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ICU関連業務を低減させるデバイス(ID:1422)
東京女子医科大学病院
臨床工学技士(20年以上)
現在、多くの医療機器がICU内部で使用されているがその多くがいまだに目視や定期チェックなどICU医療従事者の確認で実施されている。そのため多くの有用なデータがカルテ等へ記載される機会を失っている。それらの多くは医療機器の改良点や使用環境をより医療機器側に落とし込むことで解決すると考え、いくつかの機器についてのニーズを紹介する。
デバイスが使われる疾患等の名称・概要
ICUに入室する必要のあるすべての患者に該当する年間患者数
[自院] 1,200人デバイスが使われる検査・手術・処置等
ICUでの管理・定例業務年間件数
[自院] 1,200件 -
東京女子医科大学病院
医師(23年以上)
栄養や化学療法等を目的とした中心静脈カテーテル留置術は、日々多数の診療科で実施されているが、動脈への誤挿入による致死的な合併症(大量出血、脳梗塞等)が全国的に問題となっている。挿入時のX線写真から、静脈内に正しく挿入されているかを判定するアプリを作成し、医療安全に貢献したい。
デバイスが使われる疾患等の名称・概要
中心静脈カテーテル留置を実施される患者(全国的に日々多数の科で多数の患者に実施されている)年間患者数
[自院] 480人デバイスが使われる検査・手術・処置等
カテーテル挿入は、X線透視室や血管撮影室で実施される。X線透視や撮影画像を、PCに取り込む、またはスマートフォンで撮影して判定する。年間件数
[自院] 480件 -
足部手術体位補助装置(ID:1420)
東京女子医科大学
医師(12年以上)
現在肩用手術補助器械が開発されているが、これは主として関節鏡手術の補助器械である。足関節および足部手術は術中体位変換が高頻度かつバラエティーに飛んでおり、現在の器械を使用するのは困難である。昨今は女性医師も増えてきているが、下肢手術の体位保持はかなりの体力を要する。このため、手術支援器械として、本装置の開発を目指している。
デバイスが使われる疾患等の名称・概要
様々使用用途はあるが、足関節および足部手術を主として想定している。(足趾形成、中足部固定、足関節固定、脛骨骨切り術、偏平足など)場合により膝手術などへの応用も可能と考える。年間患者数
[自院] 50人デバイスが使われる検査・手術・処置等
足関節および足部の手術年間件数
[自院] 50件 -
骨粗鬆症治療支援アプリ(ID:1419)
東京女子医科大学
医師(12年以上)
骨粗鬆症患者人口は日本でも1100万人以上に上ると言われており、2022年9月のニュースでも今後政府が骨粗鬆症治療に注力することが報告された。骨粗鬆症治療は生涯に渡ることが多く、日常生活とも密接に関連している。アプリにより治療の記録や生活指導などを行うことにより、治療率を向上させることが出来ると考える。現在の主なアプリは製薬会社ベースのアプリが主であり、継続的な使用に適していない。
デバイスが使われる疾患等の名称・概要
骨粗鬆症治療の支援、および骨粗鬆症の啓蒙活動年間患者数
[自院] 100人デバイスが使われる検査・手術・処置等
診察治療支援年間件数
[自院] 100件 -
透析中の血圧測定を簡易化するデバイス(ID:1406)
望星新宿南口クリニック
臨床工学技士
透析中は循環動態・電解質の変動のより血圧が下がりやすい。血圧計を付けたままだと時間経過で緩んでしまい、血圧測定が正確に出来ない。また、圧迫感や拘束感を感じ、外して欲しいとの要望が多い。限られた時間・スタッフ数でバイタルサイン測定を行っていることから測定忘れが目立ち、個人の巻き方によっては血圧にバラつきが見られる。これでは急変の予測は難しい。その為、誰でも簡易的に測定できるデバイスが必要と考えた。
デバイスが使われる疾患等の名称・概要
透析デバイスが使われる検査・手術・処置等
透析 -
加温加湿器の電源入れ忘れ防止システム(ID:1408)
埼玉医科大学国際医療センター
臨床工学技士
人工呼吸器管理で用いる加温加湿器は、人工呼吸器の換気と連動しておらず、手動で電源を入れている。しかし、加温加湿器の電源入れ忘れを検知する機能が無いため、人工呼吸器管理の開始や再開時に加温加湿がされず乾燥したガスが送られ、重篤な状態に発展するトラブルが発生している。医療従事者にとって加温加湿器電源の入れ忘れを防止する、または気が付けるデバイス・システムの開発が望まれる。
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呼吸器-加湿器連動システム(ID:1409)
東京医科歯科大学医学部付属病院
臨床工学技士
加温加湿器併用中の人工呼吸器トラブルのひとつに加湿忘れがあり、加湿不足は最悪の場合、肺炎や気道閉塞の要因となる。それぞれ別のシステムで作動している人工呼吸器と加温加湿器を連動させるシステムがあれば、このトラブルを回避できる可能性がある。
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小腸閉塞治療に対する電気刺激治療システム(ID:1410)
東京大学医学部附属病院
臨床工学技士
癒着性小腸閉塞に対する治療として、腸内圧を減圧するためにイレウスチューブ(LT)挿入術が施行される。この処置は手技難易度が高く手技時間も30分以上かかるため患者の苦痛が大きい。さらに約30%の患者は手術へ移行してしまう。よって、患者苦痛, 手技難易度, 治療効果の点でLTによる治療は改善すべき課題が残されている。そこで、患者苦痛を軽減し手術移行率を減らすために、新たな腸閉塞デバイスを考案している
デバイスが使われる疾患等の名称・概要
小腸閉塞年間患者数
[全国] 80,000人デバイスが使われる検査・手術・処置等
消化管アンギオ室