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  • 周囲の目を気にしない服用アプリ(ID:1520)

    東京都昭和大学

    東京都その他医療スタッフ

    服用タイミングが複雑な薬剤(例えば、糖尿病薬、骨粗鬆症、低用量ピルを処方された場合、アラームなどをかけて時間を知らせるデバイスを使用する必要がある。服用という行為や処方している薬剤などは知られたくない情報であるが、開発者自身も過去に知られてしまい、心ない言葉をかけられたことがある。そこで周囲に分かりにくいデバイスを開発することとした。

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    糖尿病薬、骨粗鬆症、ピル(月経不順調節薬)、統合失調症、など特に周囲の目が気になってしまうような患者への処方など

    年間件数

    [全国] 1,000,000件

  • 手術のためのシミュレーションソフト(ID:1519)

    東京都昭和大学藤が丘病院

    東京都歯科医師

    口唇口蓋裂および顎変形症の患者では、外科的矯正の適応となることが多い。現在、レントゲンおよびC T画像により、骨格の改善を目的に手術計画を立案し手術を行なっているが、骨格が改善されても顔貌の改善がなされず、患者の満足度が得られないことがある。そのため、軟組織と骨格を連動させ術後の顔貌の変化を予測できるようなシミュレーションソフトを開発したい。

    年間患者数

    [自院] 60人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    外科的矯正(咬合改善術)・美容手術などの術前シミュレーション

    年間件数

    [自院] 60件

  • 口腔内吸引装置(ID:1518)

    東京都昭和大学

    東京都歯科医師

    歯科における静脈内鎮静法は、術野と気道が一致するという特異的環境にある。注水下の処置は、誤嚥の発生、鎮静深度の上昇、鎮静の失敗に繋がり、治療が不可能になるリスクがある。現在の対処方法は、意的に水が口腔内に貯められて、誤嚥を引き起こさないようにすることが前提の器具を使用することである。そこで、咽頭部を含めて極力注水での飛沫が及ばない吸引装置、静脈内鎮静法での運用を前提とした吸引装置の開発を考えた。

    年間患者数

    [自院] 150,000人 [全国] 3,570,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    インプラント埋入術 障害者治療

    年間件数

    [自院] 150,000件 [全国] 3,570,000件

  • 電子カルテ上レセプト入力補助システム(ID:1517)

    東京都昭和大学病院

    東京都医師

    医師は、処方や検査毎に必要病名を電子カルテ上に登録する。都度入力が理想だが、診療時間の制約から、病名不足分を後日にまとめて入力せざるを得ないことが多い。入力時間は約2時間である。また、不足分を患者毎に紙で出力しており、DXの流れに反している。効率化イメージは、電子カルテ上で処方や検査をオーダーした際、患者カルテを閉じる時にポップアップ画面で候補病名が現れ、クリックできるシステムなどである。

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    レセプト入力時

  • 解剖再現モデル(ID:1516)

    東京都昭和大学藤が丘病院

    東京都歯科医師

    口唇口蓋裂はもっとも多いとされる先天奇形疾患である。初回手術時には口唇と鼻の形態修正が必要となるが、手術の良否は患者のその後の人生を左右するため、経験の積んだ医師に症例が集中する傾向があり経験のない医師が執刀する機会は限られている。そのため、経験のない医師が手術に必要な知識・技術を取得するための解剖形態を再現したモデルの作成を目指している。

    年間患者数

    [自院] 253人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    手術前の知識・技術取得、術後予測

    年間件数

    [自院] 100件

  • AR・VR(ID:1515)

    東京都昭和大学藤が丘病院

    東京都作業療法士・理学療法士

    集中治療室や救命救急センターに入室する重症患者は人工呼吸器管理となり、認知機能や、メンタルヘルスの障害が問題となっている。ベッド上で安静臥床が続き、家族に会えず、また上手くコミュニケーションがとれないことで、リハビリテーションの進行にも影響を及ぼしている。VRはベッド上臥床での装着が可能であり、VRを通じで家族との面会を可能にし、更に認知機能改善に向けた訓練プログラムの開発を目指している。

