東京都 東京都医工連携HUB機構

令和7年度 医工連携人材育成講座~医療機器産業への新規参入、事業拡大のための中核人材育成に向けて~

第1回:会場開催(オンライン配信なし)、第2回~第10回:オンライン開催

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講座概要

東京都医工連携HUB機構では、都内中小企業を対象に、医療機器産業への参入及び事業拡大に向けた医工連携人材育成講座(全10回)を開講します。
医療機器産業・医工連携の最前線で活躍されている医療従事者、研究者、医療機器メーカー・ディーラー、ものづくり企業など幅広い分野からの講師陣を迎えることで、医療機器開発の入口である臨床ニーズの話から法規制、保険収載、知財、マーケティングまで、事業化に必要な基礎的な知識を体系的に学ぶことができます。
本講座を通じて、医療機器産業への新規参入や事業拡大に向けて、キーパーソンとのネットワークを構築し、業界を俯瞰しながら新たなビジネスの機会を創出する人材の育成にご関心のある企業の皆様は、是非ご参加ください。

【受講対象】都内中小企業枠(60名)/製販企業枠(10名)
※製販企業枠は会員登録をしている大企業または都外の中小企業に該当する製販企業が対象です。

【申込締切】令和7年05月21日(水)
※お申込者多数の場合は、ご希望に沿えない場合もございます。お早めにお申込みいただきますようお願い致します。
※お申込み受理後、確認メールをお送りします。届かない場合は事務局にお問合せください。

【開催場所】
第1回  日本橋ライフサイエンスビルディング 2階 大会議室(オンライン配信なし)
(〒103-0023 東京都中央区日本橋本町2丁目3-11)
第2回〜第10回 オンライン開催(Zoomウェビナー)

【参加費】 無料

【プログラム】全10回連続講座/15:00-17:00

  • [第1回] 6月11日(水) 「医工連携の概論」

    谷下 一夫 氏
    一般社団法人日本医工ものづくりコモンズ 理事長
    柏野 聡彦 
    東京都医工連携HUB機構 プロジェクトマネージャー

    医工連携とは何か?ものづくり企業が無理なく円滑に取り組むにはどうすればよいか?初回講座では、医工連携の全体像と基礎を学びます。

  • [第2回] 6月18日(水) 「医療機器の保険収載の基礎 前編」

    河原 敦 氏
    薬事コンサルタント

    日本では、上市した医療機器が臨床で使われる際、美容領域などを除き、保険診療下で使用されます。この講義では、医療機器の保険収載に関する制度の基礎及び医療機器の保険上の評価の枠組みについて学びます。

  • [第3回] 7月02日(水) 「医療機器の保険収載の基礎 後編」

    河原 敦 氏
    薬事コンサルタント

    上市の際に、どのように保険上の評価がなされ、保険収載されるかは新規医療機器の事業化において極めて重要です。前編のおさらいと、最新動向、実践で活かすために押さえるべきポイントを学びます。

  • [第4回] 7月16日(水) 「薬機法下における医療機器ビジネスの基礎」

    大竹 正規 氏
    一般社団法人 米国医療機器・IVD 工業会 診断・治療機器委員会 委員長

    医薬品医療機器等法( 通称: 薬機法) は医療機器の製造販売等に対する規制であり、医療機器ビジネスをおこなうための基本的なルールです。このルールを正しく理解して効率的に取り組めるよう、その基礎と最新動向、押さえるべきポイントを学びます。

  • [第5回] 8月06日(水) 「医療機器流通の実際 ー医療機器を売るために知っておくべきことー」

    矢部 文明 氏
    株式会社ホギメディカル 製品戦略部 製品戦略課 チーフビジネスエキスパート

    医療機器開発では製品コンセプトの検討段階から出口戦略を考えることが重要です。
    医療機器の流通の仕組み、マーケティングの考え方、取り組み方のポイントを学びます。

  • [第6回] 8月27日(水)  「医療機器分野への参入・医工連携の実践」

    久保寺 幸則 氏
    ドクタージャパン株式会社 商品企画部 次長
    蔵前 法文 氏
    藤井精工株式会社 医療事業部 事業部長

    ものづくり企業による異業種からの医療機器産業参入、医療現場のニーズをもとに製品化を実現したプロセス、市場展開するにあたって直面する課題への挑戦などについて、医工連携の具体的事例から学びます。

  • [第7回]※調整中 「医療従事者と医工連携 -看護師・臨床工学技士・理学療法士-」

    看護理工学会(看護師)※調整中
     
    一般社団法人東京都臨床工学技士会(臨床工学技士) ※調整中
     
    公益社団法人東京都理学会療法士協会(理学会療法士)※調整中
     

    医工連携を円滑に進めるにあたり、医療現場への理解は必要不可欠です。
    3つの専門職(看護師・臨床工学技士・理学療法士)の役割、医療機器への関わり方、職種特有の視点を知り、医療従事者目線での医工連携の考え方を学びます。

  • [第8回] 10月07日(火) 「医療現場のアイデアと知的財産」

    光嶋 勲 氏
    東京大学 名誉教授
    神谷 直慈 氏
    かみや特許事務所 弁理士・中小企業診断士

    新たな治療を生み出すマイクロサージャリー(手術用顕微鏡下でおこなう微細な外科手術)における医療機器開発ニーズ、医工連携の可能性を知るとともに、医療現場で生まれたアイデアに含まれる知的財産の保護・管理の重要性について学びます。

  • [第9回]※調整中 「事例から学ぶ海外展開」


    医療機器の海外展開には、各国で異なる規制や販路開拓、文化的背景の違いなど様々な課題があります。自社の特徴や業態を生かしたグローバル戦略およびその実践的知見や成功要因について、実際の事例を通して学びます。

  • [第10回] 11月13日(木) 「これからの医工連携・医療機器開発の展望・期待」

    植木 賢 氏
    鳥取大学医学部 医学科 医学教育学講座 医学教育学分野 教授
    学長特別補佐
    一般社団法人日本医工ものづくりコモンズ 理事
    前島 洋平 氏
    オルバヘルスケアホールディングス株式会社 代表取締役社長
    兵庫県立大学 特任教授
    一般社団法人日本医工ものづくりコモンズ 理事

    新たな技術や発想によって医療現場の課題を解決し、質の高い医療を実現するためには、医工連携によるアプローチが重要です。医療機器開発の現場を理解し、医工連携を通じてアイデアを事業化へと繋げる視点を学び、プロジェクトを成功に導くための基盤となる考え方を養います。

  • 体系的な学びを得るため、すべての回へのご参加を前提とさせていただいております。
  • 全10回のうち8回以上の講座に出席した受講生の皆様には修了証をお渡しします。(当日参加とアンケートへの回答をもって出席となります)
  • 講演資料の提供・アーカイブ配信は致しかねます。