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国立国際医療研究センター
医師(22年以上)
外来で下肢浮腫を患う患者を診察することが多く、毎回夜間の下肢挙上を指導している。その場では枕や布団をロールにする方法を教授しているが、専用の下肢挙上枕があると患者さんは購入を希望するだろうといつも考えている。商品化されている下肢挙上枕は、幅が狭いためにずれやすく、安全面が担保されていない。また専門的にみても下肢浮腫を効率的に改善するように出来ていない為、専門的な視点から枕を開発したい。
デバイスが使われる疾患等の名称・概要
年間患者数
デバイスが使われる検査・手術・処置等
年間件数
慶應義塾大学
医学博士
抗体医薬品の市場規模が拡大する一方で、薬価が高いことが問題となっています。製造コストのうち精製コストが占める割合が大きくなっています。抗体精製に利用されるプロテインAのペプチド構造を模倣した合成高分子による安価なカラム充填剤を開発しました。
帝京大学医学部附属病院
看護師(22年以上)
医療関連感染を防止するためには手指衛生が有効であり、その実績は手指衛生剤の使用量を測定することとしている。消毒剤の種類に拘らず簡便に消毒剤の使用量を計測でき、一定期間の使用状況を計算できるようなソフトウェアを開発していただきたい。
東京女子医科大学
医師(40年以上)
敗血症はきわめて緊急性を要する(1時間ごとに死亡率7.6%増加)致死性の病態であり、日本国内では年間約10万人もの方が亡くなっている。その処置・診断には『血液培養検査』が不可欠であるが、現在の測定原理は半世紀前から変わっておらず、陽性反応までに1~7日、起因菌の同定までには更に2日以上を要している。我々は現在の先進的技術(ガス分析等)を活用し、より迅速かつ簡便な血液培養装置の開発を目指している。
国立成育医療研究センター
臨床工学技士
「補助人工心臓」や「補助循環」などの装置で形成された血栓は、脳梗塞などの重篤な合併症を引き起こす可能性があるため、日常管理で早期に発見することが重要となります。市販のライトを使いながら血液ポンプや回路チューブを目視にて確認していますが、ライトの種類や周りの明るさ、血栓の大きさや色、形成された場所によって見やすさが異なり、血栓の有無の判断が難しく、非常に手間を要しているのが現状です。
補助循環システムにはトランジットタイプ型の超音波流量計が搭載されていますが、複数の箇所を測定したい場合、追加で流量計が必要となります。最近では2点流量測定できる補助循環システムも販売されていますが、高価格であり、追加で流量計を用意することを困難にしている一つの要因となっています。
在宅移行で患児が人工呼吸器を使用する際、介護者となる家族は機器の取り扱い方法や回路の組立て方など事前に覚えるべきこと多く、そのサポートは主に臨床工学技士が行っています。しかし、トレーニングの場所や時間的な制限があること、担当する臨床工学技士の人員不足などの問題があり、介護者自身で効率的に学習できる新たな教育ツールの開発を必要としています。ソフトウェア開発や出版に関連する企業の協力を求めています。
千葉大学医学部附属病院
看護師
手術医療の中でも体内異物遺残を防止することは重要なミッションである。しかし,手術中にマイクロ針付き縫合糸が紛失してしまうことがある。紛失した場合,手術チームで協力して手術室内のあらゆる場所を捜索するが,マイクロ針は3㎜~6㎜程度と小さくは捜索が極めて困難である。また,レントゲンによる確認も困難である。患者の安全を確保するためにも,マイクロ針付の縫合糸の紛失を防ぎたいと考えている。
千葉県がんセンター
手術室では、針やガーゼ、微小な破損を術野で捜すことが多々あり、 手術を中断し周囲を捜索する。 早く手術を進めたい外科医と、探し出して患者の安全を確認したいNs、それぞれがヤキモキする。 こんな場合に、ポータブルレントゲンよりも、もっと小型で滅菌状態で臓器以外の物に反応する機器はないだろうか? 遺残を防ぎ安全の確保、手術時間の短縮、医師のイライラ予防に繋がると考える。
医療法人財団川野病院
看護師(12年以上)
主に整形外科で使用されるSBドレーンは、ボトルとYチューブ、ドレナージチューブの接続部分が、引っ張られても抜けにくい構造にはなっていないため、術後退室前に、医師や看護師がその2カ所をテープや余った糸で固定をしています。退室前は忙しく、時間のロスとなり、また、患者への処置以外でのテープの消費も問題点となります。術後に固定をしなくてもいいよう、接続部分に「ロック機能」などを取り付けてもらいたい。