター中央病院 呼吸器外科
医師 (21年以上)
手術中の電話に手を使わず対応できる機器   New!
手術中に電話対応が必要な際には、医師は清潔手袋を装着中のため電話機を持つことが出来ず手術室内の外回り看護師が電話の取次ぎを行う必要があり大きな手間となっています。スマートフォンにはハンズフリー機能を備えたアプリがあるようですがブルートゥースヘッドセットの装着が必要など使い勝手が悪く手術室内での使用は現実的ではありません。
各手術室に1台導入(当院では15室)
どの病院の手術室も同じ問題を抱えているので潜在的なニーズはあると思います。
各手術室に1台導入(当院では15室)
現在は多くの病院でまだPHSが使用されている問題があります。
獨協医科大学 心臓・血管外科学講座
医師 (25年以上)
弾性ストッキング   New!
下肢静脈うっ滞症状の緩和、下肢静脈瘤悪化予防に弾性ストッキングが使用されているが、ストッキング上端の固定(ゴム)部分に痛みやかゆみが生じたり、着用中にずり落ちたりするなどして、快適に使用できないという患者の声を聴くことが少なくない。肌に優しくずり落ちにくい弾性ストッキングの開発をお願いしたい。
獨協医科大学 母性看護専門看護師
看護師
医師と連携
女性の健康をサポートする快適なインナー   New!
女性には、ライフステージごとに気を付けたい健康トラブルがある。その要因として、冷えや体のゆがみがあり、これを緩和するためのインナーアイテムの活用が有効といわれている。女性がより快適に使用できるための工夫について考えたい。
獨協医科大学  
その他医療スタッフ
医師と連携
清掃が簡便な医療器材   New!
医療器材は複雑な形状のものが多い。特に表面に凹凸があると汚れが残りやすい。シンプルで清掃しやすい形状や材質を望む。
獨協医科大学 整形外科学講座
医師 (22年以上)
脊椎インプラント   New!
変形、外傷、腫瘍などの脊椎疾患において、脊椎インプラントを用いた脊椎固定術が多数行われているが、固定隣接椎間障害(固定した椎間の可動性が失われ、その上下の椎間に過度の負荷がかかることによる障害)が問題となっている。(腹案あり、NDA後に開示可能)
脊椎インプラントを用いた脊椎固定術
[自院] 250件 [全国] 600,000件
獨協医科大学 第一外科学講座
医師 (30年以上)
鉗子   New!
腹腔鏡下手術において、鉗子でやさしく組織を把持する必要があるが、初心者は組織を強く握り過ぎてしまい、しばしば組織損傷を来してしまう。
全ての腹腔鏡下手術が対象となる
[自院] 500人 [全国] 20,000人
獨協医科大学 口腔外科学講座
医師 (10年以上)
睡眠時無呼吸症の外科手術関連デバイス   New!
睡眠時無呼吸症については、顎骨を前方に移動させて気道を広げる外科手術が有効とされている。しかし、顎骨移動量を決定するための定量的な基準がなく、医師の経験と勘に頼られている。解決の方向性として、数値流体力学による術前評価システムを構築したい。そのために、気道の弾性率を測る技術とのマッチングを希望する。
閉塞性睡眠時無呼吸症候群は日本では200〜300万人と推計されるが、大規模な調査はされておらず実際はより多い可能性がある。米国では30~60歳の男性4%女性2%である。
対象となる手術は、上下顎劣成長が原因の患者に対して上下顎骨骨切りを行い、上下顎を前方に移動させ気道を拡大する方法である。
千葉大学医学部附属病院 総合診療科
医師
教育用症例シミュレーションアプリ   New!
わが国においても医療費高騰による問題解決が喫緊の課題であるが,その解決には、検査を適正に実施し,過剰な検査を抑制するための教育が必要となる。症例シミュレーションを実施できるアプリケーションを開発し,医学教育に導入することで、上記問題解決をはかる。
千葉大学医学部附属病院 総合診療科
医師
簡易呼吸数モニター   New!
日本の臨床現場では,重要な情報であるにも関わらず,呼吸数が測定されていない現状がある。体温,脈拍,血圧,SPO2などの簡易測定モニターに合わせて,呼吸数モニターを作成する。
千葉大学医学部附属病院 内視鏡センター
臨床工学技士
経食道心エコーの自動洗浄消毒・保管コンテ
消化器内視鏡検査に用いられる軟性内視鏡に対しては,ガイドラインに準拠した自動洗浄消毒機が用いられていますが,近年上梓された経食道心エコーは軟性内視鏡と同様の形状をしているにもかかわらず,自動洗浄消毒器が使用できず,スタッフの手作業で行われています。そのため,消毒剤のスタッフへの被爆や内視鏡への残留が問題となっています。また,使用するまで無菌を保てる専用の保管コンテナが必要です。
千葉大学医学部附属病院 内視鏡センター
臨床工学技士
軟性内視鏡ビデオシステムの汚染防止
検査治療中の術者や患者のそばにあるにもかかわらず,ラックにむき出しに設置されているため,清潔を保つことが困難です。昨今はビニルのようなもので覆う施設もみられますが,ビニルを交換または外側を清拭するには手間とコストがかかります。より簡単に装置を汚染から守る仕組みを作れないでしょうか?
