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No. 臨床機関名 診療科・職種 開発するデバイスの種類
デバイス開発の背景(臨床現場が抱える問題)
マッチング デバイスが使われる疾患・症例、
検査・診断・手術・処置等
101 国立国際医療研究センター 国際診療部
医師 (20年以上)
通訳・翻訳機能を持ったロボット
現在、外国人診療の時には、対面通訳や遠隔通訳(電話通訳・オンラインによるビデオ通訳)が行われており、医療通訳を必要とする場所に看護師がデバイスを運びその場に同席し設定している。昨今、コロナなどの感染症の診察も増え、人が同席しないでも可能な体制を模索している。ロボットを呼ぶと必要な場所にロボットが向かい、医療通訳や翻訳(問診票等)を行うことで、外国人診療がスムーズに行うことができる。
102 国立国際医療研究センター 呼吸器内科
医師 (20年以上)
人工呼吸器グラフィックモニターの自動解析
COVID-19の重症症例管理においては人工呼吸器が必要とする症例を経験した。
このような症例は人工呼吸器管理やECMO管理が必要となる。
もし、心電図の自動解析のように、人工呼吸器のグラフィックパターンをAIを用いて解析が可能で、今起こっているトラブルに対してアラートを発しつつ、どのような対応法が良いかを提示できるようなシステム構築ができれば、若手医師の教育にも応用でき非常に有効と考える。
103 国立国際医療研究センター 呼吸器内科
医師 (20年以上)
重症患者の換気モニタリングシステムの構築
重症患者ではベッドで寝たきり状況となり、重力効果で背側の換気が悪くなり、またそのような換気が悪いところに血流が多く還流することで、酸素化がより悪化する。
このような不適切な換気と血流を改善させるべく、これらをモニタリングしディバイスがあると有効である。
最近では一般X線撮影装置を用いて動画を撮影できるデジタルX線動画撮影システムが開発されておりこれらの応用が期待される。
104 国立国際医療研究センター 児童精神科
医師 (20年以上)
子どものメンタルヘルスに関するアプリ
児童精神科領域において、専門医と専門機関の少なさは大きな課題である。一方で、児童虐待や不登校、子どもの自殺などのニードは極めて高くなっている。専門機関と地域の医療機関・児童福祉機関を繋ぐネットワークシステムと診断・治療アルゴリズムに関する自然言語処理アプリケーションの作成が、それらの問題解決の一助となる可能性がある。
児童精神科受診患者(年齢・性別・診断は不問)
[自院] 500人
児童精神科受診患者(年齢・性別・診断は不問)
[自院] 500件
105 国立国際医療研究センター 乳腺外科
医師 (21年以上)
手術時の切除範囲マーキング用試薬
標準的な乳癌手術術式として乳房部分切除があるが、病変とその周囲の性状乳腺組織を正確に切除することが必要なため、執刀前に色素を用いたマーキングをする必要がある。現在、それ専用の色素はなく、厳密に言うと薬剤の適応外使用を行っているのが現状である。適応外使用も問題であるが、その都度、アンプルを開ける、薬剤を混ぜ合わせるなどの作業も発生するため、安全面や手間の問題も生じうる。
乳癌は日本人女性の罹患数第一位の悪性腫瘍である。治療には手術、薬物療法、放射線療法を組み合わせるが、根治的な治療としては手術は必須である。
[自院] 130人 [全国] 92,000人
手術療法の一つに乳房部分切除があり、病変にその周囲の正常乳腺組織を確保して切除する。切除範囲は執刀直前に色素を注入して決定し、その目印に従って切除するため非常に重要なものである。
[自院] 50件 [全国] 41,000件
106 国立国際医療研究センター 泌尿器科
医師 (18年以上)
バルンカテーテル素材
尿道カテーテル、膀胱瘻カテーテル、腎瘻カテーテルはいずれも先端のバルンに蒸留水を充填して固定し、おおむね4週間ごとに交換を行っている。その素材は、ラテックスかシリコン製であるが、いずれも4週間後の交換時にバルンを虚脱されるとバルンの素材が延びた状態で襞状となり、抜去時に引っかかり、痛みや出血を誘発することがある。
前立腺肥大症による尿閉、腎後性腎不全
[自院] 500人 [全国] 500,000人
前立腺肥大症による尿閉、腎後性腎不全
神経因性膀胱などカテーテル留置を要する症例
[自院] 500件 [全国] 500,000件
107 国立国際医療研究センター 泌尿器科
医師 (14年以上)
尿道カテーテルに装着する蓋(キャップ)
尿閉の患者様で、尿道にカテーテルを留置することがある。尿道カテーテルには尿を貯留させるバッグを接続するか、あるいは蓋を装着する。蓋を装着した場合は患者様が1日に数回蓋を開けて、膀胱内にたまった尿を排出する。既存の蓋は巧緻性あるいは筋力が低下した場合に操作しにくく、それが理由で蓋を利用できずにやむを得ずバッグを使用するケースがある。
108 国立国際医療研究センター 産婦人科
医師 (16年以上)
子宮頸管留置チューブ
子宮頸管は子宮の外と内腔をつなぐ、長さ3cm径数mmの、月経血や精子が通過するに不可欠の構造である。子宮頸部円錐切除術後に狭窄し、月経血貯留や細胞診採取不能を来すことが以前から問題とされ、他のカテーテルを留置しても抜けてしまうなど、その予防法は確立していない。また高齢化社会では、加齢による狭窄から、しばしば子宮留膿症による骨盤感染を来たし、施設などで治療に難渋する。これらの解決を目指す。
子宮頸部異形成・子宮留膿症・頸管狭窄症
[自院] 30人 [全国] 50,000人
子宮頸部円錐切除術・頸管拡張術 
[自院] 30件 [全国] 50,000件
109 国立国際医療研究センター 産婦人科
医師 (16年以上)
痛みの少ない腟鏡
日本の子宮がん検診受診率は20-30%ほど、諸外国と比較して大きく遅れをとっている。原因は様々だが、産婦人科の診察は、少なからず痛みを伴うため苦手な人も多く、受診を控える要因のひとつと考えられる。それによらずとも、痛みが軽減される工夫は重要であり、痛みの少ない腟鏡が実現すれば、多くのニーズが期待され、検診受診率の向上にも寄与する可能性がある。
産婦人科を受診するほぼすべての患者
110 国立国際医療研究センター 食道胃外科
医師 (28年以上)
ローラがない経腸用チューブの開発
経口摂取不能の症例に、経管や経腸栄養を行うが、自身で行うときは、輸液チューブに類似したルートを使用し、調整はローラーを用いている。高齢者には、投与量の設定が困難であったり、握力がないのでローラを回して調整することでさえ苦労している。
消化管術後、廃用、などによる経管栄養が必要な症例
[自院] 75人
胃瘻、腸瘻、経鼻経管栄養
[自院] 75件
111 国立国際医療研究センター 放射線診療部門
放射線技師 (10年以上)
医師と連携
顔認証機能付き入退室管理システム
患者治療情報の展開は、患者の有するバーコードを読み取ることによる。バーコードは生体認証等とは異なり、完全に患者間違いを起こさないツールではない。
また、治療中は患者以外全スタッフが照射室から退室することが求められる。照射担当者の確認不足や、他スタッフの不用意な入室等により、患者以外のスタッフが照射を受けてしまう事故をシステムとして完全に防ぐことができない。