    年間患者数

    [自院] 380人 [全国] 102,600人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    集中治療室や救命救急センターに入室する全ての患者に活用可能である。特にリハビリテーションが妨げられる、持続緩徐式血液濾過透析や人工呼吸器管理となった重症患者に対しての活用を考えている。

    年間件数

    [全国] 4,000件

  • 患者さんと病院繋ぐコールエントランスAI(ID:1514)

    東京都昭和大学横浜市北部病院

    東京都医師

    臨床医は多忙であり、患者が納得いくまで周術期の経過について説明できるとは限らない。そのため、経過が順調であるにも関わらず、患者が不安を抱くことは多い。不安は痛みの増悪や、QOLの低下を招く。そこで主治医の説明を教師学習として、AIによる動画による質疑応答のデバイスを配布することで、不必要な不快を減らすことができる。

    年間患者数

    [自院] 4,000人 [全国] 1,200,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    まずは周術期など、クリニカルパスで、入院の流れが画一化している患者への安心感のある説明の補助として用いる。

    年間件数

    [自院] 4,000件 [全国] 1,200,000件

  • バイタルサインの非接触モニター機器(ID:1513)

    試作

    東京都昭和大学江東豊洲病院

    東京都医師

    小児の呼吸・心拍数を計測するには、接触型の機器を用いる。しかし、モニターの接触は小児にとっては不快感が生じて啼泣の要因になり、正確な数値を計測できないことがある。そこで、小児にとって不快感が生じにくい非接触型のモニタリング機器を開発し、より正確な計測値を得ることに寄与したいと考えた。

    年間患者数

    [自院] 500人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    小児科外来(救急、一般)、病棟において、呼吸・心拍モニタリングを要する際に使用する。

    年間件数

    [自院] 500件

  • 薬剤服用時間記録用スイッチ(ID:1512)

    東京都昭和大学病院

    東京都薬剤師

    鎮痛薬などの頓服薬を必要とする患者は多く、入院中に頓服薬の管理を看護師が行う場合には、その都度希望時に患者の元へ持っていく必要があり業務負担は大きい。また、医療用麻薬など特定の薬剤の場合には、服用時間を正確に記録する必要があり、さらに負担が大きいと考えられる。
    服用時にスイッチを押すだけで時間が記録できれば簡便であり、さらに患者の自己管理が可能であれば看護師等のスタッフの負担は軽減が期待できる。

    年間患者数

    [自院] 100人

  • 子供と関る医療者用スクラブ、白衣の改良版(ID:1511)

    東京都昭和大学江東豊洲病院

    東京都医師

    小児病棟等において、医療者が乳幼児を移動させるときなどに児を抱負する機会がある。しかし胸ポケットにはペン等が入っており危険である。ペン等を別の位置のポケットに移しておいても、乳幼児の外来処置の時に、こちらが前かがみの状態になることが多く、ポケット内の物が落ちることが多い。
     これらの解決のためポケットの位置の変更やポケットが改良されたスクラブや白衣があれば、需要があると予想した。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    こどもとかかわる医療者

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    こどもとかかわる医療者

  • 歯科特化型声門上器具(ID:1510)

    東京都昭和大学

    東京都歯科医師

    歯科における全身麻酔は、気道確保の方法として気管挿管が多く選択されている。歯科における手術時間は2時間以内の処置がほとんどであり、いずれも経口挿管で実施可能である。そのため、気道確保はラリンジアルマスクでも代替可能であり、気管挿管より簡便で低侵襲な方法は、日帰り全身麻酔を含めた全身麻酔へのハードルをさらに下げ、症例数の増大やスペシャルニーズな対応が必要とされる障がい者治療に効果を発揮できる。

    年間患者数

    [自院] 1,375人 [全国] 79,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    全身麻酔 手術 静脈内鎮静法

