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  • インテリジェント無影灯(ID:1594)

    東京都国立健康危機管理研究機構(旧:国立国際医療研究センター)

    東京都医師(19年以上)

    現在の無影灯は手術スタッフが直接手動で動かすものであり、照射部位と術野がずれた場合は術中に微調整する必要がある。天吊りのモニターと干渉したり、手術に入っている医師の頭に光が遮断されることも多く、位置調整には少なからぬ労力とストレスがかかる。手術に集中していると無影灯の調整まで気が回らないこともある。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    悪性疾患、良性疾患、外傷など

    年間患者数

    [自院] 1,000人 [全国] 1,500,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    開腹手術、開胸手術、開心手術、四肢の手術など

    年間件数

    [自院] 1,000件 [全国] 1,500,000件

  • 褥瘡計測/評価用スマホアプリ(ID:1595)

    東京都国立健康危機管理研究機構(旧:国立国際医療研究センター)

    東京都医師(38年以上)

    現在全ての入院患者において褥瘡対策に関する診療計画書を作成することになっている。褥瘡の評価はDESIGN-R2020を用いるが、大きさは直交する最大径を掛け合わせた長方形の面積で近似しており、実際の面積と乖離することがある。スマホアプリで面積を直接計測出来れば乖離がなくなり、病棟看護師の業務も大きく軽減できる。
    さらに深さ・浸出液・炎症・感染・肉芽形成・壊死組織・ポケットの評価も、出来ないか?

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    月毎のデータでは入院患者2000人中、褥瘡患者数は40人前後

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    一人の患者に繰り返し評価を行うこともあるので、上記の患者数より多くなる

  • 頚部圧迫バンド(ID:1596)

    東京都国立健康危機管理研究機構(旧:国立国際医療研究センター)

    東京都医師

    創部の圧迫のためガーゼの上にテープを張って圧迫しているが、圧迫のためのテープで皮膚が剥離して、水泡形成したりすることが多々ある。それを解消し、皮膚の弱さに関係なく、圧迫を継続できるようにして、医療安全を高めたい。

  • 搾乳機(ID:1597)

    東京都国立健康危機管理研究機構(旧:国立国際医療研究センター)

    東京都看護師(14年以上)

    すでに開発が進んでいる子どもの吸てつリズムに合わせた搾乳機とVRを併用して、新生児に近い形状の搾乳機を開発し、VRにより母親自身の子どもの吸てつ動作を、搾乳機の顔の部分に映写することで、疑似授乳ができる搾乳機を検討している。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    NICU入室児の母親

    年間患者数

    [全国] 75,000人

  • 可視下での気管内吸引システムの構築(ID:1598)

    東京都国立健康危機管理研究機構(旧:国立国際医療研究センター)

    東京都医師(23年以上)

    誤嚥性肺炎、慢性下気道感染症など下気道からの分泌物が増えている患者は抗生剤ともに咳嗽による排痰が必要となるが、咳嗽力が弱い患者は自己排痰ができず、痰詰まりによる窒息が懸念される。レスキューのために吸引チューブを気管内に挿入して吸引する必要があるが、経鼻より盲目的に挿入するため、しばしば難渋する。
    そのため、内視鏡のように直接見ながらチューブを挿入できるようなシステムがあるといいのではないか。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    誤嚥性肺炎、慢性下気道感染症など

    年間患者数

    [自院] 200人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    自己排痰が困難で気管内吸引が必要な患者。在宅ケアでもこの方法ができると便利なのではないか?

    年間件数

    [自院] 50件

  • 可視下での経腸栄養チューブ挿入法(ID:1599)

    東京都国立健康危機管理研究機構(旧:国立国際医療研究センター)

    東京都医師(23年以上)

    嚥下障害を認める患者ではしばしば栄養療法として胃管チューブを胃内に留置し栄養剤注入することがあるが、胃からの逆流により誤嚥性肺炎を合併して状態悪化する症例を経験する。このような事態打開策としてチューブ先端をトライツ靭帯まで挿入することが提案されるが、トライツ靭帯越えは透視下で行うことが多いため、その手技は煩雑になる。ベッドサイドで可視下にチューブを奥まで入れることができれば非常に便利だと思われる。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    誤嚥性肺炎、ICUでの重症例など

    年間患者数

    [自院] 200人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    経腸栄養が必要な症例

    年間件数

    [自院] 200件

  • リアルタイム指示がスマホでできるシステム(ID:1601)

    東京都国立健康危機管理研究機構(旧:国立国際医療研究センター)

    東京都医師(32年以上)

    当日の指示の追加や指示の変更は電子カルテで行われるが、電子カルテを開けないと見ることができない。Googleカレンダーのようにリアルタイムで指示や変更が見れるようになるとより指示漏れや次の行動への準備が可能となる。

  • 内視鏡下経鼻エアウェイ(ID:1603)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師

    経鼻エアウェイが入れづらい(消化器内視鏡検査・治療に対応していない)
    長時間の鎮静剤を要する内視鏡治療時には気道確保や吸引のために有用

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    鎮静下内視鏡治療・検査

  • 経鼻内視鏡手術用ノーズピース(ID:1605)

    東京都獨協医科大学

    東京都医師

    経鼻内視鏡手術の際、スコープや鋼製器具が狭い鼻腔を何度も通るため、鼻腔内に圧迫損傷が生じる可能性があるほか、スコープや器具が鼻腔や切開面に引っかかる場合がある。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    下垂体腺腫、ラトケ嚢胞、髄膜腫、頭蓋咽頭腫、脊索腫などの頭蓋底腫瘍

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    内視鏡下経鼻脳腫瘍手術

    年間件数

    [自院] 70件

  • 便性状確認トイレ(ID:1606)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(9年以上)

    下部消化管内視鏡前の前処置や、内視鏡治療後に患者の便の性状を確認する際、トイレの自動洗浄の機能をオフにした上で排便していただき、ナースコールで看護師を呼び、確認してもらったり、写真を撮って電子カルテに取り込んだりしている。しかしトイレの自動洗浄を切り忘れてしまい患者が便座を立った瞬間に便が流されてしまい排便の性状を確認できない事態がある。また、この確認作業は看護師の業務負担にもなっている。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    消化器内視鏡治療

    年間患者数

    [自院] 900人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    消化器内視鏡治療

    年間件数

    [自院] 900件