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東京慈恵会医科大学
医師
カテーテルを用いた治療には様々な付属品が必要となる。輸入品が多く、必ずしも使いやすい訳ではない。価格の問題から大手が参入しない付属品であっても、日本の加工技術を持ってすればより使いやすい製品ができると考える。現場発のニーズに乗っ取ってアイディア商品の開発に臨みたい。
既存の頭皮から測定する脳波は、長時間装着は難しい。我々が考案した方法では最長数か月の連続測定が可能となる。既存の脳波計を用いて簡便に測定できる方法である。電気回路、絶縁加工技術をもったメーカーと共同し、革新的脳波測定技術を構築したい。
獨協医科大学
経鼻内視鏡手術の際、スコープや鋼製器具が狭い鼻腔を何度も通るため、鼻腔内に圧迫損傷が生じる可能性があるほか、スコープや器具が鼻腔や切開面に引っかかる場合がある。
デバイスが使われる疾患等の名称・概要
デバイスが使われる検査・手術・処置等
年間件数
国立がん研究センター中央病院
医師(25年以上)
外科手術には手術器具のカウントが必要であるが、カウントに時間がとられ手術が中断することがある。予め使用する手術器具をインプットしておき、手術器具が置かれた手術台の写真を読み込ませることで瞬時に手術器具のカウントができるシステムの開発ができると機材カウントが容易となり手術時間の短縮に有用である。
脳外科手術において脳を保持する際に脳ベラが用いられるが、強い力で長時間脳を保持すると脳挫傷が生じる可能性がある。脳への圧迫の程度と時間は術者の判断に委ねられるが、脳ベラに圧センサーを内蔵させ脳に対する圧迫の程度と時間を定量化することで、脳への負担を”見える化”でき、脳挫傷リスクの軽減が期待できる。
脳神経外科手術での光線力学的療法では長時間のパルスオキシメーター装着で爪に熱傷が生じるリスクがあるため術中は定期的に(30分や60分ごと)パルスオキシメーターを装着する指を変えている。定期的に指を変えることは看護師への負担がかかるため、予め5本に指にパルスオキシメーターを装着しておき、設定時間ごとに赤色光の発光指を変えることで指を変える負担を減らすことができる
脳神経外科手術で用いる吸引管は血液や組織でしばしば詰ま流ことがあり、その都度詰まりを取り除くために手術が中断される。吸引管の内部の摩擦を軽減させる加工を施し吸引管の詰まる頻度を軽減させることができれば手術がスムーズになるメリットがある。
脊髄腫瘍手術において目的とする棘突起は術中にレントゲン撮影で同定してるが、胸椎レベルでは肋骨が邪魔になり正確な位置決めが困難になる。これをレントゲン撮影に頼らず、腫瘍や棘突起の位置を同定できることができれば脊髄腫瘍手術に有用である。
脊髄腫瘍手術において目的とする棘突起に経皮的にピオクタニン液を少量注射し術中のマーキングに使用している。しかし市販されているはピオクタニン液は発がん性のリスクが指摘されている。このため安全性の高いマーキング剤の開発が必要と考える。
帝京大学医学部附属病院
医師(19年以上)
超音波は侵襲がなく広くがんの診断で利用される。血流を介して造影剤を病変に到達させたところで、超音波を照射することで腫瘍内血流分布や組織への取り込みを描出する超音波造影剤が利用されているが、半減期が短く使用する適応は限られ、治療への利用はなされていない。一方、転移しやすいがんに対し、有効な抗がん剤を送達する手段の開発が求められている。