ニーズをみる
検索する
選択された検索カテゴリ:
国立国際医療研究センター
臨床工学技士(22年以上)
臨床現場では多種多様な医療機器が日夜稼働している。そのため、不可抗力による機器破損に出くわす機会も多い。一度、破損すると修理には高額な費用がかかり、使用不可となるため一時的に診療が滞る可能性がある。そのため、現状の医療機器に対して外部装着型の耐衝撃カバーがあると機器破損の機会が軽減できると考える。対象となる医療機器は、落下や衝突の可能性がある、移動や搬送を目的とした機器がメインとなる。
デバイスが使われる疾患等の名称・概要
医療法人財団川野病院
看護師(12年以上)
術中、ガーゼや器械等のカウントが合わず、手術を一時止めて探し、見付からない場合、ポータブルレントゲンにて確認をすることがあります。それにより、手術・麻酔時間の延長、患者への身体的負担の増大、レントゲンによる被爆、人の手配による更なる人手不足、医療従事者の精神的な負担が考えられます。マイクロ下で使用する針等小さな物も発見できるような装置ができてほしいです。
整形外科、主に人工関節手術で着用するヘルメットですが、中のファンの調整が難しく、効き過ぎると術中指示などが聞こえにくく、効きが悪いと、息苦しく感じます。また、術後の首への負担、固定を閉めすぎると頭痛が出たり、額に跡が残り、特に女性は髪のまとめる位置を調整しなくてはなりません。簡便な物になるよう改善したい。
年間患者数
デバイスが使われる検査・手術・処置等
年間件数
主に整形外科で使用されるSBドレーンは、ボトルとYチューブ、ドレナージチューブの接続部分が、引っ張られても抜けにくい構造にはなっていないため、術後退室前に、医師や看護師がその2カ所をテープや余った糸で固定をしています。退室前は忙しく、時間のロスとなり、また、患者への処置以外でのテープの消費も問題点となります。術後に固定をしなくてもいいよう、接続部分に「ロック機能」などを取り付けてもらいたい。
国立病院機構新潟病院
医師(18年以上)
新生児や、痩せ形の患者など、聴診面と患部に隙間が生じると音が聴き取りにくい。従来は、小さな聴診器で対処していたが、振動面が小さい分音が小さい欠点があった。また、電子聴診器で音を増幅させる方法は、電源を要し、高価であった。この課題を解決するため、聴診器自体を改良したい。
従来の喀痰吸引法は、吸引カテーテル端が喀痰に届かなければ吸引効果が得られない。盲目的挿入では十分な効果が得られず、気道損傷などの危険性もあった。カフアシストなどの機械的咳補助(MI-E)は、低侵襲・短時間な排痰法として知られているが、装置が高価且つ訓練なしに実行は困難だった。
東京女子医科大学
医師(20年以上)
現在の治療はX線を利用しており、術者や患者さんの被爆が問題となっている。装置自体は、術者の周囲で邪魔にならぬような遮蔽板をセットしたい。
現在は、X線を利用して、大腿部からカテーテルを頭部まで誘導している。患者さんによっては血管の蛇行が強く誘導に難渋する。様々な工夫をしているが、根本的な解決をめざしたい
カテーテル形状やデバイス選択など、経験と個人の知識に依存にしている部位を、AIが判断し、適切な形状やデバイス選択を提供するシステム
医師(16年以上)
顔面骨折に対する三次元実態モデルを用いたシミュレーション手術が普及して久しい。画像解析ソフトで整復モデルを作成し術中に整復位の指標として用いるのが一般的な使用法だが、この整復モデルは健側のミラーイメージを骨折部に重ね合わせて作成されることが多く、その精度は必ずしも高くない。整復後の形態をデータ上で作成するための、別のアプローチを模索している。