    年間件数

    [自院] 1,375件 [全国] 79,000件

  • アレルギー簡易検査用パッチシールの開発(ID:1509)

    東京都昭和大学病院

    東京都医師

    外国人インバウンド旅行者向けに簡便にアレルギー検査が出来ないか模索している。とくに日本で喫食することでアレルギーになりやすいアニサキス、ソバ、魚介類などを腕に貼付して定性で感作しているかどうか調べられる検査ツールを開発したい。国からのニーズもある。

    年間患者数

    [全国] 20,000,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    空港、飲食店など。省庁と共同開発して旅行者に無償で配布できる仕組みを構築したい。

  • らくらく電動いす(ID:1508)

    東京都昭和大学

    東京都その他医療スタッフ

    入院中の患者は、トイレや食事、入浴や検査など頻回に移動する。
    座位を取ることができても自力で歩行ができない患者は、看護師がベッドから車いすに移動して、目的地でまた移動を繰り返す。その時に、看護師には患者を持ち上げて回転を伴う思い負荷がかかる。
    ベッドから体位を変えることがなく、そのまま目的地に移動できる移動用のいすの開発を考えたいと思っている。

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    病院の形態や病棟によっても異なる。

  • 口唇排除器具(ID:1507)

    東京都昭和大学

    東京都その他医療スタッフ

    歯科診療室では、歯科ユニットがあるため、口の中が良好に見える。しかし、家庭や訪問診療(施設)スポーツ現場等では口の中の状態を正確に確認・記録することが困難になる。
    そこで、診療室以外で簡単に口唇を排除し、口の中が見える、光源が付属可能な器具を開発し、良好に口腔内が見える環境を目指す。ブラッシング指導時の活用、家庭での子供への仕上げ磨き、施設での口腔ケア等の需要が高くなることが予測される。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    患者ブラッシング指導時、ホームケアで使用、訪問施設・介護施設・幼稚園等

    年間患者数

    [自院] 200人

    年間件数

    [自院] 200件

  • 汚れをつきにくくする「装置保管ケース」(ID:1506)

    東京都昭和大学

    東京都歯科医師

    近年、マウスピースやナイトガード、可撤式矯正装置等を使用している患者は多い。
    しかしながら、細菌の多い口腔内での使用+保管方法により、装置表面では多数の細菌が繁殖し、装置を清潔に保つことは難しい。また、現行の装置保管ケースは、細菌自体を付着しにくくする工夫や増殖を防ぐこと、その状態を維持できる物がない。

    年間患者数

    [自院] 250人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    矯正歯科装置使用患者、マウスピース・ナイトガード使用患者、義歯使用患者等

    年間件数

    [自院] 250件

  • 喉頭摘出後患者用 地声再生デバイス(ID:1503)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(7年以上)

    喉頭全摘後の患者に対し、電気式人工喉頭やシャントなどのデバイスが存在しているが、これらの発声は聞き取りにくくスムーズなコミュニケーションには至らないのが現状である。また、失声による患者の精神的ショックは大きく、頭頚部癌術後の患者の自殺の一因にもなっていると思われる。患者の口腔や食道粘膜の振動を感知し、「患者自身の(病前の)声」でのコミュニケ―ションを可能としたい。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    喉頭全摘を要する頭頚部・頸部食道癌の患者

    年間患者数

    [自院] 50人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    喉頭全摘を要する頭頚部・頸部食道癌の患者

    年間件数

    [自院] 50件

  • 開腹手術環境湿潤装置(ID:1502)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(23年以上)

    腹腔鏡・ロボット支援手術が開腹手術と比較して低侵襲である事は言うまでもないが、単に創が小さいだけでなく、感染などの術後合併症が少ないことが知られている。そのメカニズムとして、腹腔内の湿潤環境が保たれることが一因と指摘されている(既報あり)。いまだ開腹手術のみでしか行えない術式も多く、開腹時にも湿潤環境を提供することで低侵襲手術と同様の恩恵が得られる可能性がある。術野へのミスト発生装置を開発したい。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    すべての開腹手術

