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千代田歯科麻酔研究所/ 日本歯科大学歯科麻酔学講座(一般社団法人日本歯科麻酔学会)
歯科医師
歯科麻酔では、聴診器で呼吸音を聴取して患者管理を行う。長時間の聴取は、疲労が生じるので、聴取者の負担軽減と呼吸音の客観的評価が出来る器材が必要であると考える。
国立がん研究センター中央病院
医師(26年以上)
現在販売がされている砕石位用固定具は、改良が重ねられているものの、長時間手術ではコンパートメント症候群という重大な合併症を引き起こす可能性がある。現在は、手術中に看護師が定期的に下肢固定の具合を確認したり、挙上を解除したりして予防に努めているが、確固たる予防策は確立していない。
デバイスが使われる疾患等の名称・概要
デバイスが使われる検査・手術・処置等
医師(27年以上)
ロボット手術においてカメラの汚れに対して、カメラを取り外し、体外でクリーニングを行う操作が頻回となった場合に手術時間の延長・不要な合併症や機械トラブルの原因となるリスクがある。体内でそのままカメラをクリーニングできれば手術操作をより円滑に進めることができる可能性がある。
年間患者数
年間件数
国立国際医療研究センター
医師(22年以上)
小径腎がんに対する標準手術として、ロボットあるいは腹腔鏡下に行う腎部分切除術が広く施行されている。腎がんの周囲に正常組織をつけて切除する必要があり、術中に小さな超音波プローブを挿入して切除範囲を決定している。その際、プローブで見た後にプローブを離して、凝固で印をつけている。プローブを腎臓につけたまま何らかの方法で印をつけることができると簡便だと思われる。
神戸大学
医師(23年以上)
左手でもその鉗子(エナジーデバイス)が簡単に使用できるようになれば、さらに術者の手技の幅が広がり、安全な手術がさらに遂行できる。
千葉大学医学部附属病院
医師
腹腔鏡、特にダビンチ手術は孤独でありストレスが多い。現行の手術室は、ピンク色だが、本来、落ち着く青か緑がよいと言われている。また、音楽も気持ちを落ち着かせることが知られている。手術室の環境を改変して術者のストレス改善を図りたい。
患者の合併症に関するデータは存在する中、医師にとって有用なストレス評価システムが存在しない。最近ウエアラブルな時計などで、ストレスを評価するアプリも存在するが、どのようなデバイスが医師のストレス測定に有用か不明である。診療中のストレス評価を可能にするデバイスが欲しい。
外来診療は、3時間待ちの5分診療と言われている。一方、患者の問診を行うアプリも存在するが高齢者では難しい。診療の待ち時間の間に、機械に不慣れな高齢者や障害者からも、人手に頼らず問診データを収集できるようなデバイスが欲しい。
外来診察室は、白い無機質である。近年、音楽をかけることで、患者のストレス軽減を試みているが、十分とは言えない。患者をリラックスさせ、円滑な診療を可能にする診察室環境が欲しい。
血尿の管理において、18-22Fr程度の太さの尿道カテーテルを陰茎から膀胱まで挿入しますが、しばしば膀胱内で形成された凝血塊が尿道カテーテルにつまり、閉塞します。閉塞を解除するためには、18-22Fr程度の金属製のカテーテルを用いて膀胱洗浄を行う必要がありますが、その手技の際に大きな苦痛を伴います。そのため、閉塞が起こらない尿道カテーテルが開発されるとよいと思います。