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昭和大学病院
看護師
経腸栄養はRTH(Ready To Hang:つり下げ式)が主流となっている。しかし1回の投与量が1パック分とは限らないため、途中の付け替えが必要となる。途中の付け替えは患者が看護師を待つことや呼ぶことの負担のほか、看護師の作業効率も低下する。2パック同時に接続可能なルートがあれば、患者・看護師の負担軽減につながることが期待できる。
昭和大学横浜市北部病院
車いすのフットレストの材質は硬く、特に裏側は凹凸があり、下肢にフットレストが接触した場合に、外傷性の皮膚障害(皮下出血や皮膚裂傷;スキンーテア)を起こすことがよくある。特に高齢で皮膚が脆弱な患者では、皮膚障害が重症化する可能性もある。移乗時だけでなく、自走している患者や車いすに座っている際にも注意が必要な状態。材質を変えることで皮膚損傷の予防ができると考える。
昭和大学藤が丘リハビリテーション病院
モニター心電図には、波形、脈拍数がでているが、不整脈、電極のはずれ等により、アラームが発生する。不整脈に関しては、経験の浅いスタッフなどは、何の不整脈なのか判断できず、どのように他のスタッフや医師に報告してよいのか困ることがある。
多くの医療機器が挿入された重症患者のベッドからストレッチャーへの移動には、マットを体の下に入れ込み、多人数で入れ込んだマットを持ち上げて移動している。挿入物が抜けないよう細心の注意をしながら実施している。安全にかつスタッフの身体に負担のない移動方法があるとよい。
国立がん研究センター東病院
看護師の離職理由として、職場に求められる能力とのギャップや、現場での教育環境などが理由として挙がっている(厚生労働省)当院でもせん妄や認知症への対応、急変や患者家族への接遇などで悩む新人看護師は多く、研修や参考書などで学習しても、実際に上手く対応できていない現状がある。映像を用いた学習も進んでいるが、よりリアルに疑似体験、または経験者の追体験ができるようなシステムがあれば実践に生かせる
帝京大学医学部附属病院
夜間、入院患者さんの状態を確認するために看護師が定期的にラウンドを行うが、その際、ライトの明るさや物音で患者さんの安眠を妨げてしまうことがある。看護師の手元のみを照らし、かつ、両手が使えるなど、扱いやすいライトが必要である。
看護師は手指消毒用ハンドジェルをポケットに装着して携帯しているが、片側だけが重くなりバランスが悪く、肩が凝るなどの弊害がある。また、歩く際に容器が手にあたり打撲痕ができることもある。
国立がん研究センター中央病院
看護師(28年以上)
中心静脈カテーテルの閉塞予防として生理食塩水による陽圧ロックが必要である。陽圧ロック時はエクステンション部のスライド式クレンメを使用しているが、繰り返しの使用でクレンメが破損したり、未使用時に落下し紛失することがある。また、シングルルーメンにはクレンメの付属がない。片手でのロックが容易で、丈夫な素材かつカテーテル管理に適したクレンメ単品の製品化が望まれる。
デバイスが使われる疾患等の名称・概要
年間患者数
デバイスが使われる検査・手術・処置等
年間件数
看護師(9年以上)
当院の通院治療センターでは、毎日平均約150名の患者が抗がん剤の治療を受けており、治療に伴う副作用や有害事象の出現も様々である。その中で、共通して起こりうる事象として、「血管外漏出」があり、抗がん剤の種類によっては、外科的な治療が必要な場合が生じる。血管外漏出は、熟練した看護師であったとしても、早期発見は難しく、業務に追われると発見が遅れることも多々あるため、検知するデバイスの開発が必要。
東京女子医科大学
看護師(15年以上)
体外にバスキャスカテーテル、腹膜透析のPDチューブなどを留置している子供がいるが、その固定・収納方法は成人と違って容易ではない。現状、バスキャスカテーテルはヘアバンドやヘアピンで固定、PDチューブはお手製のポシェットに収納などをしているが、不安定であったり、子供の肩こりや不快感違和感、活動の妨げが生じている。長期入院や在宅療養において子供が安全安楽に生活できるためのより機能的で有用なものが欲しい。