千葉大学医学部附属病院 手術室
看護師
マイクロ針付の縫合糸の紛失対策
手術医療の中でも体内異物遺残を防止することは重要なミッションである。しかし,手術中にマイクロ針付き縫合糸が紛失してしまうことがある。紛失した場合,手術チームで協力して手術室内のあらゆる場所を捜索するが,マイクロ針は3㎜~6㎜程度と小さくは捜索が極めて困難である。また,レントゲンによる確認も困難である。患者の安全を確保するためにも,マイクロ針付の縫合糸の紛失を防ぎたいと考えている。
千葉大学医学部附属病院 臨床工学センター
臨床工学技士
硬性鏡スコープ点検デバイス
内視鏡の使用後点検のうちの一つに、ライトガイドとスコープのファイバーの劣化の確認がある。ライトガイドの点検については先行研究で確立されているが、スコープについては確立されていない。そのため、現在は点検者の感覚で行われているため術者によっては暗く見えてしまう可能性がある。そこで、スコープのファイバーの劣化度合いを定量化できるデバイスを開発していただきたい。
千葉大学医学部附属病院 薬剤部
薬剤師
酸素非透過性の輸液バッグ
トリプトファン等のアミノ酸は酸化しやすいため,アミノ酸を含む輸液は酸素非透過性の外袋を必要としている(液体を入れたバッグは酸素透過性のため)。外袋を開封した後に中止指示となることもあり,その際は使用期限が限られてしまう。そのため,輸液バッグを酸素非透過性の素材にしていただけると利便性が高まる。なお,当院のアミノ酸を含む輸液の購入数量は年間約45000本である。
千葉大学医学部附属病院 薬剤部
薬剤師
透明な遮光カバー
ビタミン剤を含む輸液は光に不安定であるため,遮光性のある外袋から取り出した後は遮光袋を輸液バッグに被せる必要がある。遮光袋は安くないため再利用するが,消毒等も必要である。一方で,輸液バッグを取り扱う際は、異物が輸液バッグ内に入り込んでいないか等を確認するためバッグは透明であることが望ましい。なお,当院の遮光が必要な輸液の購入数量は年間約35000本である。
千葉大学医学部附属病院 形成外科
医師
非侵襲的な頭蓋圧測定法
頭蓋内圧の亢進を把握することは,急性疾患、慢性疾患いずれにおいても臨床上きわめて重要な情報である。特に形成外科においては患者に小児が多く含まれる。しかし,実際に計測するには侵襲的な方法しかないため,患者の負担は大きく,感染のリスクもある。非侵襲的な測定方法が望まれている。
千葉大学医学部附属病院 形成外科
医師
適正な皮膚拡張圧の評価方法
乳房再建などにおいて,皮膚を拡張する目的で生理食塩水バッグが使用される。外来で徐々に生理食塩水を追加して皮膚を拡張していくが,適正な注入量や圧についての調査はなく,手の感覚のみで行われている。現行の方法では患者には疼痛や合併症のリスクなどの不利益がある。
千葉大学医学部附属病院 形成外科
医師
四肢のむくみ判定アプリ
四肢リンパ浮腫の治療は可能な限り早期に取り組んだ方が良い。しかし,命に係わる疾患ではないために進行しないと医療機関の受診まで到達しない。写真を含めたスマートフォン入力レベルの情報で,未病リンパ浮腫の早期発見や最適な管理の推奨を提供できるようにしたい。
千葉大学医学部附属病院 眼科
医師
網膜細胞の生物学的活性を評価可能な光干渉
網膜の形態評価に光干渉断層計(OCT)は使われます。現在10㎛以下の解像度で詳細に網膜の層構造を観察することができますが,残念ながら網膜機能を評価することができません。臨床医としては,OCTでいま観察している網膜が光を感じているのか否か,視細胞が生きているのかどうなのか、がわかれば治療決定に大いに役に立つと思います。
千葉大学医学部附属病院 眼科
医師
眼強膜縫着材の開発
強度近視の黄斑円孔網膜剥離では,黄斑円孔を塞ぐため,眼球の一番後部の黄斑部に眼球中心方向の隆起を作る黄斑バックリング術が行われます。従来のシリコン材料を直接強膜上に縫着する方法では,手術難易度が高く,合併症も多いです。チタン製の骨組みをいれた特殊なバックルもありますが,先端の位置決めが難しく,広くは普及していません。
千葉大学医学部附属病院 循環器内科学
医師
頓服薬の服用状況記録の仕組み
頓服薬を服用した際の症状経過や服用時刻,回数といった情報は診断加療に有用である。しかし,現在は患者記録から情報を得ており,体調不良時や外出時など記録困難な場合は正確な情報を確認できない。さらに,処方時の指示と実際の服薬状況が異なる場合もある。そのため,頓服薬服用時の状況を容易かつ半自動的に記録・確認できるような機器があれば有用と考える。
千葉大学医学部附属病院 循環器内科学
医師
患者誤認防止の仕組み
外来診察時、患者取り違えを防止する方法としてフルネームを名乗っていただく,氏名・IDなど複数の情報を確認するといった手段がある。しかし,現状で確認状況は記録されず,確認が徹底されない場合もある。さらに,呼んでいない患者が外来ブースに入室し誤認の誘因となる場合もある。そこで,入室前に必ず患者確認を実施・記録するとともに,呼んでいない患者の入室を防止する方法があれば有用と考える。
日本医科大学附属病院 循環器内科
医師
末梢静脈カテーテル
在宅患者に点滴が必要なことは多い。点滴が終了した場合の末梢カテーテル刺入部の処置は医療者でなければ行ってはならないことになっている。このことが在宅医療サービス提供者の負担になっている。
