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国立健康危機管理研究機構(旧:国立国際医療研究センター)
臨床工学技士(32年以上)
入院するほとんどの患者は、輸液を行う。輸液は室温であり、20度前後の温度だが、患者の体温は36度前後である。1日1~2パック程度であれば輸液によって体温低下をすることはないが、温めるに越したことはない。現在は、加温器という電気ヒーターかお湯を使用したものが販売されているがお手軽感がなく、通常は使用しない。
デバイスが使われる疾患等の名称・概要
デバイスが使われる検査・手術・処置等
杏林大学医学部付属病院
臨床工学技士
手術室では多くの医療機器を使用する為、時にテーブルタップを用いて延長する事がある。過電流を防止する上で本来病院には過電流計が設置されていると思うが、あくまで%での表示でありそもそも視認性自体は良いとは言えない。テーブルタップに現在の消費電流を表示させることで、視認性の向上、また医療スタッフ自身が電気に対する知識を向上させることが出来るのではないだろうか?
手術室でも感染に対する対策は重要である。手術で使用する医療機器の中には、フットスイッチを用いた出力が必要となる機械が多く存在している(例:電気メス、手術用顕微鏡、医療用ドリル等)が、フットスイッチに対するカバー等は存在せず、コスト面も考慮すると市販のゴミ袋で代用する施設が多い。また袋を縛らなくてはならず、手術に対応するスタッフの手間となっている。これらの問題に対応すべく提案を行いたい。
昭和大学病院
臨床工学技士(15年以上)
輸液ポンプを使用している際に、輸液ルート内に駆動部で発生した熱により気泡が発生する。 現状の対応はルートをはじいたり、ペンを使用して気泡を除去している。 よって、プラスチックなどに輸液ルート径の溝を作り、その溝に輸液ルートを巻き付けて気泡を簡便化に除去できるような治具はできないかと考えている。
年間患者数
昭和大学横浜市北部病院
臨床工学技士(6年以上)
医療現場では循環動態をモニタリングするためにAラインによる観血的持続血圧測定を実施することがあり、その際、血液の逆流を防ぐために加圧バッグ用いて300mmHgほどの加圧を行なっていますが、加圧操作にはスタッフへの負担と時間を費やします。また時間経過とともに加圧不足に陥るため、加圧状態の観察も必要不可欠です。簡易的かつ安全に、加圧バッグの加圧操作や加圧維持が行えるデバイスの開発を目指しています。
昭和大学藤が丘病院
臨床工学技士(2年以上)
現在、発売されている注射筒輸液ポンプは進化を続けており、以前のものと比べるとシンプルかつ、アラーム表示は見やすくなった。Covid-19の流行によって感染管理における個室隔離の部屋が増え、それに伴い映像監視設備の完備が増えた。個室部屋への入室にはPPE対応等手間がかかり入室後に薬剤交換の必要性などに気づくことも多いように思う。その例をふせぐために残量表示機能の追加を現場ニーズとして提案する。
年間件数
臨床工学技士(33年以上)
現在マスク式人工呼吸器の使用にあたって困難となっている要素の一つとして過剰なリークがある。このリークは患者との同調性を悪くさせ不快感や疲労を起こす。また、過剰なリークを防ぐためきつくマスクを当てることで褥瘡発生を引き起こす。過剰リークを引き起こす要因として欧米向けのマスクを使用していること、入れ歯を外して装着すること、チューブによる段差などがあり、これらをうまくフィットさせる保護材の開発を目指す。
内視鏡外科手術では腹腔内へポートを通じてカメラを挿入して内部映像をモニターに映して手術を行うが、トロカー内が血液等で汚染されているとカメラの出し入れの際に先端のレンズ部に血液等が付着し、精彩な術野画像が得られなくなる。現在市販品の清掃器具がいくつか出ているが、定価が高い、吸水性が無い等、満足いく製品とは言い難い。今回トロカー内を清掃する用具について提案したい。
国立病院機構岩手病院
NPPVマスクや、経鼻胃管、気管切開チューブなどデバイスの圧迫による皮膚トラブルが発生する。既存製品にも皮膚保護剤はあるが、粘着剤による皮膚のかぶれや、不衛生な管理など皮膚に負担がかかる。また、使用するデバイスや体格によって必要な皮膚保護剤の範囲が異なるため、保護剤の使い分けや、皮膚保護剤をその都度切り分ける作業が必要となる。肌にやさしく、フレキシブルに使用できる皮膚保護剤が必要です。
臨床工学技士(35年以上)
病院の夜間の病室巡回は、日勤で行う業務と違い非常に神経を使い、トラブルも多い。特に、就寝を妨げられた際のトラブルである。病棟巡回は、患者の生命や状態を確認するための業務の1つであり、疎かにすると患者の生命に大きな影響が出る可能性があり、重要な業務の一つである。就寝を妨げつ且つ、患者の状態を確認することを補助する携帯型デバイスの開発をお願いしたい。