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順天堂大学医学部附属順天堂医院
臨床工学技士
人工呼吸器は患者に陽圧のガスを送り、肺を膨らませる機械です。ガスを送る側のチューブを吸気ホース、息を吐く側を呼気ホースと呼び、その機能は異なります。ですが人工呼吸器本体に吸気と呼気を逆に接続してしまっても、人工呼吸器のアラームは鳴らずに作動し、乾燥した空気が患者に送気され肺機能の低下、また肺炎になる可能性もあります。誤接続のまま患者に使用されないデバイスをともに製作可能な企業を求めています。
国立国際医療研究センター
臨床工学技士(22年以上)
臨床現場では多種多様な医療機器が日夜稼働している。そのため、不可抗力による機器破損に出くわす機会も多い。一度、破損すると修理には高額な費用がかかり、使用不可となるため一時的に診療が滞る可能性がある。そのため、現状の医療機器に対して外部装着型の耐衝撃カバーがあると機器破損の機会が軽減できると考える。対象となる医療機器は、落下や衝突の可能性がある、移動や搬送を目的とした機器がメインとなる。
デバイスが使われる疾患等の名称・概要
重篤な呼吸不全の際には、機械的な換気として人工呼吸器が使用される。この際に、医療ガス(酸素や圧縮空気)に含まれる埃等の除去目的として吸気フィルターを使用する事が推奨されるが、製造企業ごとに使用期間が異なりかつ短期間となっている。交換時には、その都度吸気回路を外すため送気が停止されるため、患者の換気に影響を及ぼす。また、交換頻度が多い事からコスト増となるため、長期間使用可能で安価な物が望まれる。
デバイスが使われる検査・手術・処置等
年間件数
臨床工学技士(32年以上)
現在の医療機器は小型になっており、病室でも搬送の際でも使用できものが増えている。しかし、運用上は専用の架台に載せてしようすることから、搬送時にベッドなどに固定する器具がない場合が多い。また、ついていても縦棒専用・横棒専用のように、どこにでも使用出来るわけではないので、結果として使用しないことが多い。
入院するほとんどの患者は、輸液を行う。輸液は室温であり、20度前後の温度だが、患者の体温は36度前後である。1日1~2パック程度であれば輸液によって体温低下をすることはないが、温めるに越したことはない。現在は、加温器という電気ヒーターかお湯を使用したものが販売されているがお手軽感がなく、通常は使用しない。
杏林大学医学部付属病院
手術室では多くの医療機器を使用する為、時にテーブルタップを用いて延長する事がある。過電流を防止する上で本来病院には過電流計が設置されていると思うが、あくまで%での表示でありそもそも視認性自体は良いとは言えない。テーブルタップに現在の消費電流を表示させることで、視認性の向上、また医療スタッフ自身が電気に対する知識を向上させることが出来るのではないだろうか?
手術室でも感染に対する対策は重要である。手術で使用する医療機器の中には、フットスイッチを用いた出力が必要となる機械が多く存在している(例:電気メス、手術用顕微鏡、医療用ドリル等)が、フットスイッチに対するカバー等は存在せず、コスト面も考慮すると市販のゴミ袋で代用する施設が多い。また袋を縛らなくてはならず、手術に対応するスタッフの手間となっている。これらの問題に対応すべく提案を行いたい。
昭和大学病院
臨床工学技士(15年以上)
輸液ポンプを使用している際に、輸液ルート内に駆動部で発生した熱により気泡が発生する。 現状の対応はルートをはじいたり、ペンを使用して気泡を除去している。 よって、プラスチックなどに輸液ルート径の溝を作り、その溝に輸液ルートを巻き付けて気泡を簡便化に除去できるような治具はできないかと考えている。
年間患者数
昭和大学横浜市北部病院
臨床工学技士(6年以上)
医療現場では循環動態をモニタリングするためにAラインによる観血的持続血圧測定を実施することがあり、その際、血液の逆流を防ぐために加圧バッグ用いて300mmHgほどの加圧を行なっていますが、加圧操作にはスタッフへの負担と時間を費やします。また時間経過とともに加圧不足に陥るため、加圧状態の観察も必要不可欠です。簡易的かつ安全に、加圧バッグの加圧操作や加圧維持が行えるデバイスの開発を目指しています。
昭和大学藤が丘病院
臨床工学技士(2年以上)
現在、発売されている注射筒輸液ポンプは進化を続けており、以前のものと比べるとシンプルかつ、アラーム表示は見やすくなった。Covid-19の流行によって感染管理における個室隔離の部屋が増え、それに伴い映像監視設備の完備が増えた。個室部屋への入室にはPPE対応等手間がかかり入室後に薬剤交換の必要性などに気づくことも多いように思う。その例をふせぐために残量表示機能の追加を現場ニーズとして提案する。