    年間患者数

    [自院] 500人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    すべての開腹手術

    年間件数

    [自院] 500件

  • 蛍光カメラ(ID:1500)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(13年以上)

    ICGなどを用いた蛍光カメラはセンチネルリンパ節探索などの際に使用されているが、機器自体が大きいか、小さいものは解像度が高くない。より小さく、解像度の高い製品があれば有用である。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    乳がん、皮膚がん、胃がん、大腸がんなど

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    センチネルリンパ節生検

    年間件数

    [自院] 400件

  • 片手で細胞診ができる機器(ID:1499)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(13年以上)

    細胞診においては、2人で行う方法、1人で行う方法があるが、1人で行う場合に既存の機器では非常に大きく、扱いが難しいことがある。より効率的に片手で操作できるようになれば、看護師などの医療スタッフの適正配置にもつながり、有用である。

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    細胞診

    年間件数

    [自院] 250件

  • ポータブルマンモグラフィ撮影機(ID:1498)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(13年以上)

    ポータブルマンモグラフィ撮影機は当院での使用されているが、海外製品のためメンテナンスが非常に煩雑となっている。

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    乳房部分切除

    年間件数

    [自院] 250件

  • 回転しない電気メスの長いブレード(ID:1497)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(13年以上)

    現在使用されている電気メスの長いブレードは、装着部分が丸形であるため、組織切離の際の物理的作用で、ブレードが回転することになる。装着部が角形であれば、これを回避することができる。

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    乳癌手術では乳頭温存乳房全切除、皮膚温存乳房全切除など。

    年間件数

    [自院] 100件

  • 先端が斜めについた筋鈎(ID:1496)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(13年以上)

    乳房部分切除の際、筋鈎で牽引して視野を展開する。乳房頭側(A区域、C区域)では、患者の頭部と干渉することがあり、先端が斜めについた筋鈎(あるいは歯ブラシのようなに直角についた筋鈎)であればそれを回避することができる。

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    乳房部分切除

    年間件数

    [自院] 100件

  • 柄が短い筋鈎(ID:1495)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(13年以上)

    乳房部分切除の際、筋鈎で牽引して視野を展開する。乳房頭側(A区域、C区域)では、患者の頭部と干渉することがあり、柄が短い筋鈎であればそれを回避することができる。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    乳房部分切除

    年間患者数

    [自院] 100人

  • 筋鈎のディスポーザブルカバー(ID:1494)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(13年以上)

    筋鈎による過度な圧排・挫滅を回避できれば、皮弁血流を温存し整容性の改善につながる。

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    乳がん手術では、乳頭温存乳房全切除、乳房部分切除、腋窩郭清など。

    年間件数

    [自院] 100件

  • カメラ付き筋鈎(ID:1493)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(13年以上)

    気管挿管に用いられるMcGrathのようにカメラが付属した筋鈎があれば、比較的小さな創や、奥まった手術部位でより正確に手術部位を確認でき、また創自体を小さくすることが可能となる

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    直腸がん、食道がん、乳癌など

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    乳がん手術では、乳頭温存乳房全切除、乳房部分切除、腋窩郭清など。

    年間件数

    [自院] 200件

  • コードレス超音波凝固切開装置(ID:1492)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(13年以上)

    超音波凝固切開装置のコードレス製品としてはSonicisionがあるが、ブレードが直線であること、本体が重いこと、長いことが、Open surgeryでの使用において不便である。これらを克服した製品を期待したい。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    様々な癌で使用可能。

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    乳腺外科領域に関しては、腋窩郭清。

    年間件数

    [自院] 150件

  • ワイヤレス内視鏡やシーリングデバイス(ID:1491)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(17年以上)