持続点滴を必要とする患者
末梢持続点滴
日本医科大学附属病院 循環器内科
医師
末梢静脈用カテーテル
末梢静脈へのカテーテル挿入が難しいことはしばしばであるが、肘静脈へのカテーテル挿入は容易である。しかし、肘関節の屈曲により薬液の注入が阻害されるため、持続点滴を行う場合には肘静脈の確保はタブーと考えられている。
持続点滴が必要な患者
末梢静脈カテーテル留置
日本医科大学附属病院 循環器内科
医師
貼付剤
中心静脈や深部動脈の穿刺は多くの場合盲目的であり、しばしば難渋する。この手技を容易にしたい。
中心静脈や深部動脈の穿刺を必要とする患者
[自院] 10,000人 [全国] 2,000,000人
中心静脈や深部動脈の穿刺
[自院] 10,000件 [全国] 2,000,000件
日本医科大学附属病院 循環器内科
医師
シリンジ
中心静脈穿刺の際には穿刺針にシリンジを装着し、持続陰圧をかける必要がある。このため、穿刺針を持つ術者の手の動きは制限される。この問題を解決したい。
中心静脈穿刺および体腔内貯留液ドレナージを必要とする患者
[自院] 3,000人 [全国] 200,000人
中心静脈穿刺が必要な手技全般:中心静脈カテーテル留置、透析用カテーテル留置、右心カテーテル法、カテーテル・アブレーション、ペースメーカー留置
体腔内貯留液ドレナージ:胸水、腹水、心嚢液
[自院] 3,000件 [全国] 200,000件
日本医科大学附属病院 循環器内科
医師
カテーテル用シース
不整脈に対するカテーテル・アブレーションを行う場合、冠静脈洞へのカテーテル挿入は必須である。しかし、この手技が容易でないことがしばしばある。
カテーテル・アブレーションの対象となる不整脈疾患を有する患者
[自院] 400人 [全国] 80,000人
カテーテル・アブレーション
[自院] 500件 [全国] 100,000件
日本医科大学附属病院 循環器内科
医師
穿刺キット
心タンポナーデは致死的疾患である。カテーテル手技中に起こる最も重篤で、最も緊急を要し、かつ頻度の高い合併症でもある。加えて、この病態を解除する手技である心のうドレナージは、ほとんど常に高い習熟度を要する。
心タンポナーデ
[自院] 30人 [全国] 30,000人
心のうドレナージ
[自院] 30件 [全国] 30,000件
国立がん研究センター東病院 大腸外科
医師
試作 筋電計を用いた評価デバイス
高齢化社会に伴い、排便機能障害の割合が増えてきており、この治療には特効薬もないことから継続的なリハビリテーションが有用な場合がある。このようなリハビリテーションの効果を評価したりリハビリテーションをサポートするデバイスは、排便機能障害を治療する医療者サイドにとって大きなニーズとして存在する。
国立国際医療研究センター 耳鼻咽喉科
医師 (35年以上)
ビルトイン内視鏡洗浄機
耳鼻咽喉科では外来にて電子内視鏡を多用している。通常の洗浄機は外来の一定の場所に置き、使用後にユニットから運び洗浄後またユニットに戻すなどの運搬を行わなければいけない。処置用チャンネルの無い観察のみの内視鏡の洗浄は挿入部の洗浄のみでも良いことから、ユニットに洗浄機を取り付け、使用後そのまま洗浄可能となる装置を開発した。次世代の洗浄機として操作部までの丸洗い可能なビルトイン洗浄機を作りたい。
鼻副鼻腔炎疾患、咽喉頭疾患
鼻副鼻腔ファイバースコープ、咽喉頭ファイバースコープなど
国立国際医療研究センター 耳鼻咽喉科
医師 (35年以上)
内視鏡下鼻副鼻腔手術用自在鉗子と吸引管
内視鏡下鼻副鼻腔手術時の上顎洞内処置において、下方や前方の処理は行う事が困難である。角度のついた硬性鏡や軟性鏡を用いる事で観察は可能であるが、既存の鉗子では到達が難しい。自在鉗子に関しては海外製があるようであるが、太く重く使いにくい。チャンネル付きの軟性鏡もあるが、チャンネルが細く、吸引や処置用のデバイスを挿入するのは無理である。
慢性副鼻腔炎
[自院] 300人
鼻副鼻腔手術とその術後処置
[自院] 50件
国立国際医療研究センター 耳鼻咽喉科
医師 (35年以上)
喉頭微細手術における粘膜自動縫合機
喉頭微細手術において、声帯粘膜を切開し病変を処理した後に粘膜を縫合する必要が出る場合がある。しかし、狭い筒の先の小さな切開部を縫合することは時間がかかり、かつ高度な技術が必要になる。
ポリープ様声帯,声帯嚢胞,など
[自院] 50人
喉頭微細手術:喉頭や下咽頭の病変を全身麻酔下に直逹喉頭鏡を挿入し,病変の処置を行う
[自院] 150件
国立国際医療研究センター 耳鼻咽喉科
医師 (35年以上)
高周波凝固装置の喉頭処置用デバイス
高周波凝固装置は皮膚切開や凝固以外に、耳鼻咽喉科領域では鼻出血止血術、下鼻甲介粘膜焼灼術などで使用されているが、喉頭処置用のデバイスがない。外来局所麻酔下で内視鏡観察下に使用できる湾曲したデバイスが必要である。
喉頭癌、喉頭乳頭腫などの腫瘍性疾患、喉頭嚢胞、喉頭蓋嚢胞
[自院] 70人
喉頭腫瘍焼灼術,嚢胞開放術などを全身麻酔下に行っている
[自院] 50件
国立国際医療研究センター 歯科・口腔外科
歯科医師
「歯の状態」を調べる機器
歯の「不具合」には様々な原因がある。う蝕(むし歯)による痛みや歯周炎による歯の動揺などは診断しやすいが、外傷による歯の破折、金属で補綴(被せる)された歯の診断には苦慮することが多く、数回のレントゲン撮影や補綴物を外すこともある。これらを非侵襲的に診断しうるツールはないか。
