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社会医療法人財団白十字会 佐世保中央病院
臨床工学技士
超高齢者社会を迎え、病院への送迎は、介護タクシーや介護施設からの送迎であれば専用福祉車両により車椅子での昇降は容易である。しかし、利用しない患者は自家用車で家族が送迎し、車から降ろし、車椅子へ乗せる作業が行われている。福祉車両への改造やレンタル、買換えの方法もあるが、減税優遇を受けたとしても高額の為、現実的ではない。そこで、車から車椅子への昇降を容易にする補助具を開発できる企業を求めています。
COVID-19などの飛沫感染患者を受け入れる医療機関では、陰圧室で患者管理を行うが、搬送時や臨床業務で医療スタッフにウイルスが飛沫する可能性が高く、完全にウイルスを遮断することは難しい。また、地域や臨床機関によっては装置自体の確保が難しい状況がある。飛沫感染防止の為、簡易的に陰圧が保て、安全に医療が行えるシステムが必要である。ポリ袋製造や加工、空気清浄設備が得意な企業を求めます。
昭和大学
その他医療スタッフ
自分自身目薬を上手く点せず、こぼさずに一発で入れる補助具に着眼した。これは、自身の悩みであったメイク落ちを予防できるほか、医療現場では高齢者や半身麻痺など、自身で点眼が困難な患者の補助具に繋がると考えた。さらに、一般市場でも幅広い年齢層にニーズがあると考えた。
デバイスが使われる検査・手術・処置等
年間件数
熱中症は脱水・高熱・痙攣等を起こし、重症度が高いと死に至ってしまう可能性がある。現在は体が未熟な小児、身体機能が低下傾向の高齢者、身体活動が活発なスポーツ選手を中心に多くの患者が救急搬送されているが、対策をする製品は少ない。さらに現在は地球温暖化が進行しており、今後は更なる気温上昇が見込まれ、熱中症発症・重症化リスクは高い。その為、水分量の変化を示す製品の開発で熱中症を未然に防ぐべきだと考えた。
デバイスが使われる疾患等の名称・概要
年間患者数
服用タイミングが複雑な薬剤(例えば、糖尿病薬、骨粗鬆症、低用量ピルを処方された場合、アラームなどをかけて時間を知らせるデバイスを使用する必要がある。服用という行為や処方している薬剤などは知られたくない情報であるが、開発者自身も過去に知られてしまい、心ない言葉をかけられたことがある。そこで周囲に分かりにくいデバイスを開発することとした。
歯科医師
歯科における静脈内鎮静法は、術野と気道が一致するという特異的環境にある。注水下の処置は、誤嚥の発生、鎮静深度の上昇、鎮静の失敗に繋がり、治療が不可能になるリスクがある。現在の対処方法は、意的に水が口腔内に貯められて、誤嚥を引き起こさないようにすることが前提の器具を使用することである。そこで、咽頭部を含めて極力注水での飛沫が及ばない吸引装置、静脈内鎮静法での運用を前提とした吸引装置の開発を考えた。
歯科における全身麻酔は、気道確保の方法として気管挿管が多く選択されている。歯科における手術時間は2時間以内の処置がほとんどであり、いずれも経口挿管で実施可能である。そのため、気道確保はラリンジアルマスクでも代替可能であり、気管挿管より簡便で低侵襲な方法は、日帰り全身麻酔を含めた全身麻酔へのハードルをさらに下げ、症例数の増大やスペシャルニーズな対応が必要とされる障がい者治療に効果を発揮できる。
入院中の患者は、トイレや食事、入浴や検査など頻回に移動する。 座位を取ることができても自力で歩行ができない患者は、看護師がベッドから車いすに移動して、目的地でまた移動を繰り返す。その時に、看護師には患者を持ち上げて回転を伴う思い負荷がかかる。 ベッドから体位を変えることがなく、そのまま目的地に移動できる移動用のいすの開発を考えたいと思っている。
歯科診療室では、歯科ユニットがあるため、口の中が良好に見える。しかし、家庭や訪問診療(施設)スポーツ現場等では口の中の状態を正確に確認・記録することが困難になる。 そこで、診療室以外で簡単に口唇を排除し、口の中が見える、光源が付属可能な器具を開発し、良好に口腔内が見える環境を目指す。ブラッシング指導時の活用、家庭での子供への仕上げ磨き、施設での口腔ケア等の需要が高くなることが予測される。