    現在腹腔鏡器具はほとんどが有線式であるので、それぞれワイヤレス化ができれば、腹腔鏡手術操作の煩雑さが軽減できる。(シーリングデバイス、内視鏡、ソフト凝固端子等をワイヤレス化したいと考えている)

  • 改良型生検針(ID:1488)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(20年以上)

    現在販売がされている組織生検針は、粘液性腫瘍や脂肪性腫瘍など間質が多い腫瘍において組織採取が不十分となる傾向がある。陰圧吸引や組織採取後の密閉機構、切れ味のよい鋭利な針先などの改善によってより高性能な生検針の開発が可能であれば、外来針生検での診断率の向上に資すると考えられる。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    軟部腫瘍全般、特に悪性

    年間患者数

    [自院] 200人 [全国] 6,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    経皮的針生検

    年間件数

    [自院] 200件 [全国] 6,000件

  • 脊髄腫瘍における液体マーキング剤(ID:1486)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(25年以上)

    脊髄腫瘍手術において目的とする棘突起に経皮的にピオクタニン液を少量注射し術中のマーキングに使用している。しかし市販されているはピオクタニン液は発がん性のリスクが指摘されている。このため安全性の高いマーキング剤の開発が必要と考える。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    脊髄腫瘍

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    脊髄腫瘍手術

  • 脊髄腫瘍における位置決め法(ID:1485)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(25年以上)

    脊髄腫瘍手術において目的とする棘突起は術中にレントゲン撮影で同定してるが、胸椎レベルでは肋骨が邪魔になり正確な位置決めが困難になる。これをレントゲン撮影に頼らず、腫瘍や棘突起の位置を同定できることができれば脊髄腫瘍手術に有用である。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    脊髄腫瘍

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    脊髄腫瘍手術

  • つまりを軽減した吸引管(ID:1484)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(25年以上)

    脳神経外科手術で用いる吸引管は血液や組織でしばしば詰ま流ことがあり、その都度詰まりを取り除くために手術が中断される。吸引管の内部の摩擦を軽減させる加工を施し吸引管の詰まる頻度を軽減させることができれば手術がスムーズになるメリットがある。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    脳外科開頭手術一般

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    脳外科開頭手術一般

  • 5本指酸素飽和度モニター(ID:1483)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(25年以上)

    脳神経外科手術での光線力学的療法では長時間のパルスオキシメーター装着で爪に熱傷が生じるリスクがあるため術中は定期的に(30分や60分ごと)パルスオキシメーターを装着する指を変えている。定期的に指を変えることは看護師への負担がかかるため、予め5本に指にパルスオキシメーターを装着しておき、設定時間ごとに赤色光の発光指を変えることで指を変える負担を減らすことができる

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    原発性脳腫瘍

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    脳外科光線力学的療法

  • 圧モニター付き脳ベラ(ID:1482)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(25年以上)

    脳外科手術において脳を保持する際に脳ベラが用いられるが、強い力で長時間脳を保持すると脳挫傷が生じる可能性がある。脳への圧迫の程度と時間は術者の判断に委ねられるが、脳ベラに圧センサーを内蔵させ脳に対する圧迫の程度と時間を定量化することで、脳への負担を”見える化”でき、脳挫傷リスクの軽減が期待できる。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    脳外科開頭手術一般

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    脳外科開頭手術一般

  • 開腹手術動画録画システムの構築(ID:1481)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(24年以上)

    開腹手術の手術動画を録画する為には、天井に設置されたカメラによる撮影が一般的であるが、骨盤深部の操作や重要な手術操作においては、術者・助手の身体が邪魔となり肝心の見たいところが撮影できていないことが多く不十分な現状である。本格的にカメラマンに委託することもできるが、極めて高額費用が発生。録画機器は小型化を極め最新機器を生かし、現状の問題点を打開するような安価なシステム構築を目標とする。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    既存の録画システムはあるが、十分とは言えない現状である。確立すれば診療科横断的に開腹手術全般に用いることが可能となる。

