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  • 血管造影装置(ID:869)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都医師(3年以上)

    動脈瘤破裂によるくも膜下出血に対するコイル塞栓術は、正面像と側面像の透視画像によりカテーテルやワイヤーの位置を判断し手術を行っている。一方、動脈瘤の形状、向き、患者の頭位、体格、差し歯の位置などから正面像と側面像の角度は制限されている。そのため、ワイヤーとカテーテルが奥に進んでいる場合でも、画像上は変化なく見えることがある。経験数が少ない医師が安全に手術を行うには、立体的な位置確認は重要である。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    くも膜下出血

    年間患者数

    [自院] 30人 [全国] 30,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    動脈瘤コイル塞栓術

    年間件数

    [自院] 25件 [全国] 50,000件

  • 超音波プローブ(ID:866)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都医師(22年以上)

    小径腎がんに対する標準手術として、ロボットあるいは腹腔鏡下に行う腎部分切除術が広く施行されている。腎がんの周囲に正常組織をつけて切除する必要があり、術中に小さな超音波プローブを挿入して切除範囲を決定している。その際、プローブで見た後にプローブを離して、凝固で印をつけている。プローブを腎臓につけたまま何らかの方法で印をつけることができると簡便だと思われる。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    腎がん 

    年間患者数

    [自院] 10人

  • ドレーン排液を吸収してくれるシートの開発(ID:862)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都医師(27年以上)

    病棟でのドレーンの排液は通常閉鎖空間で行われるが、時にオープンとして管理することがある。排液量が多いと容易に貼り付けしたガーゼを交換せざるを得ず、スタッフの手間やトラブルの元になる事が少なくない。できれば簡単な吸収しやすいデバイスを開発したい。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    全ての外科疾患

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    オープンドレーンとなる症例

    年間件数

    [自院] 100件

  • 皮膚保護剤の開発(ID:861)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都医師(27年以上)

    病棟でのシャワー時に点滴などの刺入部をカバーする必要があるが、その作業は手間を擁している。水分が付いてはいけない部位なので、清潔に確実なテープ保護が必要であり、簡単なデバイスを開発したい。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    全ての疾患

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    点滴治療を要する症例

  • 採血をしなくとも血液ガスが感知できる器械(ID:859)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都医師(27年以上)

    集中治療室や一般病室で酸素化のマーカーとして血液ガス分析が行われている。頻回の採血が必要となるが、感染の危険性や患者に動脈ラインの留置などの負担をかけている。採血をしないでの近似値で数値がわかるととても便利である。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    すべての全身麻酔手術症例

    年間患者数

    [自院] 4,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    すべての全身麻酔手術症例

    年間件数

    [自院] 4,000件

  • 腸瘻チューブの接続(ID:856)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都医師(27年以上)

    経口摂取不良症例や消化管手術の際に栄養療法目的の腸瘻を増設することが多いが、接続に伴うトラブルが少なくない。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    食道癌、胃癌

    年間患者数

    [自院] 70人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    腸瘻造設

    年間件数

    [自院] 70件

  • エコー用マーキング機器(ID:855)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都医師(13年以上)

    形成外科は、エコー下に細い血管を同定し、術前マーキングを日々おこなっている。しかし、エコー下のマーキングは煩雑で曖昧であり、エコーを外し、おおよそエコーの中心であった部位にシリンジなどを使い皮膚に跡を付けた後、ゼリーを拭いて油性マジックで印を付けているというのが現状である。エコーを用いながらのマーキングができないか。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    皮膚欠損(悪性腫瘍、外傷、熱傷後など )

    年間患者数

    [自院] 200人 [全国] 20,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    遊離皮弁術、皮弁形成術

    年間件数

    [自院] 150件 [全国] 15,000件

  • 電動工具用のドリル、ソーのジェネリック品(ID:852)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都医師(30年以上)

    整形外科で使用する電動工具に使用するドリルやソーは、単回使用品が多いが、材質的には複数回使用できるにも関わらず単回で破棄せざるを得ない。複数回使用できる、もしくは単回使用でも安価な製品を提供してもらえないか。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    変形性関節症

    年間患者数

    [自院] 200人 [全国] 150,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    人工関節置換術

    年間件数

    [自院] 200件 [全国] 150,000件

  • モニター(ID:714)

    試作

    東京都国立成育医療研究センター

    東京都医師(20年以上)

    小児の放射線治療時の拘束を回避する技術が望まれる。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    小児がんなど

    年間患者数

    [自院] 70人 [全国] 500人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    大型機器を用いる検査、治療

    年間件数

    [自院] 50件 [全国] 500件

  • 脊髄刺激装置(ID:844)

    東京都昭和大学藤が丘病院

    東京都医師(22年以上)

    慢性疼痛や歩行障害に対して脊髄刺激療法が行われているが,観血的治療であり侵襲性が問題である.非観血的脊髄刺激が求められている.

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    神経変性疾患で薬物療法によって改善しない歩行障害を有する患者数は10万人以上存在すると考えられる.

    年間患者数

    [自院] 50人