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国立国際医療研究センター
医師
神経障害をきたした新生児の場合、脳圧のモニタリングをすることは全身管理の上で有用だと考えられるが、現在、新生児の脳圧を観血的に(あるいは非観血的に)モニタリングできるNICUはほとんどない。大泉門の触診で脳圧を推定することが一般的であるが、他覚的かつ客観的に脳圧を計測することができれば、児の管理に有用と思われる。
デバイスが使われる疾患等の名称・概要
年間患者数
新生児・乳児の尿検査はしばしば行われる。ただ、既存の採尿パックではテープの粘着力が高く(高くないと剥がれやすくなる)粘着部位の皮膚の発赤、損傷が高頻度に発生するため、特に皮膚の未熟な新生児・乳児期早期では検体採取が困難、かつリスクを伴う。侵襲の少ない採尿方法が望まれてる。
デバイスが使われる検査・手術・処置等
新生児集中治療室(NICU)で使用される保育器(閉鎖式保育器Incubator)は、外部からの微生物の侵入を阻止するとともに、内部の保温と加湿を行うことが主な役割である。近年、保育器の性能は年々進歩し、性能は向上しつつあるが、高湿度や高環境温が問題となるケースがある。現在、市販されている保育器には除湿、あるいはクーリングの機能はなく、こうしたケースでの器内環境のコントロールは困難である。
薬剤師
化学療法を行う患者は年々増加している。医療現場においては、増加する抗がん剤調製業務、作業者の安全性確保、正確な調製を行うための技術の確保、作業に伴う消耗品費用の増加が懸念されている。抗がん剤調製ロボットの利用により、医療従事者の作業効率、安全性の改善が期待できるが、現状においては、導入費用が高く、実用性が低いことから普及には至っていない。
年間件数
髄圧測定管の取り付けが困難であり、髄腔からずれてしまうことが何度かあったため
一人でルートキープする際に取り付けが困難であった
穿刺のあともみだしができない人がいた
患者ストレスの増悪により症状が悪化したり、かえってせん妄が誘発されることがあった
採血管がつけにくく引っ張られて血管から抜けてしまうことがある
インスリンの注射針は、リキャップするようになっており、プラスチックの蓋と針をセットで医療ゴミとして廃棄するので、エコロジー的に良くない。針だけ外せて、プラスチックの蓋はリサイクルに回せると良いと思う。