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東京都医工連携HUB機構

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東京女子医科大学
脳神経外科
目的の血管への容易なカテーテル誘導方法
脳血管内治療において、現在はX線を利用して、大腿部からカテーテルを頭部まで誘導している。患者さんによっては血管の蛇行が強く誘導に難渋する。様々な工夫をしているが、根本的な解決は難しいのか。
東京女子医科大学
脳神経外科
脳血管内治療物品データ一括管理システム
脳血管内治療の物品をメーカーや病院、デジタルコンテンツ、手術記録で一括して管理するためのシステムの構築をしたい。
東京女子医科大学病院
画像診断・核医学科(放射線科)
拡張現実を用いた針穿刺ガイドアプリ
針やカテーテルを用いた検査や治療を行うIVR(画像下治療)で用いるための、拡張現実(AR)を利用した針穿刺ガイドアプリを開発している。既に、スマートフォン用とHoloLens2用をストアで公開しているが、より高機能なものを開発したり、PMDAに申請できないか検討したい。
東京女子医科大学病院
リハビリテーション部
体外式補助人工心臓に対応可能な椅子
乳幼児の補助人工心臓は、体幹正中からカニューレとポンプが体外に出ているため、動作に制限を生じることがある。一般的な椅子では安全性が保てない可能性があり、安全性が保てる座位保持装置などは高価なため、購入が出来ないといった現状がある。安全且つ家族が購入しやすい価格の椅子が日常生活に取り入れられることで、児の発達促進に繋がると考えた。
東京女子医科大学附属足立医療センター
耳鼻咽喉科
ホームモニタリング眼振記録装置
めまい疾患を正確に診断し治療に結びつけるためには、めまい発作時に生じる不随意眼球運動である眼振の性状を知る必要がある。診察時にフレンツェル眼鏡を用いて眼振の確認を行っているのが現状であるが、めまいの大多数は病院受診時以外に生じている。そこで、めまい患者が発作時に自己で眼球運動の記録を行える装置の開発を目指している。
東京女子医科大学病院
総合診療科
生成AIによる臨床支援システム
診断の難しい疾患をもつ患者の診療において、過去に同様の症状経過、基礎疾患、検査所見のあった患者のカルテを参考にすることは有益と考えられる。生成AIで院内電子カルテのすべての患者の情報を整理してembeddingに変換、ベクトルデータベースに保存する。必要に応じてその情報を抽出して生成AIで助言を行うソフトウェアの開発を目指している。
大阪府済生会泉尾病院
ME科
管理職業務効率化のためのソフトウェア
万年人手不足の臨床現場では中間管理職に依存することなく、効率且効果的な運営を実現する必要がある。管理職業務はしばしば非効率で、医療スタッフの生産性低下やモチベーションの減少を招き、結果として患者ケアの質に影響を与える可能性がある。AIによる分析と自動で管理業務の効率化、公正で透明なスタッフ評価、迅速なシフト作成を実現し、医療スタッフが本来の業務に集中できるよう支援したい。
望星新宿南口クリニック
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ニアミスを減らすデバイス
どの職種、職場でもニアミス、インシデント、アクシデントなどが必ず起きてしまいます。
医療の現場では重大な事故、命に関わる事もありダブルチェックなど様々な方法で対策をしているが人数が少なく忙しいとどうしても見逃しが増えてしまいます。
1人でもミスを減らす気がつける装置、方法があればいいなと思いました。
桜新町クリニック
臨床工学部
血圧低下を事前に知らせるデバイス
透析中の危険な症状の一つに、循環血液量の変化による血圧の低下が挙げられます。
治療中は、非観血的血圧測定を15分~60分に一度状態に合わせて行っていますが、測定と測定の間に急な血圧低下が起こり、意識消失等重篤な状態になってしまう事があります。
少しでも早く、血圧低下の予兆を察知できれば、迅速な対処をすることができます。
血圧低下を予測できるような器具、装置等あれば大変助かります。
練馬総合病院
内視鏡センター
ERCP専用飛沫防止デバイス
肝胆膵疾患に対しERCPと呼ばれる手技を行い、検査治療を行っている。当治療中はデバイスの入れ替えが頻繁に起こり、逆止弁の役割を果たす鉗子栓からしばしば胆汁の飛散が起こる。そこで今日では飛散を防がず検査室の床を汚染させてしまうか、ガーゼを重ねてテープで巻き覆うことで飛散を防ぐような方法を取る。そこで専用で安価でディスポーザブルなものを取り付けることでその手間を削減できるのではないかと考える。