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  • 5本指酸素飽和度モニター(ID:1483)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(25年以上)

    脳神経外科手術での光線力学的療法では長時間のパルスオキシメーター装着で爪に熱傷が生じるリスクがあるため術中は定期的に(30分や60分ごと)パルスオキシメーターを装着する指を変えている。定期的に指を変えることは看護師への負担がかかるため、予め5本に指にパルスオキシメーターを装着しておき、設定時間ごとに赤色光の発光指を変えることで指を変える負担を減らすことができる

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    原発性脳腫瘍

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    脳外科光線力学的療法

  • つまりを軽減した吸引管(ID:1484)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(25年以上)

    脳神経外科手術で用いる吸引管は血液や組織でしばしば詰ま流ことがあり、その都度詰まりを取り除くために手術が中断される。吸引管の内部の摩擦を軽減させる加工を施し吸引管の詰まる頻度を軽減させることができれば手術がスムーズになるメリットがある。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    脳外科開頭手術一般

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    脳外科開頭手術一般

  • 脊髄腫瘍における位置決め法(ID:1485)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(25年以上)

    脊髄腫瘍手術において目的とする棘突起は術中にレントゲン撮影で同定してるが、胸椎レベルでは肋骨が邪魔になり正確な位置決めが困難になる。これをレントゲン撮影に頼らず、腫瘍や棘突起の位置を同定できることができれば脊髄腫瘍手術に有用である。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    脊髄腫瘍

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    脊髄腫瘍手術

  • 脊髄腫瘍における液体マーキング剤(ID:1486)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(25年以上)

    脊髄腫瘍手術において目的とする棘突起に経皮的にピオクタニン液を少量注射し術中のマーキングに使用している。しかし市販されているはピオクタニン液は発がん性のリスクが指摘されている。このため安全性の高いマーキング剤の開発が必要と考える。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    脊髄腫瘍

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    脊髄腫瘍手術

  • 服薬管理アプリ(ID:1735)

    NEW

    東京都東京女子医科大学

    東京都医師(15年以上)

    腎移植後の患者において、安定した免疫抑制薬の管理は拒絶反応を防ぎ移植腎機能を長く保つために大変重要な課題である。しかし、小児期に腎移植を受けた患者では、思春期、青年期に怠薬により拒絶反応に至るケースが少なくなく、家族や医療機関と情報を共有できる服薬管理アプリの需要がある。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    腎移植後

    年間患者数

    [自院] 120人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    服薬指導

    年間件数

    [自院] 120件

  • 内視鏡用フットスイッチ滑り止め(ID:1718)

    東京都慶應義塾大学病院

    東京都医師(10年以上)

    内視鏡処置では、送水や高周波装置を作動させるためのフットスイッチが不可欠だが、踏み続けるうちにスイッチの位置がずれてしまうことによく遭遇する。現行でも、滑り止めのためのマットは存在するが、十分とは言えず、また排泄物や血液によって汚染してしまうことも多いため、使い捨て可能で安価な滑り止めマットまたはシートの開発が望まれる。

  • 超音波造影剤と超音波診断(治療)装置(ID:217)

    東京都帝京大学医学部附属病院

    東京都医師(19年以上)

    超音波は侵襲がなく広くがんの診断で利用される。血流を介して造影剤を病変に到達させたところで、超音波を照射することで腫瘍内血流分布や組織への取り込みを描出する超音波造影剤が利用されているが、半減期が短く使用する適応は限られ、治療への利用はなされていない。一方、転移しやすいがんに対し、有効な抗がん剤を送達する手段の開発が求められている。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    がん(肺がん、乳がんなど)の転移

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    造影剤に薬剤を封入する送達機構があれば、描出した腫瘍への高濃度の抗がん剤の投与が可能であり、これまで全身投与では困難であった局所(脳内、体腔内など)への高い治療効果が期待される。

  • 医療介護職が利用可能な療養情報の共有(ID:218)

    東京都帝京大学医学部附属病院

    東京都医師(19年以上)

    がんをはじめとする慢性疾患においては、患者家族が医療・介護職との対話のもとで主体的に治療と療養に関する意思決定を行うことが、満足や安心感をもたらすが、断片的に情報が提供されたり、提供内容が共有されていないことにより関わる職種チーム間の連携が行いづらい。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    がん、非がんの慢性疾患患者

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    診療経過・処方・治療計画・療養方針などがデジタルデバイスで、専門施設と地域の医療機関、介護福祉職で情報共有できることで連携と役割分担が円滑になることが期待される。

  • 手足症候群を予防するインソール(ID:1620)

    東京都国立がん研究センター東病院

    東京都医師(13年以上)

    抗がん剤治療の有害事象の1つである手足症候群は頻度の高い有害事象であり、QOLの低下をもたらす。足は荷重部分に症状が出やすく、歩行時に疼痛が出たりするため生活に支障をきたす。現在広く普及した予防方法や支持療法はない。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    手足症候群

    年間患者数

    [自院] 500人 [全国] 15,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    手足症候群

    年間件数

    [自院] 500件 [全国] 15,000件

  • AI搭載がん相談サービス(ID:1748)

    NEW 試作

    東京都帝京大学医学部附属病院

    東京都医師(29年以上)

    がんは全国で年間約100万人発症し、診断直後から治療・療養まで常に情報と相談先が不足している。専門医や緩和・在宅ケアににつなぐ相談体制の限りがあり、夜間・在宅での相談や不安への対応は困難で、地域格差も大きい。患者・家族が24時間正確な情報にアクセスし、治療や療養における意思決定を支援するためにAI搭載がん相談サービスを開発している。サービスの活用シーンおよびモデル地域を提案いただきたい。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    がんと診断された患者、がん経験者(サバイバー)と家族、相談支援に関わる職種(がん相談員、医師・看護師・薬剤師など)

    年間患者数

    [自院] 2,500人 [全国] 1,000,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    がんと診断された患者、がん経験者(サバイバー)と家族、相談支援に関わる職種(がん相談員、医師・看護師・薬剤師など)

    年間件数

    [自院] 5,000件 [全国] 2,000,000件