放射線診断の臨床ニーズにきめ細やかさと技術力で応える

オリオン・ラドセーフメディカル株式会社は、放射線診断を支える技術とノウハウに70年以上の実績がある。
同社は1953年に株式会社オリオン電機商会として創業し、その後、放射線領域における医療機器の製造販売に特化してきた。
2018 年にはラドセーフテクニカルサービス株式会社と合併し、現在の社名に変更され、放射線関連の技術やサービスをさらに強化している。
この度、診療放射線技師と共同で、MRIで構造が複雑な部位を撮影する時に生じうる画像の歪みの解決に取り組んだ。
「MRIにおける頸部用磁化率補正具」というテーマで、約2 年で製品化した。
臨床現場の困りごとから製品構想、製品化に至るまでの背景を、岡山済生会総合病院 放射線技術科で主任を務める吉村祐樹技師、同社代表取締役の
三浦孝由さん、開発推進室室長の中辻博さんに伺った。