25歳から74歳までの年齢層で90%以上の国民がう蝕に罹患している(治療済みも含む・平成28年の歯科疾患実態調査)
上記年齢層では (平成28年歯科疾患実態調査)14本から25本近くの歯が何らかの処置を受けている
国立国際医療研究センター 産婦人科
医師 (22年以上)
ハサミあるいは組織回収装置
腹腔鏡下子宮全摘術、あるいはロボット支援下子宮全摘術施行時、大きな子宮を回収する際に大変手間取るので簡単に回収できる道具を開発してほしい。
子宮筋腫 
[自院] 80人 [全国] 10,000人
腹腔鏡下腟式子宮全摘術
[自院] 100件 [全国] 12,000件
国立国際医療研究センター 心臓血管外科
医師 (20年以上)
試作 新しい冠動脈バイパス用スタビライザー
心拍動下冠動脈バイパス時には静止視野を得るため、吸引により心臓の吻合部位を固定するスタビライザーを使用することが一般的である。しかしながら、現況ではデバイスはディスポとなり、1つ10万から20万程度のコストがかかり、保険請求もできないこととなっている。再滅菌可能な機器を開発し、コスト削減を実現したい。
国立国際医療研究センター 脳神経外科
医師 (3年以上)
血管造影装置
動脈瘤破裂によるくも膜下出血に対するコイル塞栓術は、正面像と側面像の透視画像によりカテーテルやワイヤーの位置を判断し手術を行っている。一方、動脈瘤の形状、向き、患者の頭位、体格、差し歯の位置などから正面像と側面像の角度は制限されている。そのため、ワイヤーとカテーテルが奥に進んでいる場合でも、画像上は変化なく見えることがある。経験数が少ない医師が安全に手術を行うには、立体的な位置確認は重要である。
くも膜下出血
[自院] 30人 [全国] 30,000人
動脈瘤コイル塞栓術
[自院] 25件 [全国] 50,000件
国立国際医療研究センター 眼科
医師 (29年以上)
手術用針
眼内レンズ縫着用の糸を眼内に通す30Gの角針がなく、煩雑な操作をおこなっている。
人工的無水晶体眼、水晶体脱臼、水晶体亜脱臼、眼内レンズ脱臼、眼内レンズ亜脱臼、チン小帯脆弱
[自院] 30人
水晶体再建術(縫着)
[自院] 30件
国立国際医療研究センター 泌尿器科
医師 (22年以上)
超音波プローブ
小径腎がんに対する標準手術として、ロボットあるいは腹腔鏡下に行う腎部分切除術が広く施行されている。腎がんの周囲に正常組織をつけて切除する必要があり、術中に小さな超音波プローブを挿入して切除範囲を決定している。その際、プローブで見た後にプローブを離して、凝固で印をつけている。プローブを腎臓につけたまま何らかの方法で印をつけることができると簡便だと思われる。
腎がん 
[自院] 10人
国立国際医療研究センター 乳腺外科
医師 (28年以上)
乳がんが赤く光る超音波装置
乳房超音波を実施中に、リアルタイムに乳がんを見つけたい。
[自院] 150人 [全国] 80,000人
国立国際医療研究センター 食道胃外科
医師 (27年以上)
術中にクリップの金属を感知できるシステム
腹腔鏡などの手術の際に、内視鏡を併用して胃内に留置した金属クリップを確認して胃を切離しているが、その手間や人員が必要となり、内視鏡をせずに腹腔内からクリップの位置を確認したい。
胃癌、食道癌、大腸癌など
[自院] 200人
腹腔鏡下胃切除、大腸切除など
[自院] 50件
国立国際医療研究センター 食道胃外科
医師 (27年以上)
採血をしなくとも血液ガスが感知できる器械
集中治療室や一般病室で酸素化のマーカーとして血液ガス分析が行われている。頻回の採血が必要となるが、感染の危険性や患者に動脈ラインの留置などの負担をかけている。採血をしないでの近似値で数値がわかるととても便利である。
すべての全身麻酔手術症例
[自院] 4,000人
すべての全身麻酔手術症例
[自院] 4,000件
国立国際医療研究センター 食道胃外科
医師 (27年以上)
手術室におけるゴミひろいロボットの開発
手術時においてガーゼや針の紛失が絶えない。
手術室での手術
[自院] 4,000人
手術室での手術
[自院] 4,000件
国立国際医療研究センター 食道胃外科
医師 (27年以上)
針を探す金属探知機ロボットの開発
手術時において針の紛失が絶えない。確実に針のような金属を感知できる探索機械があると楽になるかもしれない。
手術室での手術
[自院] 4,000人
手術室での手術
[自院] 4,000件
国立国際医療研究センター 食道胃外科
医師 (27年以上)
腸瘻チューブの接続
経口摂取不良症例や消化管手術の際に栄養療法目的の腸瘻を増設することが多いが、接続に伴うトラブルが少なくない。
食道癌、胃癌
[自院] 70人
腸瘻造設
[自院] 70件
国立国際医療研究センター 形成外科
医師 (13年以上)
エコー用マーキング機器
形成外科は、エコー下に細い血管を同定し、術前マーキングを日々おこなっている。しかし、エコー下のマーキングは煩雑で曖昧であり、エコーを外し、おおよそエコーの中心であった部位にシリンジなどを使い皮膚に跡を付けた後、ゼリーを拭いて油性マジックで印を付けているというのが現状である。エコーを用いながらのマーキングができないか。
皮膚欠損(悪性腫瘍、外傷、熱傷後など )
