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国立健康危機管理研究機構(旧:国立国際医療研究センター)
臨床工学技士(35年以上)
病院の夜間の病室巡回は、日勤で行う業務と違い非常に神経を使い、トラブルも多い。特に、就寝を妨げられた際のトラブルである。病棟巡回は、患者の生命や状態を確認するための業務の1つであり、疎かにすると患者の生命に大きな影響が出る可能性があり、重要な業務の一つである。就寝を妨げつ且つ、患者の状態を確認することを補助する携帯型デバイスの開発をお願いしたい。
昭和大学藤が丘病院
臨床工学技士(19年以上)
現在販売されている人工透析装置は、治療中の血圧を定期的に自動測定可能である。測定された数値は装置画面上に表示されるが、患者からは見ることができない。医療者がベッドサイドまで行き、患者に数値を伝えるか、画面を患者側に向けることで血圧の値を確認することが可能である。しかし、医療者が装置を操作する際は、画面を戻す必要があるため、患者に自動的に血圧を伝える機能の開発をしたい。
デバイスが使われる疾患等の名称・概要
年間患者数
デバイスが使われる検査・手術・処置等
年間件数
臨床工学技士
心電図やSpO2を主に監視する生体情報モニタについては、無線化されているが実際には送信機にケーブルを接続し、患者にセンサーを取り付けるようになっている。なので、患者が動いたり汗をかいたりすると外れてしまう。本当の意味での患者にとっての無線化を目指す、生体情報モニタを開発したい。
昭和医科大学病院
OPE中には多数のケーブルが使用され、すべてを臨床工学技士が管理するのは難しく、ケーブルが散乱したままになり、断線等による術中のトラブルにより機器が使用できなり、手術の中断や中止も発生してしまいます。そこで、ケーブルを簡単に整理でき、断線を防止できるデバイスの開発を検討しています。
昭和大学江東豊洲病院
臨床工学技士(5年以上)
集中治療室や手術室等で使用されている輸液ポンプやシリンジポンプのポールクランプは、取っ手を回転させるタイプが使用されている。しかし、ポンプを持ちながらの取り付けは難しく力加減も弱くなってしまい、ポールから外れて落下してしまうというインシデントやアクシデントが少なくない。そこで、ポールクランプの取っ手を回転させるタイプではなく、だれでも簡単に取り付けられる簡易型のポールクランプの開発を目指している。
東葉クリニック大網脳神経外科
バスキュラーアクセス(血液透析を行う為に、手術的に作成した血管への通路)へのエコー下穿刺は、穿刺ミスや動脈への誤穿刺等減少できます。エコー画像を読取る技術習得も求められ、エコー下穿刺練習用モデルが必要です。既存のモデルでは、実際の穿刺と異なる事が多い為、初めて患者さんへのエコー下穿刺を行う際に戸惑いを感じます。そこで、より安全に技術を習得できる、エコー下穿刺練習用モデルを開発したいと考えました。
東海大学医学部付属八王子病院
複数の医療機器を、安全かつ適正に使用するためには、それぞれの機器の定格電流を常に把握する必要がある。しかし、使用場所の定格電流上限をすべて把握し、さらに現在かかっている電流値を簡便に把握することは困難である。そこで、これを容易に確認できる機器開発のため、電気関係の企業を求めています。
国立国際医療研究センター
医療用のケーブル(生体情報モニター用など)は多種多様かつ、その使用量も多い。重要な役割を持ちながらも管理が煩雑となり、管理不十分となりやすい。箱に保管したり、フック等にかける様な現在の管理方法では、奥に保管されている物は使用されないので工夫が必要となる。
臨床検査技士(21年以上)
呼吸器は、機種により設定項目の呼び名や略語が違う。そのため呼吸器を使用する際や別の呼吸器に切り替える際に設定入力を間違えることがある。機種に関係なく、設定項目を共通語にし、設定条件をわかりやすくしたり、動作確認の際にわかるようにしたい。
臨床工学技士(21年以上)
医療ガス配管は人工呼吸器を使用する際に、酸素や空気を供給するための配管設備である。人工呼吸器や酸素流量計を使用する際には必ず接続しなければ使用できない。接続には強い力で押し込む必要があり、また外す際にはガスの圧力に負けないよう抑えながら外さなければならない。