近年、マウスピースやナイトガード、可撤式矯正装置等を使用している患者は多い。 しかしながら、細菌の多い口腔内での使用+保管方法により、装置表面では多数の細菌が繁殖し、装置を清潔に保つことは難しい。また、現行の装置保管ケースは、細菌自体を付着しにくくする工夫や増殖を防ぐこと、その状態を維持できる物がない。
現在の実習の評価基準、求められるパフォーマンスが分からない。自分の達成度の自己評価も難しい。このような状況を改善すべく実習で求められるパフォーマンスを可視化、明確化できればと考える。またその記録を残すことができ、振り返ることができればなおよい。さらには成果を基に適性、目標とのギャップ、それを埋めるためにすべきことなどをサジェストしてくれるものが理想。
正しくない持ち方でペンを持ち手が痛くなったりペンダコができた経験がある。手が痛くなると集中力にかけ、学習の耐久性が落ちてしまう。毎日長時間ペンを持つことが必要な受験生や私たち大学生にとって、耐久性は学習の基盤になっていると日々強く感じている。本来もちかたえんぴつは小学生が未就学児が使用するものであるが、さらに楽しく!楽に!学習がしたいというニーズをもつすべての方に対して、本商品を考えた。
医療業界には廃棄物(グローブやガウン、アイガードなど)が多いという問題があり、学生生活においてもたくさんの廃棄物が出ている。また入院患者の食事についても廃棄物がたくさん出ているため、SDGsの考え方を使って、このような問題を解決できないかと考えた。
実習や座学、ポータルサイトやポートフォリオ、GoogleClassroomといった複数のプラットフォームから出るタスク管理は煩雑で、その授業のみで完結してしまっている。それらを一元的にタスクの実行や振り返りまで管理することで、知識をより臨床に近い横断的なものとできるようになると考えたため。
現在、壁掛け型や携帯用など様々な種類の薬ケースが販売されているが、多種類の薬の管理が難しく、服用ミス・重複処方によるポリファーマシーの発生、緊急時に本人以外が薬を把握しにくい等の問題を全て解決する既存の商品は存在しない。従って、薬を容易に一括管理でき、かつ入院や災害のような緊急時に、本人以外の家族や周囲の人でも一目で分かり、日常生活はもちろんのこと、介護現場でも活用できる薬の収納商品を開発したい。
医師(13年以上)
お薬手帳アプリとは、スマートフォンなどに処方された薬剤情報を保管・記録することのできるアプリであるが、利用率が低い。罹患している疾患やユーザーの年齢によっても患者や介護者がお薬手帳アプリに求めるニーズが異なるため、これにニーズに見合うアプリの開発を希望している。特に服薬管理が難しい患者を最初のターゲットとしていきたい。
看護師(12年以上)
患者の栄養管理は治療を左右する重要な要因となっている。しかし、患者の食事量の記載については、看護師や介護者の目測による評価で曖昧な摂取量の記載が何年もの間で慣例となっている。看護師や介護者が簡単に食事量を評価できること、さらに摂取した食事量を正確に判定できるデバイスの開発を目指している。
医学博士(15年以上)
手先にしびれを生じる抗がん剤の副作用軽減のため保冷剤を使って血管を収縮する手指冷却をしています。点滴を受ける間に保冷剤を15分ごとに合計6回(片手で)取り替えますが、片方の手は点滴で固定されているため、片手で保冷剤を取り替えるのが難しく、保冷剤の固定方法を探しています。
作業療法士・理学療法士(18年以上)
近年リハビリテーション領域で、超音波画像診断装置による筋肉の評価が普及してきた。リハビリの治療効果を正しく判定するためには、治療前後で同じ部位の画像を比較しなければならない。しかし、現状は理学療法士の主観によって同じ部位と思われる画像の比較しか行えていない。そのため、超音波画像診断装置プローブガイド装置があれば、客観的に同じ部位の撮像が可能となり、リハビリの発展に寄与すると確信している。
医師(12年以上)
廃プラスチックによる海洋汚染は世界規模の環境問題である。日本でもプラスチックごみ減量に向け、2020年7月よりプラスチック製買物袋有料化が開始された。調剤薬局で調剤された医薬品を患者に交付する際のレジ袋も有料化されている。しかし、薬剤の交付に用いる薬袋は薬剤監査の観点から、ジッパーつきポリ袋が好まれてる。このポリ袋は有料化制度の対象とはなっておらず、無償で患者さんに提供されている。
