ニーズをみる
検索する
選択された検索カテゴリ:
東京慈恵会医科大学
医師
経動脈的アプローチによる細胞投与治療(再生治療)が注目されている。しかし前臨床試験用のカテーテルが存在せず、トライすることが出来ない。前臨床試験用のカテーテルが必要である。
千葉大学医学部附属病院
臨床工学技士
消化器内視鏡検査に用いられる軟性内視鏡に対しては,ガイドラインに準拠した自動洗浄消毒機が用いられていますが,近年上梓された経食道心エコーは軟性内視鏡と同様の形状をしているにもかかわらず,自動洗浄消毒器が使用できず,スタッフの手作業で行われています。そのため,消毒剤のスタッフへの被爆や内視鏡への残留が問題となっています。また,使用するまで無菌を保てる専用の保管コンテナが必要です。
検査治療中の術者や患者のそばにあるにもかかわらず,ラックにむき出しに設置されているため,清潔を保つことが困難です。昨今はビニルのようなもので覆う施設もみられますが,ビニルを交換または外側を清拭するには手間とコストがかかります。より簡単に装置を汚染から守る仕組みを作れないでしょうか?
内視鏡検査/治療時に使用する体位保持器材はリユース品であり、ビニールや防水シーツで包んで使用している。交換の手間や、接触感染など汚染のリスクを考慮しディスポーザブル化を望んでいます。
婦人科の処置台にはカーテン付きで自動体位保持機能のある処置台が通常よく使用されるが、大腸内視鏡用のベッドはカーテンが使用されません。アンケートをとる必要はありますが、需要はあると考えます。
練馬総合病院
臨床検査技士
肝胆膵疾患に対しERCPと呼ばれる手技を行い、検査治療を行っている。当治療中はデバイスの入れ替えが頻繁に起こり、逆止弁の役割を果たす鉗子栓からしばしば胆汁の飛散が起こる。そこで今日では飛散を防がず検査室の床を汚染させてしまうか、ガーゼを重ねてテープで巻き覆うことで飛散を防ぐような方法を取る。そこで専用で安価でディスポーザブルなものを取り付けることでその手間を削減できるのではないかと考える。
消化器内視鏡では、便の移動や出血点同定を簡便に行うために副送水システムがある。ポンプとボトル及びポンプチューブで構成されている。ボトルとポンプチューブは、リユース品であり、一日毎に洗浄が必要である。しかし、ボトルは安価な水筒のように洗いにくい形状であり、時間も作業も非効率である。どのメーカーのポンプチューブも差し込む事ができ、洗いやすいボトルがあれば副送水に消泡剤を使用する選択肢が広がる。
内視鏡先端のレンズの傷やノズルのつまりは、臨床工学技士がチェックを行い、日頃の取り扱いの改善や機能の維持に活用される。しかしながら先端レンズは大腸用から経鼻用、側面にレンズのある超音波内視鏡・胆膵用内視鏡まで様々であり、傷や詰まりの写真を撮影するにも難易度が高い。先端観察専用のボックスがあれば誰でも複数人でも観察できるため質の高い点検が可能となる。
慶應義塾大学病院
臨床検査技士(18年以上)
消化器内視鏡を用いた腫瘍切除手法の1つに、臓器管腔内を生理食塩液で満たし、専用ナイフで切除するUnderwater ESDという手技がある。臓器内の水分貯留過多という問題点があり、現状の解決策として内視鏡に接続する専用の持続吸引カテーテルを使用している。このデバイスは吸引機構の制限や状況により吸引機能が機能しない、器材価格が高いといった問題点があり、これを解決する新たなデバイス開発を目指している。
医師(21年以上)
バルーン内視鏡は通常の内視鏡よりもスコープ長が長いため、検査台にスコープを置いた状態で挿入する必要があるが、深鎮静のため下肢挙上を維持することが困難である。仰臥位で足を開いた状態で検査を行うこともあるが、下肢にスコープが接触し十分な操作ができない。深鎮静においてもスコープの操作スペースが確保でき、かつ患者が無理のない体勢を保持できるデバイスなどの開発が望まれる。