    年間患者数

    [自院] 250人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    既存の録画システムはあるが、十分とは言えない現状である。確立すれば診療科横断的に開腹手術全般に用いることが可能となる。

    年間件数

    [自院] 250件

  • 咽喉頭用手術軟性内視鏡(ID:1480)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(18年以上)

    現在経口腔的内視鏡下咽喉鏡手術(TOVS)において、先端がフレキシブルな硬性内視鏡を用いているが、口腔内という狭い空間に置いて硬性内視鏡だと鉗子類が干渉する。胃カ
    メラとまったく同じスペックで長さを短くできれば、干渉も減り、内視鏡の解像度も上がり、さらには内視鏡での吸引が可能となる。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    中下咽頭癌、喉頭癌

    年間患者数

    [自院] 80人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    経口腔的内視鏡下咽喉鏡手術(TOVS)

    年間件数

    [自院] 80件

  • バーコード認証に代わる薬剤認証デバイス(ID:1479)

    東京都がん研究会有明病院

    東京都薬剤師(15年以上)

    医薬品の安全管理においてバーコードでの認証が主流となっているが、臨床現場ではすべての薬剤にバーコードが印字されているとは限らない。バーコードの無い薬剤の有効活用や、タスクシフトが進む中で安全担保や物流管理ができるデバイスの開発を必要としている。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    当院では入院患者への処方件数の半分が病棟払出後に中止薬として薬剤部へ返品される。がん治療では高額薬が使用頻度が高いが中止薬はバーコードが欠落していることが多く、廃棄に繋がっている。

    年間患者数

    [自院] 108,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    医薬品の処方調剤・中止薬の返品・患者持参薬の鑑別・購入医薬品の検品・外来/病棟への医薬品補充

  • リンパ浮腫に対する圧迫のための製品(ID:1478)

    東京都がん研究会有明病院

    東京都医師(19年以上)

    現在販売されているリンパ浮腫に対する圧迫器具は、装着に腕力と時間が必要で苦労が多い。それゆえに装着を断念する方や不適切な圧での使用例が多い。いつでもどんなシチュエーションでも簡便に着脱ができる圧迫製品の開発を目指している。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    乳癌術後や腹腔内郭清術後の上肢・下肢のリンパ浮腫

    年間患者数

    [全国] 13,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    乳癌術後や腹腔内郭清術後の上肢・下肢のリンパ浮腫

    年間件数

    [全国] 13,000件

  • コミュニケーションスキル継続学習ツール(ID:1476)

    東京都国立がん研究センター東病院

    東京都看護師(35年以上)

    がん患者はがんの診断・治療過程で何度も「生存の危機」と言えるような場面に遭遇し様々な選択や決定を迫られる。看護師は、意識的に患者の思いや感情を聴き、寄り添い、患者が自分自身の感情と向き合えるように援助する必要がある。当院では研修を通し、看護師のスキルアップ促しているが、研修のリソースと業務の関係上、継続して研修を行うことが難しいため、学修ツールの開発を目指している。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    看護師のコミュニケーションスキルアップを目的としているため、看護師や看護学生の試用を想定している。
    中規模・大規模病院数:757
    看護学校数:317

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    看護師のコミュニケーションスキルアップを目的としているため、看護師や看護学生の試用を想定している。 中規模・大規模病院数:757 看護学校数:317

  • 遮音性の高い安価なディスポーザブル耳栓(ID:1475)

    東京都国立がん研究センター東病院

    東京都放射線技師(11年以上)

    現在のMRI検査ではヘッドフォンや耳栓を使用しながら行うのが主流である。しかし使用している耳栓はフィット感が弱く、個人差があるため検査の途中で外れやすい。検査音がとても大きいため、遮音性が悪いと検査後に耳鳴りが続いてしまうケースがある。そこでフィット感が良い、付けやすい、外れにくい、遮音性の高い耳栓の改良を試みたい。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    ・うつ伏せの検査
    ・横向きの検査
    ・閉所恐怖症でヘッドフォンができない人
    ・ヘッドフォンだけでは遮音が足りない人
    全国のMRI保有施設:5100施設