[自院] 200人 [全国] 20,000人
遊離皮弁術、皮弁形成術
[自院] 150件 [全国] 15,000件
国立国際医療研究センター 形成外科
医師 (13年以上)
リンパ管吻合術野用吸引管
リンパ浮腫は重症症例の場合、そのリンパ液の鬱滞により皮膚切開部位より持続的に高流量のリンパ液が流れてくる。我々はリンパ管吻合術を2−3cmの小切開で行なっているが、その持続的リンパ液の漏れは、0.5mm以下のリンパ管吻合術の妨げとなっている。持続的にリンパ液を吸引する吸引管があれば、手術はより速く、簡便におこうなうことが可能となる。既存の吸引管は大きく、柔軟性が無いため術野に挿入する事が難しい。
重症リンパ浮腫
[全国] 150,000人
リンパ管吻合術
[全国] 1,000件
国立国際医療研究センター 肝胆膵外科
医師 (20年以上)
腹腔鏡下肝切除肝門遮断鉗子又は軟性ポート
肝切除は、開腹手術においてPringle法と呼ばれる肝門流入血遮断の元、出血量を減らし安全に施行されてきた。腹腔鏡下肝切除が徐々に普及する中、腹腔鏡手術環境下での肝門遮断は、ネラトンカテーテルを締める不十分な方法、ないしは小開腹をして特殊な血管遮断鉗子を入れる方法などがあるが、小開腹の必要なく挿入可能な遮断鉗子、ないしは外筒が軟性となったポートの開発を希望する。
肝細胞癌、転移性肝癌
[自院] 50人 [全国] 100,000人
腹腔鏡下肝切除術
[自院] 10件 [全国] 20,000件
国立国際医療研究センター 整形外科
医師 (30年以上)
電動工具用のドリル、ソーのジェネリック品
整形外科で使用する電動工具に使用するドリルやソーは、単回使用品が多いが、材質的には複数回使用できるにも関わらず単回で破棄せざるを得ない。複数回使用できる、もしくは単回使用でも安価な製品を提供してもらえないか。
変形性関節症
[自院] 200人 [全国] 150,000人
人工関節置換術
[自院] 200件 [全国] 150,000件
国立成育医療研究センター 放射線科
医師 (20年以上)
試作 モニター
小児の放射線治療時の拘束を回避する技術が望まれる。
小児がんなど
[自院] 70人 [全国] 500人
大型機器を用いる検査、治療
[自院] 50件 [全国] 500件
昭和大学藤が丘病院 脳神経内科
医師 (22年以上)
脊髄刺激装置
慢性疼痛や歩行障害に対して脊髄刺激療法が行われているが,観血的治療であり侵襲性が問題である.非観血的脊髄刺激が求められている.
神経変性疾患で薬物療法によって改善しない歩行障害を有する患者数は10万人以上存在すると考えられる.
[自院] 50人
国立がん研究センター中央病院 呼吸器外科
医師 (21年以上)
人工知能を用いた読唇術:日本語会話
頭頚部癌術後の無喉頭者や気管切開を受けている患者さんは声を出すことが出来ません。従来は筆談や文字盤を用いてコミュニケーションを図っていました。近年Googleが開発したLipNetは唇の動きから会話の内容を文章レベルで認識できるようになっています。このような人工知能技術を用いて日本語環境でのソフトウェア開発を目指したいと思います。
わが国において喉頭を摘出した人は全国に2万~3万人と推計されています。あるいは高度難聴患者さんに対する会話ツールとしても利用可能だと思います。
頭頚部癌術後の無喉頭者や気管切開を受けている患者さん
東京慈恵会医科大学 内科学講座 神経内科
医師
前臨床試験用のカテーテル
経動脈的アプローチによる細胞投与治療(再生治療)が注目されている。しかし前臨床試験用のカテーテルが存在せず、トライすることが出来ない。前臨床試験用のカテーテルが必要である。
国立がん研究センター中央病院 呼吸器外科
医師 (20年以上)
医療材料の在庫管理システム
院内での在庫管理に際して、納入された物品に対して手作業でタグ付けを行う作業は
1. 人件費
2. ヒューマンエラーによるタグの貼り間違い
3. 使用された物品タグの剥がし忘れ
4. 使用された物品のバーコードを読み取るための人員
5. 物品毎に貼付される運用シールには病院間の汎用性はない。
が挙げられる。


物品ごとのタグ付けが不要となるシステムは、現場の労力が軽減されより省力化が可能となるとともに、ヒューマンエラーの防止が可能となる。物品に紐づけされる画像は世界共通である。
病院における院内物流管理システム
日本歯科大学附属病院(公益社団法人日本口腔外科学会) 口腔外科
歯科医師
歯冠修復材料
歯冠修復における保険医療材料の主たるものは、金銀パラジウム合金(金12%以上)で、海外からの供給となる。現在、それに代わる材料としてCAD/CAM冠、高強度コンポジットレジンなどが存在するが、完全にこれらに移行する状況ではない。非金属、天然成分、高強度、生体親和性、価格安定等を有する材料の開発、保険導入を進めたい。
日本歯科医大学(一般社団法人日本歯科審美学会) 生命歯学部 接着歯科学講座
歯科医師
研磨材料
各種修復材料を用いて歯の治療を行った際には、自然観に溢れ、光沢のある綺麗な修復表面にするために、必ず研磨を行う。しかし、滑沢かつ艶のある面を得るためには、荒⇒中荒⇒細⇒極細という複数のステップを異なる材料に取り替えながら行う必要があり、手間と時間が掛かっている。
順天堂大学(一般社団法人日本口腔ケア学会) 医療看護学部
