ニーズをみる
検索する
選択された検索カテゴリ:
東京女子医科大学
医師(18年以上)
肛門疾患の診察では、肛門鏡を挿入し肉眼で観察、絵をかいて記録しており、画像等のデジタル記録が残せない。また、ベットサイドでおしりをぐっと広げ、ライトで照らしてよく見ながら治療する必要が出てくる場合もあるが、今現在あるものは大がかりな装置である。低コスト・小型でデジタル記録が残せる肛門鏡があるとよい。
デバイスが使われる疾患等の名称・概要
年間患者数
看護師(15年以上)
体外にバスキャスカテーテル、腹膜透析のPDチューブなどを留置している子供がいるが、その固定・収納方法は成人と違って容易ではない。現状、バスキャスカテーテルはヘアバンドやヘアピンで固定、PDチューブはお手製のポシェットに収納などをしているが、不安定であったり、子供の肩こりや不快感違和感、活動の妨げが生じている。長期入院や在宅療養において子供が安全安楽に生活できるためのより機能的で有用なものが欲しい。
子どもの静脈持続点滴ラインの管理には、刺入部位・ルートを安全に保持する必要がある。シーネを用いる場合には、シーネと手指・関節を固定する。その際に用いるテープは、子どもの皮膚損傷の予防の観点から、市販のもので全て賄うことは出来ない。そのため、市販のテープに部分的にガーゼなどで裏打ちしたものを作成し用いている。 テープの裏面に粘着面が無い部分が含まれたテープが欲しい。
看護師(30年以上)
高齢者や、基礎疾患がいくつもあるような患者は、予期せぬ状態の変化がおきることがあるが、複数の患者さんの対応を同時にしていると従来の心電図モニター等のアラーム機能だけでは気づくことが遅れる場合がある。常に患者の状態をモニタリング・見守ることができ、状態悪化の予測と変化が起きた際にすぐに看護師が気づくことができる装置の開発を目指したい。
看護師(11年以上)
患者が入院後環境に適応できずせん妄を発症したり、日常生活動作の低下による転倒・転落事例が多く発症している。現在、離床センサーなどを使用しているがいずれも患者の個別性は考慮しておらず、寝返り等必要無い時にも反応し、都度看護師が訪室することで患者に多くのストレス負荷がかかり看護師の業務量増加している。可能な限り拘束せず、患者の個別性に合わせ転倒・転落を防ぐセンサシステムがほしい。
看護師(25年以上)
医療現場でのアクシデント発生要因の最も多いものに薬剤がある。例えば他人の薬が配布される、不適切な用法容量で内服するなどである。看護師は誤飲防止に努めているが、人力による誤飲防止には限界がある。内服薬の誤飲防止、看護師の業務負担軽減につながる技術を開発したい。
医師(16年以上)
顔面骨折に対する三次元実態モデルを用いたシミュレーション手術が普及して久しい。画像解析ソフトで整復モデルを作成し術中に整復位の指標として用いるのが一般的な使用法だが、この整復モデルは健側のミラーイメージを骨折部に重ね合わせて作成されることが多く、その精度は必ずしも高くない。整復後の形態をデータ上で作成するための、別のアプローチを模索している。
デバイスが使われる検査・手術・処置等
年間件数
医療法人財団川野病院
看護師(12年以上)
主に整形外科で使用されるSBドレーンは、ボトルとYチューブ、ドレナージチューブの接続部分が、引っ張られても抜けにくい構造にはなっていないため、術後退室前に、医師や看護師がその2カ所をテープや余った糸で固定をしています。退室前は忙しく、時間のロスとなり、また、患者への処置以外でのテープの消費も問題点となります。術後に固定をしなくてもいいよう、接続部分に「ロック機能」などを取り付けてもらいたい。
整形外科、主に人工関節手術で着用するヘルメットですが、中のファンの調整が難しく、効き過ぎると術中指示などが聞こえにくく、効きが悪いと、息苦しく感じます。また、術後の首への負担、固定を閉めすぎると頭痛が出たり、額に跡が残り、特に女性は髪のまとめる位置を調整しなくてはなりません。簡便な物になるよう改善したい。
術中、ガーゼや器械等のカウントが合わず、手術を一時止めて探し、見付からない場合、ポータブルレントゲンにて確認をすることがあります。それにより、手術・麻酔時間の延長、患者への身体的負担の増大、レントゲンによる被爆、人の手配による更なる人手不足、医療従事者の精神的な負担が考えられます。マイクロ下で使用する針等小さな物も発見できるような装置ができてほしいです。