    年間患者数

    [自院] 700人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    ・うつ伏せの検査 ・横向きの検査 ・閉所恐怖症でヘッドフォンができない人 ・ヘッドフォンだけでは遮音が足りない人 全国のMRI保有施設:5100施設

    年間件数

    [自院] 700件

  • 顔面神経麻痺に対するリハビリ器具開発(ID:1474)

    東京都国立がん研究センター東病院

    東京都医師(9年以上)

    現在、顔面神経麻痺は国内での患者数は約5万人/年がおり、手術もしくはリハビリにより回復する。リハビリの場合、個人でマッサージや表情のリハビリを実施する必要があり、筋肉の萎縮を防ぐマッサージを生涯続ける、もしくは麻痺のある状態で表情のリハビリを実施するしかない。そのため、効率的なリハビリの実施方法が求められており、リハビリ器具があればその補助をすることができる。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    顔面神経麻痺

    年間患者数

    [全国] 50,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    顔面神経麻痺

    年間件数

    [全国] 50,000件

  • 受付・窓口・案内ロボット(ID:1473)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都事務スタッフ(19年以上)

    ロボットは体調不良もなく、休憩などの入れ替わり時の申し送り漏れがない。カウンター外をアクティブに動き、患者の様子を見ながら案内・問い合わせに対応でき、1年に1回しかないような問い合わせもロボットなら忘れない。案内の文言も端折ることがない。受付ロボットに診察券・計算カードなどでチェックイン。チェックインの番号が自動で検査一覧に表示され、体温も自動で電カルに記入されると、受付漏れ・測定漏れがない。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    外来患者全てですがまずは内視鏡センターの患者でスタートする予定です

    年間患者数

    [自院] 1,500人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    外来患者全てですがまずは内視鏡センターの患者でスタートする予定です

    年間件数

    [自院] 1,500件

  • ロボット手術時の体腔内カメラクリーナー(ID:1472)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(27年以上)

    ロボット手術においてカメラの汚れに対して、カメラを取り外し、体外でクリーニングを行う操作が頻回となった場合に手術時間の延長・不要な合併症や機械トラブルの原因となるリスクがある。体内でそのままカメラをクリーニングできれば手術操作をより円滑に進めることができる可能性がある。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    ロボット手術(もしくは腹腔鏡)手術時に広く使用可能

    年間患者数

    [自院] 300人 [全国] 30,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    ロボット手術(もしくは腹腔鏡手術)

    年間件数

    [自院] 300件 [全国] 30,000件

  • 手術器具カウンター(ID:1471)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(25年以上)

    外科手術には手術器具のカウントが必要であるが、カウントに時間がとられ手術が中断することがある。予め使用する手術器具をインプットしておき、手術器具が置かれた手術台の写真を読み込ませることで瞬時に手術器具のカウントができるシステムの開発ができると機材カウントが容易となり手術時間の短縮に有用である。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    外科手術一般

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    外科手術一般

  • 新形状の血圧計のカフ(ID:1468)

    東京都腎内科クリニック世田谷

    東京都臨床工学技士

    透析患者は、全国に約 34 万人。透析装置の設定によりカフによる血圧測定を最低でも 1 回/時間行い、血圧変動を観察する必要がある。血圧測定の回数が多く装着時間が長い為、患者さんより「マジックテープで洋服が傷んでしまう」「蒸れて痒い」と伺う機会が多い。そのため血圧測定の度にカフの取外しをする施設もあるが、血圧測定の忘れや業務の煩雑さに繋がる。患者のニーズと安全を担保できるデバイスを開発したい。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    透析患者

    年間患者数

    [全国] 340,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    血圧測定

  • 透析排水ろ過デバイス(ID:1467)