その他医療スタッフ
医師と連携
歯ブラシ
妊婦は妊娠初期につわりにより歯磨きができないこと、ホルモンバランスの影響で歯肉炎になりやすいと言われている。妊婦は歯磨きをしなければいけないという思いはあっても、ブラシを口腔内に入れることで嘔吐を誘発し、十分な歯磨き行動がとれずにいる。歯磨き行為が辛く苦しいという現状に対して、嘔吐を誘発しない歯ブラシのようなものが求められる。
順天堂大学(一般社団法人日本口腔ケア学会) 医療看護学部
その他医療スタッフ
医師と連携
スクリーニング機器
妊婦は妊娠初期につわりにより歯磨きができないこと、ホルモンバランスの影響で歯肉炎になりやすいと言われている。しかし、妊婦に関わる助産師は、口腔内のことがよくわからず、どのタイミングで受診を促した方がいいのか判断に困っている。詳しく歯周関連菌を調べるのではなく、その場ですぐに口腔内の状況を判断し、受診を勧めるレベルか、口腔ケアできているかのスクリーニングができるような機器が必要である。
昭和大学(公益社団法人日本口腔インプラント学会/一般社団法人日本老年歯科医学会) インプラント歯科学
歯科医師
インプラントの種類特定システム
インプラントメーカーは数十種類から数百種類存在し、その種類によりドライバーやアバットメントといったパーツが異なる。 埋入元歯科医院の閉院や患者の転居等により、メーカーが不明な場合は対応ができない。
東京慈恵会医科大学 脳神経外科学講座
医師
ラジコン型血管内治療デバイス
脳梗塞に対する新たな治療としてカテーテルを用いた血栓回収術療法が必須である。時間勝負の治療であるにも関わらず、専門医がいない地域ではそもそも治療を受けられない。この距離的制約を乗り越えるために、有線型ラジコンを用いたシンプルな治療デバイスを開発し僻地医療に貢献する。
東京慈恵会医科大学 脳神経外科学講座
医師
カテーテルコネクター
カテーテルを用いた治療には様々な付属品が必要となる。輸入品が多く、必ずしも使いやすい訳ではない。価格の問題から大手が参入しない付属品であっても、日本の加工技術を持ってすればより使いやすい製品ができると考える。現場発のニーズに乗っ取ってアイディア商品の開発に臨みたい。
東京慈恵会医科大学 脳神経外科学講座
医師
長時間測定可能な脳波計の開発
既存の頭皮から測定する脳波は、長時間装着は難しい。我々が考案した方法では最長数か月の連続測定が可能となる。既存の脳波計を用いて簡便に測定できる方法である。電気回路、絶縁加工技術をもったメーカーと共同し、革新的脳波測定技術を構築したい。
東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 基盤研究施設(分子遺伝学)
医師
就寝時呼吸モニター装置
心不全や気管支喘息の末梢気道の浮腫(むくみ)は呼吸の呼気時間の延長をもたらす。それらは感染症や気候(低気圧)、大気汚染(PM2.5や黄砂)など様々な環境要因で変化するが、それらを見える化する手法はない。医師の聴診は主観的で、症状の出やすい夜間や明け方には行い難い。夜間の呼吸のデータを取得して(生体センシング)呼吸数及びその吸気/呼気時間の比率を求め、呼気延長の客観的な評価、早期発見に役立てる。
東京慈恵会医科大学 整形外科学講座
医師
薬液の混合が簡単な注射器
関節炎に対して、関節内に局所麻酔剤とステロイド剤を混合し投与することはよく行われている。大学病院では診療中の医師が混合することが多々あり、時間も浪費し、針刺し事故や感染のリスクもある。ワンタッチで2つの薬液が混合され、注射できるような機器を開発して欲しい。
東京慈恵会医科大学 内科学講座 神経内科
医師
経胸壁心臓超音波検査のための超音波探触子
心機能や心腔内の評価は心臓超音波検査が標準検査である。心臓超音波検査には侵襲のない経胸壁心臓超音波検査(TTE)と、半侵襲的な経食道心臓超音波検査(TEE)がある。詳細な心機能評価にはTEEが望ましいが、内視鏡のように喉頭麻酔や患者自ら探触子を嚥下する必要があり、患者負担は大きくいことや挿入に技術を要するため検査のハードルが高い。探触子の改良で簡便に検査ができれば検査が普及していくと考えられる。
東京慈恵会医科大学 内科学講座 神経内科
医師
NFL迅速測定試薬
神経細胞が何らかの原因により軸索の変性や炎症によって破壊されると、軸索からNeruofilament のフラグメントが体液中に放出される。近年 NFのL鎖(NFL) の測定値と脳梗塞や多発性硬化症など様々な神経疾患と関連があると報告されている。このNFL迅速測定試薬を開発することで、今までなし得なかった採血による神経疾患のスクリーニングが可能になると予測される。
東京慈恵会医科大学 耳鼻咽喉科学教室
医師
目立たず眼鏡と干渉しない補聴器
難聴にて補聴器が必要と自身で認識しつつも、使いたくない人が多い。主因は「障害者として見られる」という整容面のイメージである。「他人が気付かない補聴器なら使いたい」という潜在的ニーズが十分にある(全人口の1割は難聴)。一方で60歳以上の9割が眼鏡を持っていおり、眼鏡の柄と耳掛け型補聴器が干渉する問題もある。最近のイヤホンの進化は目覚ましい。補聴器においてもより目立たず眼鏡と干渉しない物が望まれる。
東京慈恵会医科大学 耳鼻咽喉科学教室
医師
顔面神経の内圧を測定する機械
