東京都 東京都医工連携HUB機構

●終了●令和5年度 医工連携人材育成講座~医療機器産業への新規参入、事業拡大のための中核人材育成に向けて~

第1回:会場開催(オンライン配信なし)、第2回~第10回:オンライン開催

お申し込みは締め切りました。

講座概要

東京都医工連携HUB機構では、都内中小企業を対象に、医療機器産業への参入及び事業拡大に向けた医工連携人材育成講座(全10回)を開講します。
医療機器産業・医工連携の最前線で活躍されている医療従事者、研究者、医療機器メーカー・ディーラー、ものづくり企業など幅広い分野からの講師陣を迎えることで、医療機器開発の入口である臨床ニーズの話から法規制、保険収載、知財、マーケティングまで、事業化に必要な基礎的な知識を体系的に学ぶことができます。
本講座を通じて、医療機器産業への新規参入や事業拡大に向けて、キーパーソンとのネットワークを構築し、業界を俯瞰しながら新たなビジネスの機会を創出する人材の育成にご関心のある企業の皆様は、是非ご参加ください。

【受講対象】都内中小企業枠(60名)/製販企業枠(10名)
※製販企業枠は会員登録をしている大企業または都外の中小企業に該当する製販企業が対象です。
※本講座の受講は、東京都医工連携HUB機構への会員登録が必須です。

【申込締切】令和5年5月19日(金)
※お申込者多数の場合は、ご希望に沿えない場合もございます。お早めにお申込みいただきますようお願い致します。
※お申込み受理後、確認メールをお送りします。届かない場合は事務局にお問合せください。

【開催場所】
第1回:日本橋ライフサイエンスビルディング 2階 大会議室(オンライン配信なし)
(〒103-0023 東京都中央区日本橋本町2 丁目3-11)
第2回~第10回:オンライン開催

【参加費】 無料

【プログラム】全10回連続講座/16:00-18:00

  • [第1回] 6月6日(火) 「医工連携の概論」

    谷下 一夫 氏
    一般社団法人日本医工ものづくりコモンズ 理事長
    柏野 聡彦 氏
    東京都医工連携HUB機構 プロジェクトマネージャー

    医工連携とは?ものづくり企業が無理なく円滑に取り組むには?初回講座では、医工連携の全体像と基礎を学びます。交流・質疑応答の部では、受講生の自己紹介もおこないます。

  • [第2回] 7月4日(火) 「医療機器の保険収載の基礎 前編」

    河原 敦 氏
    薬事コンサルタント

    我が国では、上市した医療機器は、臨床で使われる際、美容領域などを除き、保険診療下で使用されます。この講義では、医療機器の保険収載に関する制度の基礎及び医療機器の保険上の評価の枠組みについて学びます。

  • [第3回] 7月19日(水) 「医療機器の保険収載の基礎 後編」

    河原 敦 氏
    薬事コンサルタント

    上市の際に、どのように保険上評価されてどのように保険収載されるかは新規医療機器の事業化において極めて重要です。前編のおさらいと、最新動向、実践で活かすために押さえるべきポイントを学びます。

  • [第4回] 7月26日(水) 「医薬品医療機器等法の基礎」

    大竹 正規 氏
    米国医療機器・IVD工業会 RAQA委員会 副委員長

    医薬品医療機器等法は医療機器の製造販売等に対する規制であり、医療機器ビジネスをおこなうための基本的なルールです。このルールを正しく理解して医療機器に取り組めるよう、その基礎と最新動向、押さえるべきポイントを学びます。

  • [第5回] 8月2日(水) 「医療機器流通の実際 ~医療機器を売るために知っておくべきこと~」

    矢部 文明 氏
    株式会社ホギメディカル 営業管理部 次長

    医療機器開発では製品コンセプトの検討段階から出口戦略を考えることが重要です。医療機器の流通の仕組み、マーケティングの考え方、取り組み方のポイントを学びます。

  • [第6回]8月9日(水)  「医療機器分野への参入・医工連携の実践」

    宮尾 達也 氏
    デリスネコン合同会社 代表社員
    波田野 真人 氏
    安井株式会社 開発部

    ものづくり企業による異業種からの医療機器産業参入や、製販企業による新たな事業領域を生み出す医工連携の考え方など、具体的な事例から医療機器産業へのアプローチ方法、事業化への道筋を考えます。

  • [第7回]9月13日(水)「医療従事者と医工連携 看護師・診療放射線技師・臨床工学技士」

    村山 陵子 氏
    看護理工学会 常任理事(庶務担当理事) 藤田医科大学 保健衛生学部
    樋口 壮典 氏
    東京慈恵会医科大学附属第三病院 放射線部
    仲條 麻美 氏
    東京都臨床工学技士会 医工連携部会長

    医療現場には医療機器等の管理、操作をするプロフェッショナルがいます。看護師・診療放射線技師・臨床工学技士、それぞれの役割や業務内容、医工連携の考え方、医療機器開発の実際を学びます。

  • [第8回] 10月3日(火) 「世界の先端を切り拓く医工連携のポテンシャル」

    光嶋 勲 氏
    広島大学医学部附属病院 形成外科 科長
    国際リンパ浮腫治療センター 教授

    新たな治療を生み出すマイクロサージャリーのポテンシャルと、そこに秘めた医療機器開発ニーズを知り、広がり続ける臨床ニーズの世界観を学びます。「思いもよらない」臨床ニーズのポテンシャルを実感するとともに、臨床ニーズに対する感性を養います。

  • [第9回] 10月18日(水) 「特許と中小企業の資金調達」

    神谷 直慈  氏
    かみや特許事務所 中小企業診断士・弁理士
    荒木 浩明  氏
    株式会社FUNDINNO シニアマネージャー

    医工連携を進めるうえで必要な知財の基礎と留意点、自社の医療機器等の競争力を高めるための考え方を学びます。また、中小企業にとって資金調達する上で知っておきたいポイントを学びます。

  • [第10回] 11月29日(水) 「これからの医工連携・医療機器開発の展望・期待」

    植木 賢 氏
    鳥取大学 医学部医学科 医学教育学講座 医学教育学分野 教授
    前島 洋平 氏
    オルバヘルスケアホールディングス株式会社 代表取締役

    医工連携の現場を知り、医工連携を事業化へ導く視点から、医工連携・医療機器開発の本質、これからの展望・期待について講義をしていただきます。これからの取り組みの基盤となる考え方を養います。

  • 全10回のうち8回以上の講座に参加し所定の課題を終えた受講生の皆様には修了証をお渡しします。
  • 講演資料の提供は致しかねます。