    東京都腎内科クリニック世田谷

    東京都臨床工学技士

    全国透析施設数は、約4500。在宅透析患者数も増加傾向にある。透析療法では30L/h前後の透析液を使用し排水する。そのため施設透析・在宅血液透析において水道使用量は課題である。そこで排水をろ過しRO原水として再利用したいと考えた。再利用が可能となれば水道使用量が削減され、施設・在宅血液透析時の水道料金負担減となる。また節水や災害時など原水の供給が不十分な場合の対策としても効果があると期待される。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    透析患者

  • 多目的用皮膚保護剤(ID:1466)

    東京都国立病院機構岩手病院

    東京都臨床工学技士

    NPPVマスクや、経鼻胃管、気管切開チューブなどデバイスの圧迫による皮膚トラブルが発生する。既存製品にも皮膚保護剤はあるが、粘着剤による皮膚のかぶれや、不衛生な管理など皮膚に負担がかかる。また、使用するデバイスや体格によって必要な皮膚保護剤の範囲が異なるため、保護剤の使い分けや、皮膚保護剤をその都度切り分ける作業が必要となる。肌にやさしく、フレキシブルに使用できる皮膚保護剤が必要です。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    慢性期の病院、在宅NPPV患者(全国約13,000人)のうち、神経筋疾患・小児領域での使用

  • NICU スタッフのケア負担軽減デバイス(ID:1465)

    東京都成田赤十字病院

    東京都臨床工学技士

    新生児集中治療室(NICU)は28週未満の超早産児や疾患を持つ正期産児の新生児を治療する場所です。超早産児では、3〜6ヶ月前後の入院を迫られます。ご家庭の様々な背景により、面会に来れない場合は、NICUスタッフによる愛情と看護により、赤ちゃんは育ちますが、NICUスタッフが少ない現状が業務負荷となります。新生児ケアの質を下げずに、NICUスタッフの業務負担軽減となるデバイスを開発したいと考えます。

  • 患者が使用するデバイス表示システム(ID:1464)

    東京都箕面市立病院

    東京都臨床工学技士

    植込み式ペースメーカを使用している患者は常にペースメーカー手帳を携帯する必要があるが、できていないことがある。そのため検査や治療が必要な時にそのメーカーを判別するのに時間を要している。他の在宅で使用する医療機器(在宅酸素、在宅人工呼吸器など)も入院時に設定の確認を行っているが他院で管理されている場合、確認に時間を要する。また災害時に前述の医療機器や人工透析の条件等の確認にも活用できると考えられる。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    ペースメーカー患者:40万人と言われている。年間新規が1.1万人
    血液透析患者: 34万人
    在宅酸素患者:16万人
    在宅人工呼吸器:1.9万人(NPPV含む)
    患者負担が無いようにしたい。

    年間患者数

    [全国] 400,000人

  • 伸縮する酸素チューブ(ID:1463)

    東京都国立病院機構東京病院

    東京都臨床工学技士

    酸素療法が必要な患者さんは酸素チューブの長さで動ける距離が制限されるので、壁の酸素配管や酸素濃縮器から遠くに行くときはチューブを伸ばしたい。しかし、壁の酸素配管や酸素濃縮器の近くにいる時は、長過ぎると邪魔になるのでチューブの長さをコントロールできるデバイスがあると助かる。

  • 腸管内での脱着可能なトラクションデバイス(ID:1462)

    東京都AOI国際病院

    東京都臨床工学技士

    消化器内視鏡治療でのESD(粘膜下層剥離術)は、消化管がん診療を行う施設において年間約50〜300件施行されている。治療の難易度を左右するのは、剥離が困難な状況に陥るかどうかである。病変を任意の方向や距離に牽引する事で、剥離する部位にトラクションがかかり切除し易くなるが、現行の製品は、やり直しができず、一度装着したらデバイスを切除し、やり直しとなり、時間的、コスト的に無駄の為デバイスを改良したい。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    消化器内視鏡治療