顔面神経麻痺の患者では、神経がむくみ狭い骨管内で圧が上がる。重症の場合は手術にて骨を解放し、神経鞘という神経を包む膜を切ることで神経内圧を下げる。手術の際、神経内圧を測定したいが、顔面神経は5-10mmと細く、また深く狭い空間の奥にあり、現状の測定器では容易に測定できない。神経鞘を切る前と後で神経内圧を測定したい。
東京慈恵会医科大学 耳鼻咽喉科学教室
医師
人工中耳の音質を評価できる検査機器
人工中耳は振動子を耳小骨や内耳窓に取り付け、直接内耳へ振動を伝播させることで補聴する人工臓器である。補聴器と比べて音質が良いと言われているが、音質(ここでは音の歪みが少ないこと)を評価する方法がない。人工中耳も補聴器も外耳へ音が漏れてくると思うが、それを測定する事で音の音質を比較したい。
東京慈恵会医科大学 内視鏡医学講座
医師
高解像度蛍光内視鏡
消化管運動機能障害は全消化管に生じ、様々な全身疾患の合併症としても認められる。診断法は運動生理学的な検査が中心であり、病因解析は不十分で、効果的な治療法も少ない。免疫組織学的解析により神経叢の異常が一因である事が明らかとなったが、良性疾患であるが故に神経組織の採取は困難である。また、長期経過により症状が変化する疾患もあるため、内視鏡的に継時的観察を行えば、更なる病態の理解に繋がるものと考える。
東京慈恵会医科大学 形成外科学講座
医師
診断ソフト(手先天異常)
顔面の先天異常の診断ソフトはすでに開発されている。手先天異常に関して現在日本手外科学会により分類法が一般的に用いられているが、これらを画像解析ソフトにより分類可能になれば、非専門医でも正しい診断が可能になり、手術時期などの保護者への説明に有用である。また、画像解析ソフトがあれば、手術による整容性の評価が可能になり、手術の効果を数値で表現することが可能になる。
東京慈恵会医科大学 形成外科学講座
医師
手術用リトラクター(開創器)
皮膚切開から術野を展開する際に、左右方向に拡大する装置は古くから使用されているが、腫瘍切除の際、特に最も一般的な皮膚腫瘍である粉瘤摘出の際には、垂直上方向への牽引が重要になる。現在は助手に牽引させることが一般的であるが、これを器械で行うことが出来れば1人でも安全に手術が可能になる。
東京慈恵会医科大学 形成外科学講座
医師
超音波画像の3D再構成ソフト
超音波画像の3D再構成は、位置情報を画像にどのように与えるかという点が重要になる。現在定速モーターを用いたスキャナーにより時間を位置情報に変換する方法、磁気情報を用いて位置情報を得る方法などがあるが、装置の大型化が避けられない。これを超音波画像の中に直接位置情報を埋め込み、ソフトウェアで取り出すことが出来れば汎用性を高めることが可能になる。
東京慈恵会医科大学 形成外科学講座
医師
左右の対称性を可視化するレーザー装置
左右の立体的対称性を求められる手術の場合、術中の対称性の判断は解剖学的ランドマークからの距離測定か、術者の主観に委ねられる。前者は客観的であるが、三次元的な対称性は距離測定のみでは不可能であり、これまで三次元的対称性を可視化することはCTや三次元カメラを用いる以外は不可能で、もっとも必要とさせる手術中に使用できるデバイスは存在しない。
東京慈恵会医科大学 形成外科学講座
医師
画像投影装置
形成外科では主に体表近くを手術の対象とすることが多い。各種画像診断の発達により術前に内部構造を把握することが可能になってきている。画像検査のデータ処理した上でを体表に投影することで、直感的な理解が可能になる。簡易的な方法は開発し、すでに学会で報告している。画像処理、投影装置に関しては課題が多く、今後の課題である。
国立病院機構西埼玉中央病院 小児科
医師
皮膚表面マイクロスコープ画像の評価ソフト
乳児湿疹の早期診断・治療はアトピー性皮膚炎への進展だけでなく食物アレルギー発症予防にもつながり得る。現状の診断・評価は医師の主観的判断に依存するため、客観的には一定しない。デジタルマイクロスコープを用いた湿疹皮膚表面画像の客観的評価に基づく解析ソフトの開発を行い、小児湿疹の診断、重症度、そして治療効果の客観評価を可能にし、遠隔医療にも発展しうるツールに進歩させたい。
東京慈恵会医科大学 耳鼻咽喉科学教室
医師
自動味覚検査
味覚検査は舌の左右と前後と軟口蓋に分けて味の種類を変え、濃度を変え、検査技師が行っているが、時間がかかって煩雑である。そのため、あまり病院でも検査ができない状況である。
東京慈恵会医科大学 耳鼻咽喉科学教室
医師
自動嗅覚検査
嗅覚検査は片鼻ずつ、においの種類を変え、濃度を変え、検査技師が評価を行っているが、におい汚染の問題と、時間がかかって煩雑である。そのため、健康診断にも入っていないし、どの病院でも検査ができる、という状況ではない。
東京慈恵会医科大学 耳鼻咽喉科学教室
医師
嗅覚トレーニングアプリ
嗅神経細胞は脳神経の中で唯一再生能を持つ。加齢性変化や嗅神経性嗅覚障害については、嗅覚トレーニングが有用であることが示されている。日々、嗅覚のトレーニングを欠かさず行ったり、その自己評価ができるアプリがあればより継続でき、異常も発見しやすい。
東京慈恵会医科大学 耳鼻咽喉科学教室
医師
味覚をサポートする器械
味覚障害は味が分からなくなるため、食事が美味しくなくなり、生活のQOLが低下するだけではなく、様々な疾患を引き起こす。また、濃い味を好むようになるため生活習慣病の一因となりかねない。
