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No. | 臨床機関名 | 診療科・職種 | 開発するデバイスの種類 デバイス開発の背景(臨床現場が抱える問題) |
マッチング | デバイスが使われる疾患・症例、 検査・診断・手術・処置等 |
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101 | 千代田歯科麻酔研究所/ 日本歯科大学歯科麻酔学講座(一般社団法人日本歯科麻酔学会) |
歯科麻酔科/ 歯科麻酔学
歯科医師 |
聴診器で聴取した呼吸音の評価器材
歯科麻酔では、聴診器で呼吸音を聴取して患者管理を行う。長時間の聴取は、疲労が生じるので、聴取者の負担軽減と呼吸音の客観的評価が出来る器材が必要であると考える。 |
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201 | 鶴見大学歯学部(特定非営利活動法人 日本歯科保存学会) |
歯内療法学講座
歯科医師 |
手術用顕微鏡
歯科臨床では、手術用顕微鏡を使用する機会が増加している。しかしながら、顕微鏡を併用した治療は熟練を要する。顕微鏡下での治療指導は、指導者がモニター上または実際に術者と交代して行うため、術者が理解するのに時間がかかる場合がある。また、使用時は基本的に接眼レンズを通して患歯を視るため、エックス線写真等を確認する場合、一旦接眼レンズから視線を外さなければならないという問題点がある。 |
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301 | 松本歯科大学(障害者歯科 小児歯科 口腔衛生) |
地域連携歯科学講座
歯科医師 |
防音・消音装置
歯科診療時には口腔内バキューム・口腔外吸引装置・エンジンやタービンなどの切削器具が使われ、様々な音が生じる。患者の口腔周囲で発生する音であることからその音量のために患者との会話に困ることがある。また、自閉症スペクトラム症などの患者では音により強い拒否行動をとることも知られている。患者との会話の困難さ、診療への誘導に苦慮している。 |
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302 | 松本歯科大学(障害者歯科 小児歯科 口腔衛生) |
地域連携歯科学講座
歯科医師 |
運動計測装置
嚥下の際には喉ぼとけが挙上する。摂食嚥下障害のスクリーニング検査で多用されている反復唾液検査ではこの動きを手指で感知するがその当て方によっては嚥下運動を阻害してしまう恐れがある。非接触で運動を評価できる簡便な装置があればスクリーニング検査を容易にするばかりでなく、食事時の嚥下運動の評価にもつながると考えている。 |
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303 | 松本歯科大学(障害者歯科 小児歯科 口腔衛生) |
地域連携歯科学講座
歯科医師 |
抑制具
障害児・者の歯科診療では拒否行動だけでなく不随運動により治療困難となることがある。薬物を使用した鎮静が多用されるが、静脈路の確保や緊急時にはやむを得ず抑制法が用いられる。この時、かなり強く抵抗されることもあり、安全かつ快適な抑制方法が望まれる。 |
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401 | 日本歯科大学附属病院(日本口腔外科学会) |
口腔外科
歯科医師 |
歯科材料
現在使用されている金属歯冠修復材料は、CT、MRI画像において artifactの影響が大きい。 |
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402 | 日本歯科大学附属病院(日本口腔外科学会) |
口腔外科
歯科医師 |
根管治療器
口腔外科関連手術時に、感染根管の治療を行わなくてはいけないケースがある。手術中の特殊な環境において、その治療に時間と労力を費やすることはあまり好ましくない状況がある。また感染の拡大防止の考慮も含め、適切、瞬時の対応が望まれる。そのほか、応用範囲から考えても根管治療の大改革となる。 |
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403 | 日本歯科大学附属病院(日本口腔外科学会) |
口腔外科
歯科医師 |
歯周ポケット測定ソナー
口腔内環境不良の患者に対して侵襲を加える検査は行うべきではないという観点より、非侵襲的ポケット測定器が有用と考える。 |
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501 | 日本歯科大学附属病院(日本口腔インプラント学会) |
口腔インプラント診療科
歯科医師 |
なんでも切断できる装置
除去用バー破折により、口腔粘膜に損傷を引き起こすことがある。歯冠修復物含め、除去、切断などに利用できる装置があれば、日常臨床における効率の悪い作業から解放されると考える。 |
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601 | 日本歯科大学附属病院(日本口腔腫瘍学会) |
口腔外科
歯科医師 |
治癒促進照射装置
創部治癒不全の激しい疼痛を経験する。疼痛を伴う創部治癒不全の患者に対して苦痛期間の短縮を図りたい。 |
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701 | 日本歯科大学歯学部(日本歯科審美学会) |
接着歯科学講座
歯科医師 |
歯の白さ検査器具
ホワイトニングでどれだけ歯が白くなったのか、また後戻りしたのではに対して数値的に答えられない。ホワイトニングでの数値的確認が必要性がある。 |
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801 | 獨協医科大学医学部(日本有病者歯科医療学会) |
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歯科医師 |
ハイリスク患者のスクリーニング装置
超高齢社会を迎え、何らかの医学的配慮が必要なハイリスク歯科患者が増加している。このような患者へ安全で適切な歯科治療を実践する際、自らが治療を行うか、高次医療機関へ紹介すべきか、判断に迷うことが臨床の場で遭遇する。このような患者に対し、ITを応用し患者に適切な歯科医療を提供することは極めて有用だと考えられる。 |