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  • 胎児治療用トロッカー(ID:1354)

    東京都昭和大学病院

    東京都医師(13年以上)

    胎児治療

    年間患者数

    [自院] 3,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    子宮内胎児内視鏡治療

  • 加圧維持デバイス(ID:1353)

    東京都昭和大学横浜市北部病院

    東京都臨床工学技士(6年以上)

    医療現場では循環動態をモニタリングするためにAラインによる観血的持続血圧測定を実施することがあり、その際、血液の逆流を防ぐために加圧バッグ用いて300mmHgほどの加圧を行なっていますが、加圧操作にはスタッフへの負担と時間を費やします。また時間経過とともに加圧不足に陥るため、加圧状態の観察も必要不可欠です。簡易的かつ安全に、加圧バッグの加圧操作や加圧維持が行えるデバイスの開発を目指しています。

    年間患者数

    [自院] 1,200人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    観血的持続血圧測定が必要となる場面 (ICUや救急外来、OPE中など)

  • 輸液ルートに発生した気泡除去の簡便化(ID:1352)

    東京都昭和大学病院

    東京都臨床工学技士(15年以上)

    輸液ポンプを使用している際に、輸液ルート内に駆動部で発生した熱により気泡が発生する。
    現状の対応はルートをはじいたり、ペンを使用して気泡を除去している。
    よって、プラスチックなどに輸液ルート径の溝を作り、その溝に輸液ルートを巻き付けて気泡を簡便化に除去できるような治具はできないかと考えている。

    年間患者数

    [自院] 56,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    輸液管理

  • チューブ鉗子(ID:1351)

    東京都昭和大学大学院

    東京都臨床工学技士(8年以上)

    チューブ鉗子は主に手術室で使用されている。近年、臨床工学技士も女性スタッフが多くなり、女性の力ではチューブ鉗子を締めづらい問題がある。
    チューブ鉗子は、COVID-19で注目されたECMO業務や人工心肺業務で使用されており、外れると血液が漏れ重大なインシデントの可能性が考えられる。
    これらの問題を解決し、簡便性、安全性に優れたチューブ鉗子の開発を目指している。

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    心臓手術、ECMOなど

    年間件数

    [自院] 215件

  • 噛まれても皮膚に傷がつかない手袋の開発(ID:1350)

    東京都昭和大学横浜市北部病院

    東京都医師(38年以上)

    救急外来には意識が朦朧とした患者が搬入される事があり、スタッフに噛み付いたり血が出るまで引っ掻いたりされる方がおられ、傷口から感染が起こる危険があります。現状ではゴム手袋だけでは怪我の予防に無力です。工事現場や刃物を扱う職場で使用される怪我を防ぐ繊維を医療現場に応用できれば、世界中で使用される可能性があると思います。消毒や水洗い可能、ゴム手袋並みに細かい動きができ、肘まで覆える手袋が求められます。

    年間患者数

    [自院] 20人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    手袋

    年間件数

    [自院] 20件

  • 使い切り内視鏡曇り止めレンズクリーナー(ID:1349)

    東京都昭和大学病院

    東京都医師(14年以上)

    消化器内視鏡施行時には、レンズの曇りを防ぐために、市販の小ボトルタイプのレンズクリーナーを使用するが、患者毎に交換はされないのが現状である。清潔になるように注意して使用するが、ボトルが汚染されることが懸念される。その場合は廃棄が必要なため無駄も多い。1回で使い切り内視鏡レンズクリーナーがあれば臨床現場で重宝されると考えられる。また、現在のレンズクリーナーよりも曇り止め効果が強ければ理想的である。

    年間患者数

    [自院] 10,000人 [全国] 1,000,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    内視鏡検査

    年間件数

    [自院] 10,000件 [全国] 1,000,000件

  • 医療施設用小児ベッド(ID:1347)

    東京都昭和大学病院

    東京都医師(7年以上)

    医療施設用小児ベッドは転落防止柵を設けており、上段・中段・下段の高さに手動で変えることが出来る。そのため保護者および医療従事者が児から目を離す際は柵の高さを上げるよう啓発しているが転落事故の報告が毎年あり、改善がみられていない。また転落事故後の合併症の報告もある。柵の上げ忘れなどは更に多いことが予想される。このような現状を踏まえ、転落事故防止を強化した医療施設用小児ベッドはニーズがあると考える。

    年間患者数

    [自院] 4,500人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    入院で使用される医療施設用小児ベッド(サークルベッド)

    年間件数

    [自院] 2,000件

  • 急変予備群患者を効率的に抽出するデバイス(ID:1346)

    東京都昭和大学横浜市北部病院

    東京都医師(20年以上)

    RRSは急変を未然に防ぐシステムであり、起動基準として早期警告スコア(NEWS)が使用されている。NEWSは、①意識状態②酸素投与の有無③血圧④脈拍⑤SpO2⑥体温⑦呼吸数をスコア化し評価するが、病棟や外来で迅速に施行するのは困難である。そこで見て評価可能な①②を除いた③~⑦をスマートウオッチのように一度に測定し、スコア化が可能となれば迅速なRRSの起動に繋がり、急変患者の減少が期待できる。

    年間患者数

    [自院] 600人

  • 手入力された電子データの変換システム(ID:1345)

    東京都香川大学

    東京都医師

    医療分野ではデータベースの集約化が進み、ビッグデータとして研究・利用が期待されている。生体情報など数値データの利用は容易だが、病名やカルテの内容などのテキストデータは、言い回しが人により微妙に異なり、利用に困難がある。現状、医師や看護師が予め定められた文言で手作業で入力し、労働時間の超過の原因の一つとなっている。この作業を自動化できないか。

  • 観血的動脈血モニタリングシステム(ID:1344)

    東京都稲沢市民病院

    東京都医師

    橈骨動脈や足背動脈で異常に高い血圧表示を是正することが臨床的に有用な場面が多々ある。動脈分岐末梢からの反射波をシミュレーションなどを使ってリアルタイムに計算し、観血的動脈血のモニタリングができればと考えている。