東京慈恵会医科大学 耳鼻咽喉科学教室
医師
嗅力をサポートする器械
嗅覚障害は、良いにおいをかげなくなるため、生活のQOLが低下するだけではなく、ガス漏れや火事など危険なにおいを感知できないので問題である。更に、近年では認知症やパーキンソン病の初発症状としても嗅覚障害は出現することが分かり、超高齢社会の中、嗅覚維持は重要である。
東京慈恵会医科大学附属病院 リハビリテーション科
作業療法士・理学療法士
医師と連携
バランス評価機器
メジャーにて行っている
東京慈恵会医科大学 リハビリテーション医学講座
医師
リンパ浮腫に対する適切なサポータ
ガンの患者さんが急増して来ています。また、がん治療を行いながら、仕事なり生活をされている方も多く見られます。そのなかで、サポートをかんがえないといけません。合併症のひとつに、リンパ浮腫があります。現在のサポータは欠点が多くあります。改良が必要です。
東京慈恵会医科大学 リハビリテーション医学講座
医師
脳卒中急性期から簡単に座らせる装具
2025年には2人に1人が脳卒中といわれています。残念ながら障害が残った人は後遺症とともに生活をしないといけません。麻痺が生じても発症から10日までに座位ができれば適切な回復期リハビリを受ければ90%歩行可能になります。なので、早く座らせたたせる機械が必要です。
東京慈恵会医科大学 リハビリテーション医学講座
医師
脳卒中後麻痺側をさらによくする装置その2
2025年には2人に1人が脳卒中といわれています。残念ながら障害が残った人は後遺症とともに生活をしないといけません。われわれは、世界に先駆けて今まで治らないとされてきた麻痺を改善させることに成功してきました。さらにその効果を高めるために装置が必要となります。
東京慈恵会医科大学 リハビリテーション医学講座
医師
脳卒中後麻痺側をさらによくする装置その1
2025年には2人に1人が脳卒中といわれています。残念ながら障害が残った人は後遺症とともに生活をしないといけません。われわれは、磁気刺激装置を使って世界に先駆けて今まで治らないとされてきた麻痺を改善させることに成功してきました。さらにその効果を高めるために装置が必要となります。
日本医科大学附属病院 循環器内科
医師
トレーニング・デバイス
セルジンガー法は医師の基本手技である。医学生や研修医がこれをリアリティーをもって練習するデバイスが必要である。
なし
なし
日本医科大学附属病院 循環器内科
医師
インフュージョンポンプ
心房細動カテーテル・アブレーション中には頻回のactivated clotting time (ACT)測定とそれに基づくヘパリン投与を行う必要がある。この操作は頻回であるため術者を煩わせ、かつACT値は採血者によって値が変動する。
1.心房細動などの不整脈
2.冠動脈疾患
[自院] 1,000人 [全国] 300,000人
1.カテーテル・アブレーション
2.冠動脈ステント留置術
*いずれも2時間以上のもの
[自院] 600件 [全国] 150,000件
日本医科大学附属病院 循環器内科
医師
カテーテル
カテーテル・アブレーション施術時のほぼ全例で、冠静脈洞に電極カテーテルを留置する。冠静脈洞は解剖学的バリエーションに富んでいるため、この操作にしばしば難渋する。その場合、ワイヤー・ルーメンを有するカテーテルにガイドワイヤー併用して留置するが、ワイヤーの出し入れが煩雑である。
カテーテル・アブレーションの対象となる不整脈
[自院] 500人 [全国] 100,000人
カテーテル・アブレーション
[自院] 500件 [全国] 100,000件
広島大学病院(一般社団法人日本口腔検査学会) 口腔検査センター
歯科医師
下顎運動測定装置
下顎運動測定は咀嚼運動路を記録し、経路をパターンに分けることで、咀嚼機能と咬合を評価することができる。義歯新製の前後で測定し、保険収載可能である。現在の測定装置は患者の頭部に重たい機器を装着して測定するため、不安定になりやすく、繰り返し計測する場合には時間を要し、検査後に患者が苦言を呈することもある。よって、患者の負担を軽減するためには計測機器の軽量化あるいは非接触性装置の開発が必要である。
有限会社デンタルオフィスささき(一般社団法人日本歯科審美学会) 歯科技工部門
その他医療スタッフ
アプリ
CAD/CAM補綴物のフィットには大きなばらつきがある。フィットが緩いと補綴物の脱離、フィットがきついと補綴物の浮き上がりにつながる。CAD/CAM補綴物を製作する時のセメントスペースの量は適合精度に大きく左右するが、個々の支台歯に合った設定方法がない。
日本大学歯学部付属歯科病院(公益社団法人日本補綴歯科学会) 総合診療科
歯科医師
エンボスラベルライター
我が国は平成29(2017)年10月1日現在、総人口 における高齢化率は27.7%となり、認知症の高齢者数も増加傾向である。義歯装着者は65歳以上からは約半数以上の割合を有しており、義歯の取り違えや紛失は,義歯の管理が困難な認知症高齢者において生じる可能性は高く,その場合に義歯の使用自体をも不可能にしてしまうことに繋がる.このような事故を防止し,義歯の管理をより確実にする取り組みが必要とされる
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