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東京都医工連携HUB機構

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国立国際医療研究センター
耳鼻咽喉科
頚部圧迫バンド
創部の圧迫のためガーゼの上にテープを張って圧迫しているが、圧迫のためのテープで皮膚が剥離して、水泡形成したりすることが多々ある。それを解消し、皮膚の弱さに関係なく、圧迫を継続できるようにして、医療安全を高めたい。
国立国際医療研究センター
皮膚科
褥瘡計測/評価用スマホアプリ
現在全ての入院患者において褥瘡対策に関する診療計画書を作成することになっている。褥瘡の評価はDESIGN-R2020を用いるが、大きさは直交する最大径を掛け合わせた長方形の面積で近似しており、実際の面積と乖離することがある。スマホアプリで面積を直接計測出来れば乖離がなくなり、病棟看護師の業務も大きく軽減できる。
さらに深さ・浸出液・炎症・感染・肉芽形成・壊死組織・ポケットの評価も、出来ないか?
国立国際医療研究センター
食道胃外科
インテリジェント無影灯
現在の無影灯は手術スタッフが直接手動で動かすものであり、照射部位と術野がずれた場合は術中に微調整する必要がある。天吊りのモニターと干渉したり、手術に入っている医師の頭に光が遮断されることも多く、位置調整には少なからぬ労力とストレスがかかる。手術に集中していると無影灯の調整まで気が回らないこともある。
国立国際医療研究センター
臨床工学室
医療機器のアラーム対応をサポートする
集中治療室や治療を行う場所では、用途に合わせた様々な医療機器が並行して使用されている。使用用途によって変わる医療機器は製造販売するメーカーが異なるため、通信などの使用が統一されておらず、同一システムで監視することが困難な状況である。複数台の医療機器を並行して使用している場合、アラーム音がなった際の対応が遅れたり、複数台で同時に発生した場合には、対応を誤ったり出来なかったりする可能性がある。
国立国際医療研究センター
臨床工学室
夜間の病棟巡回を補助するデバイスの開発
病院の夜間の病室巡回は、日勤で行う業務と違い非常に神経を使い、トラブルも多い。特に、就寝を妨げられた際のトラブルである。病棟巡回は、患者の生命や状態を確認するための業務の1つであり、疎かにすると患者の生命に大きな影響が出る可能性があり、重要な業務の一つである。就寝を妨げつ且つ、患者の状態を確認することを補助する携帯型デバイスの開発をお願いしたい。
国立国際医療研究センター
看護部
吸引補助デバイス
吸引は患者にとって苦痛であるが、効果的な吸引ができないと患者は苦しい状態となる。また、吸引技術は盲目的(特に気管吸引)であり看護師のスキルが求められる。患者の苦痛を最小限にしつつ看護師のスキルに依存しないデバイスを開発したい。
国立国際医療研究センター
循環器内科
見守りくん
高齢、認知症の一人暮らしが増えている中、話し相手になるとともに、食事摂取、服薬、体調を確認をしてくれるAI機器。重大な異常があると、家族やケアマネージャー、場合によっては救急に連絡をする。
国立国際医療研究センター
循環器内科
お運びロボット
病院内は多くの物品が手作業で運ばれている。夜間など人手が少ない時に気送管で送れないものを運ぶロボットがあると便利と思われる。エレベーターは自動で乗り込み、降りる。ファミレスのお運びロボットなどの改良版を想定。
国立がん研究センター中央病院
皮膚腫瘍科
体表組織生検デバイス
組織採取と縫合をワンタッチでできる体表組織生検デバイス
局所麻酔と同程度の負担で実施でき、時間も短縮可能
通常は、バイタル測定→術野の消毒→局所麻酔→生検(パンチやメスを用いて)→止血→縫合→創部ドレッシングという工程のところを、生検と縫合をワンタッチで実施できれば、場合によっては、20分程度の手技を5分程度に短縮できる。
国立がん研究センター中央病院
放射線診断科
排液量の調整が可能な胸腔ドレーンバッグ
胸水ドレナージの際、短時間で大量の胸水が排液されると、再膨張性肺水腫が生じる。胸水排液量は看護師が定期的にチェックせざるを得ず、医療従事者の負担が大きいうえに、患者体位の変化により予想外の大量胸水排液が生じることもあり、医療安全上の問題にもなっている。