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昭和大学横浜市北部病院
医師(18年以上)
入院患者のチューブ管理において、患者または医療者の不注意によりチューブの脱落・非計画的な抜去など、患者に不利益が生じる危険性が常時存在する。現状では各医療機関・部署の工夫で、これら危険性を回避している。医療事故につながる問題でありながら、このアクシデントを回避するまたはリスクを軽減する専用のデバイスは販売されていないため、開発を目指している。
デバイスが使われる疾患等の名称・概要
年間患者数
デバイスが使われる検査・手術・処置等
年間件数
昭和大学
医学博士(15年以上)
手先にしびれを生じる抗がん剤の副作用軽減のため保冷剤を使って血管を収縮する手指冷却をしています。点滴を受ける間に保冷剤を15分ごとに合計6回(片手で)取り替えますが、片方の手は点滴で固定されているため、片手で保冷剤を取り替えるのが難しく、保冷剤の固定方法を探しています。
昭和大学江東豊洲病院
医師(19年以上)
【背景】Covid-19肺炎では無症候性の肺炎を認めることもあり、SPO2の低下から推測される。スマートウォッチではこれらは測定可能である。しかし現場ではバイタルを各々測定している。【方法】スマートウォッチに、自動血圧計を合わせたデバイスにより、全バイタルの測定が可能である。【期待される効果】簡便に肺炎や状態のスクリーニングが可能である。
【背景】予防接種の現場において、皮下注射、筋肉注射のいかんに関わらず接種による疼痛に抵抗がある人はいる。その対策方法は数少ない。【方法】接種前に、接種部位へ冷却スプレーと同等の機序のものを噴霧する。冷却温度や噴霧時間は、疼痛の緩和の割合と組み合わせて検討する。【期待される効果】予防接種前の短時間で、身体への影響なく接種による疼痛を軽減できる方法の1つになる。
【背景】乳幼児における点滴に使用では、点滴の抜去の可能性があるため、やむなく手にミトンを装着し、予防することを行っている。しかし小児の体格にあったミトンには限りがあり、適切な種類を揃えることが必要である。ミトンの使用により、点滴の侵入部の観察が難しくなるため、材質の変更等の検討も望ましい。【期待される効果】適切なミトンの作成は医療トラブルが減少する。
昭和大学病院
医師(14年以上)
アレルギー性鼻炎や上気道炎はありふれた疾患であり、専門ではない医師が診察することも多く、不必要な抗菌薬などが使われているのが実情である。医療用内視鏡では所見が綺麗にとれるがコストが高い。診療所では多機能や最高画質を求めている訳ではなく、簡易的な内視鏡でも診断は可能であるが、合致する内視鏡は無い。発展性として、画像をAI診断するアプリケーションの作製や、自宅で行える簡易型の作製などを考えている。
医師(12年以上)
廃プラスチックによる海洋汚染は世界規模の環境問題である。日本でもプラスチックごみ減量に向け、2020年7月よりプラスチック製買物袋有料化が開始された。調剤薬局で調剤された医薬品を患者に交付する際のレジ袋も有料化されている。しかし、薬剤の交付に用いる薬袋は薬剤監査の観点から、ジッパーつきポリ袋が好まれてる。このポリ袋は有料化制度の対象とはなっておらず、無償で患者さんに提供されている。
歯科医師(22年以上)
超高齢社会の進行に伴い、歯科においては健康長寿の延伸が求められている。実際に在宅や老人福祉介護施設においては、在宅歯科医療や訪問歯科医療が盛んにおこなわれている。しかし、認知症等の問題から開口障害やベットサイドでの診療を必要とする患者が非常に多く、実際の歯科治療が困難となっているのが現状である。したがって,遠隔診断も含め画像診断のみで口腔内の状況や疾患の鑑別が図れるシステムの構築が求められている。
看護師(12年以上)
患者の栄養管理は治療を左右する重要な要因となっている。しかし、患者の食事量の記載については、看護師や介護者の目測による評価で曖昧な摂取量の記載が何年もの間で慣例となっている。看護師や介護者が簡単に食事量を評価できること、さらに摂取した食事量を正確に判定できるデバイスの開発を目指している。
作業療法士・理学療法士(12年以上)
鼻カニュラは耳にかけるために、皮膚に発赤などが生じやすいことが問題となっている。現在、クッション性のあるサージカルテープを巻いて対応しているがそれでも発赤が生じやすい。酸素療法に伴う患者様の苦痛を少しでも軽減したい。