東京都医工連携HUB機構(以下、「HUB機構」)では、ニーズを踏まえ臨床現場で使われる医療機器の開発及び改良を支援する事業を行っておりますが、このたび、医療提供者と企業の出会いの場を創出する臨床ニーズマッチング会を当機構と連携して開催する臨床機関の募集を以下のとおり行います。
※東京都医工連携HUB機構は、東京都の医工連携事業を推進するためのプロジェクト体で、民間企業(平成30~令和5年度は日本コンベンションサービス(株))への委託により運営しております。
1. 募集する臨床機関
大学病院、ナショナルセンター病院、臨床学会、その他臨床研究を行う病院等
2. 期間
連携合意後から同年度末まで(両者の合意による継続あり)
3. 臨床ニーズマッチング会の概要
臨床ニーズ
マッチング会
マッチング
ニーズ発表会では、医療提供者(医師、技師、看護師、事務等)から臨床現場のニーズ(困りごと)を企業等に向けて発表し、それらを解決可能なアイデアや技術を有する企業が面談希望を行います。
企業からの面談希望をHUB機構がとりまとめて臨床機関に提供し、医療提供者側の面談意思がある場合に面談を行います。
知財への配慮
4. 臨床ニーズマッチング会の流れ
(1)医療機器開発等に係る臨床ニーズ収集・とりまとめ
(2)マッチングデータベースでのニーズ公開
(3)臨床ニーズマッチング会の開催(可能であれば臨床機関内で開催)
(4)面談希望調整
(5)医療提供者と企業のマッチング
5. 役割分担(機関ごとの状況に合わせて詳細は打ち合わせによる)
HUB機構
イ.) 企業(製販企業・ものづくり企業等)の募集・受付
ウ.) マッチングデータベースの提供
エ.) 臨床機関においてニーズ募集等開催趣旨の説明
オ.) 当日の運営(受付、司会進行等)
カ.) 企業からの面談希望を取りまとめ臨床機関に提供
キ.) 医療提供者と企業のマッチング調整及び面談同席(全てではありません)
ク.) 医療提供者と企業の連携による機器開発等への支援
合同開催先
イ.) 臨床ニーズ収集・とりまとめ(機関内での告知、説明等)
ウ.) 会場の提供(提供いただける場合)
エ.) イベント当日の運営への協力
オ.) 企業からの面談希望の医療提供者への調整(面談可否の意思確認)
6. 費用負担
臨床ニーズマッチング会の開催に係りそれぞれに生じた経費については、原則として各自が負担するものとします。ただし、開催に係る一定の経費については都が負担いたします。
7. 応募について
応募を検討いただく臨床機関のご担当者には詳細を説明いたしますので、 以下の【応募・問合せ窓口】にご連絡ください。
ご参考:HUB機構が中小企業向けに実施している医工連携及び医療機器開発に関するおもな支援内容
(1)セミナー・講座の開設
(2)相談窓口の設置
(3)コーディネーターによる助言
(4)専門家による薬事及び技術的助言
(5)本事業利用者向けの助成金制度(上限5,000万円、助成率2/3)
※申請には都内中小企業との連携など条件がありますので、詳細は募集要項をご覧ください。
(6)東京都医工連携イノベーションセンター(日本橋の支援拠点)の運営
(7)展示会出展
(8)その他、都内中小企業と連携することにより、都の支援施策を活用いただけます。