医師の働き方改革への一助になる開発を視野に
ドクタージャパン株式会社は、医療用特殊針や放射線防護製品などの医療機器の製造販売を手掛ける。 大手企業との長年の取引を通じて蓄積した技術力と品質で医工連携に力を注ぐ。 同社が2023年8月に医療機器クラスⅠの届出(届出番号:11B1X00018000008)の提出を終え、10 月に手術での使用を開始した「ハンズフリー吸引チップ」は、外科手術の効率化を図った製品となっている。 国立国際医療研究センター形成外科の十九浦 礼子医師と4年越しの共同開発に取り組んだドクタージャパンの商品企画部の久保寺 幸則さんと荒殿 剛さんに製品化のエピソードとこれからの展開について話を伺った。