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松本歯科大学
医師(31年以上)
喉頭全摘出後に無喉頭になり、発声できない患者が日本に約8000人程度いると考えられている。術後の代用発声手段は、食道発声、電気式人工喉頭、シャント発声やPCを使用した文字入力によるものもあるが、習得困難でいずれも満足できる音声ではない。
デバイスが使われる疾患等の名称・概要
歯科医師(23年以上)
歯科用イメージングプレートは硬く口腔内にセットした場合痛い、患者自身が保持する際に滑るなどの問題があり、補助器具を使用して撮影を行っているが、ベストといえる物がないのが現状である。
年間患者数
歯科医師(22年以上)
歯のメンテナンス時に注水を行うタイプの器具を口腔内で使用するのでフェイスタオルを使用する。治療には出血等があるのでディスポーザブルのフェイスドレープを使用するが、質感が良くないためメンテナンスには使えず、タオル生地のものを使用後洗濯して使っている。口腔内から出るミストを被ったタオルを大量に洗う衛生士を見ていて何とかならないものかと思う。
デバイスが使われる検査・手術・処置等
年間件数
近年、歯の裏側から矯正治療を行なう患者さんが増えているが、自分の口腔内の清掃状態を確認することが難しく、特に歯の裏側に矯正装置等がついている場合は歯肉炎等の症状として問題となることが多く困っている。
歯科治療を行なう患者さんに顎顔面軟組織の三次元的な評価を行ない治療をすることができるようになってきた。製品としては規定された空間にカメラを2台以上据付るタイプのものがあるが、特定の空間が必要であり、カメラが動かせないため顎の下や後ろなど患者の顔の影になる部分の撮影は困難なため評価に困っている。
歯科医師(28年以上)
歯根端切除術を行うとき、口唇を圧排しつつ歯肉骨膜弁も同時に利き手ではない手で圧排しなければならず、さらに血液、唾液等も吸引しながら行わなければならない。
智歯を抜歯するときは、歯肉を切開、剥離し、被覆している骨を削除し、歯を削って分割して抜去するが、智歯を削るときに歯肉や隣の歯を傷つけないようにするのは難しい。
歯科医師(19年以上)
レントゲン写真上では歯根の破折線が判別しにくいときがある。
国立国際医療研究センター
医師(11年以上)
咽頭所見や鼓膜所見の観察は軽微な侵襲を伴い、特に小児患者などでは観察に時間を要することも少なくない。研修病院などでは咽頭所見を初期研修医が観察したのち、その評価が難しい際に再度指導医がそれを観察することもあり、患者に軽微とはいえ2度の侵襲を加えることになる。そこで咽頭や鼓膜を観察した際に習熟度に関係なく自動でその所見を画像に残し、侵襲を加えることなくその所見を評価できるデバイス開発が望ましい。
手指衛生は標準予防策を始めとして、耐性菌蔓延を防ぐための要となる感染対策の一つであるが、その遵守状況のモニタリングは困難である。当院では手指衛生アルコールの消費量から算出し、目標使用回数を病棟毎に定めており、正確に使用が必要な状況における遵守状況が定められているかは不明である。より正確なデータをカウントするのであれば直接監視だが、手間を考えると現実的ではない。