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日本大学医学部附属板橋病院
医師(30年以上)
現在のB-RTOダブルバルーンカテーテルはバルーンの最大径が10mmと20mmであるので、それより太いシャント血管の閉塞が不能である。今まで最大で30mmのシャントを経験しており、20mmバルーンで閉塞できない症例がしばしば存在する。
デバイスが使われる疾患等の名称・概要
年間患者数
デバイスが使われる検査・手術・処置等
年間件数
医師(25年以上)
ERCP関連手技において、ガイドワイヤー(GW)の使用は必須である。このGWは約400cm以上あり、内視鏡から出た200㎝以上のGW部分が不潔にならないように、細心の注意を払い、清潔袋に入れたり、丸めて留め具で固定したりしている。しかしながらこの方法では、GWの内視鏡からの出し入れを行うときに、不潔になりやすく、操作に時間がかかってしまうという問題点がある。
カテーテルの胆管内挿入(カニュレーション)はERCP関連手技における最も難しいステップで、ここで躓くと手技時間の延長と偶発症の発生に繋がる。カニュレーションを容易にすべく、デバイスの改良が行われてきたが、画期的なデバイスの開発に至らず、ERCPによる偶発症は未だに一定頻度で発生し、重篤な偶発症の報告もある。カニュレーションを容易にするデバイスの開発が患者、臨床現場にもたらす恩恵は大きい。
医師(22年以上)
インスリン注射器は単位設定、針の装着、皮下への注射などの手技を習得しなければならないため、患者の学習能力によっては注射手技の習得に時間がかかる、注射手技習得が困難であり、第三者の見守りや介助が必要になることがある。これらの手技を単純化することで注射手技の習得が容易になると考えられる。注射針の装着や単位設定の容易な注射器が開発されれば、インスリン注射が簡便になると思われる。
インスリン注射器の単位設定、針の装着、皮下への注射は片手で行うことは困難である。そのため片手が不自由な患者はインスリン治療に他者の介助を求めることが多いが、独居の患者などで介助者を確保するのが困難な場合はインスリン治療を諦め、経口薬に変更するなどで良好な血糖コントロールが得られないことなどが生じる。このような不利益の状況を改善するには片手で注射できるインスリン注射器の開発が必要である。
国立国際医療研究センター
医師(6年以上)
かけてくる相手にこちらが何をしているか分かるようなモードや手に取らなくても通話可能なモードなど改良が望まれる。
医学博士(13年以上)
現在、世の中には、高さや中身、素材をオーダーできる枕や低反発素材の枕など、たくさんの種類の枕があるが、世の中の多くの人は、自分の体にあった負担のない枕が自分ではわからないという状況にある。
松本歯科大学
歯科医師(7年以上)
矯正治療中に口の中の器具を自身で確認する際に、暗くて見えない、歯の裏側が見えないなどにより、確認できない。
東京大学医学部附属病院
医師(7年以上)
腹腔鏡手術の適応となる疾患が徐々に増えているが、この手術の要となるのが手術参加者全員の目となる腹腔鏡である。小児はworking spaceが狭いためか、頻回に曇ることが起こり得る。事前にカメラをお湯で温めたり、曇り止めを塗ったりして工夫をしているが、必ず曇りが生じ、手術の中断を引き起こす。
注射の針と異なり、点滴の針は内筒と外筒で構成されている。点滴注射の場合、なるべく直線の静脈を同定し点滴針を穿刺。内筒に逆血があった時点でさらに奥にすすめ外筒を滑らせることで血管確保を行う。しかし小児の場合、まっすぐな部分が大人と比較しても短く、何度も点滴を刺されて経験がある児の血管は蛇行し血管確保が容易でない。