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日本大学医学部附属板橋病院
医師(22年以上)
インスリン注射器の単位設定、針の装着、皮下への注射は片手で行うことは困難である。そのため片手が不自由な患者はインスリン治療に他者の介助を求めることが多いが、独居の患者などで介助者を確保するのが困難な場合はインスリン治療を諦め、経口薬に変更するなどで良好な血糖コントロールが得られないことなどが生じる。このような不利益の状況を改善するには片手で注射できるインスリン注射器の開発が必要である。
昭和大学
事務スタッフ
医系総合大学である昭和大学だからこそのユニークな発想・着眼点からの研究シーズ・ニーズを数多く掲載しております。 面談、コメントを希望されます際は、先生のお名前とテーマに関してご記載をお願いいたします。 https://www.showa-u.ac.jp/research/activitiy/collaboration.html
東京慈恵会医科大学
医師
心不全や気管支喘息の末梢気道の浮腫(むくみ)は呼吸の呼気時間の延長をもたらす。それらは感染症や気候(低気圧)、大気汚染(PM2.5や黄砂)など様々な環境要因で変化するが、それらを見える化する手法はない。医師の聴診は主観的で、症状の出やすい夜間や明け方には行い難い。夜間の呼吸のデータを取得して(生体センシング)呼吸数及びその吸気/呼気時間の比率を求め、呼気延長の客観的な評価、早期発見に役立てる。
東京女子医科大学病院
看護師(30年以上)
入院患者への集団給食には1日3食365日の配膳が必要である。日本の動向として、働き世代の人口減少と高齢要介護者の割合の増加が2025年以降加速していく事が予測されており、配膳に関わる人手や手間を減らすためのロボット開発を目指したい。
デバイスが使われる疾患等の名称・概要
デバイスが使われる検査・手術・処置等
日本歯科大学附属病院(公益社団法人日本補綴歯科学会)
歯科医師
チェアサイドで簡便に部分床義歯のクラスプの維持力を測定できる装置は存在しないため。
日本歯科大学附属病院(特定非営利活動法人日本歯周病学会)
口腔内を良好な状態で長期的に維持安定させるには、確実なプラークコントロールが必要である。また、誤嚥性肺炎の予防にも重要視されている。しかし患者の精神的・身体的障害により困難となり、介護の場では見過ごされている現状もある。そこで、だれもが簡単に装着するだけでプラークコントロールが行える装置の必要性を感じた。
歯石の除去は歯周治療の基本であるが、歯肉縁下では確認が困難であるため完全なる除去は困難である。歯石の取り残しは歯周病の再発となる。これまでは歯石を機械的に除去する方法が主体であったが、今後は生体に無害で選択的に歯石が溶解する薬品を用いることで、誰もが確実に歯周治療が行えると思われる。
高齢社会を迎え、撤去できず、使用していないインプラント 体が存在する患者が増加している。粘膜下のみのインプラ ント体を用いて、義歯を維持できるものはない。
日本大学歯学部付属歯科病院(公益社団法人日本補綴歯科学会)
金属アレルギーを有する患者への大臼歯歯冠修復物は、 コンポジットレジンのCAD/CAM冠が保険適応されている。 特に第二大臼歯部の場合は,歯冠高径が十分に得られない 症例が多く、脱離防止を目的に支台歯に保持孔等を付与する 必要があり、このような複雑な形態はCAD/CAMシステムに よる製作が困難である。
東京医科歯科大学(一般社団法人日本口腔衛生学会)
現在ある口臭測定機器は、VSC(揮発性硫黄化合物)の濃度は測定できるが、他のガスを検知することができない。病気のスクリーニングや臨床診断を行うために、多くのガス分析が同時にできる口臭測定器が求められている。