歯科医師(22年以上)
超高齢社会の進行に伴い、歯科においては健康長寿の延伸が求められている。実際に在宅や老人福祉介護施設においては、在宅歯科医療や訪問歯科医療が盛んにおこなわれている。しかし、認知症等の問題から開口障害やベットサイドでの診療を必要とする患者が非常に多く、実際の歯科治療が困難となっているのが現状である。したがって,遠隔診断も含め画像診断のみで口腔内の状況や疾患の鑑別が図れるシステムの構築が求められている。
医師
病院内において使用する車いすには様々な改良すべき点があるが,そのなかで最も大きな課題が乗り降りしにくいことであると思われる。今回その課題を解決したい。 歩行障害のある患者さんが対象となるのでスケールメリットは大きいと思われる。実現すれば病院側にもメリットがある。
歯科治療では、超音波振動させた部材を歯に当てることで歯垢や歯石を除去するが、細菌の菌体レベルでの除去はできていない。そこで、我々はインプラント周囲炎患者の歯垢除去を目的に流水に超音波振動をのせることで、ミクロなレベルで微生物除去が可能で洗浄効果の高い、流水式超音波口腔清掃器の開発を行ってきた。基本的な特許は国内外で成立し、現在はPMDAへの申請を視野に製造販売業の医療機器メーカーを探している。
昭和大学江東豊洲病院
小児の呼吸・心拍数を計測するには、接触型の機器を用いる。しかし、モニターの接触は小児にとっては不快感が生じて啼泣の要因になり、正確な数値を計測できないことがある。そこで、小児にとって不快感が生じにくい非接触型のモニタリング機器を開発し、より正確な計測値を得ることに寄与したいと考えた。
小児病棟等において、医療者が乳幼児を移動させるときなどに児を抱負する機会がある。しかし胸ポケットにはペン等が入っており危険である。ペン等を別の位置のポケットに移しておいても、乳幼児の外来処置の時に、こちらが前かがみの状態になることが多く、ポケット内の物が落ちることが多い。 これらの解決のためポケットの位置の変更やポケットが改良されたスクラブや白衣があれば、需要があると予想した。
放射線技師(10年以上)
放射線技術部では、単純撮影において再撮影を防止、画像の再現性を向上させるために、撮影部位や撮影方法に合わせた撮影用補助具をスタッフが考案し自作している。自作のため、作成には時間を要し、かつ個体差がある等の問題があり、1つの病院で作成した補助具を他の病院で同様の補助具を作成し使用することは難しい。患者さんに余計な被ばくをさせないために精度のよい補助具を量産し、多くの施設で使用できるようにしたい。
医師(20年以上)
【目的】予防接種時の疼痛を緩和【背景】予防接種において、皮下注射や筋肉注射のいかんに関わらず接種時の注射針の疼痛の問題は常にある。その対策の1つとして、接種前に局所麻酔薬のテープの貼付もあるが、薬物であり副反応や費用の問題がある。【方法】接種前に、接種部位へ冷却シールを貼付しておく。【期待される効果】予防接種の注射針による疼痛の軽減が期待できる。
医師(19年以上)
【背景】乳幼児における点滴に使用では、点滴の抜去の可能性があるため、やむなく手にミトンを装着し、予防することを行っている。しかし小児の体格にあったミトンには限りがあり、適切な種類を揃えることが必要である。ミトンの使用により、点滴の侵入部の観察が難しくなるため、材質の変更等の検討も望ましい。【期待される効果】適切なミトンの作成は医療トラブルが減少する。
【背景】予防接種の現場において、皮下注射、筋肉注射のいかんに関わらず接種による疼痛に抵抗がある人はいる。その対策方法は数少ない。【方法】接種前に、接種部位へ冷却スプレーと同等の機序のものを噴霧する。冷却温度や噴霧時間は、疼痛の緩和の割合と組み合わせて検討する。【期待される効果】予防接種前の短時間で、身体への影響なく接種による疼痛を軽減できる方法の1つになる。
【背景】Covid-19肺炎では無症候性の肺炎を認めることもあり、SPO2の低下から推測される。スマートウォッチではこれらは測定可能である。しかし現場ではバイタルを各々測定している。【方法】スマートウォッチに、自動血圧計を合わせたデバイスにより、全バイタルの測定が可能である。【期待される効果】簡便に肺炎や状態のスクリーニングが可能である。
昭和大学歯科病院
歯科医師(27年以上)
歯科治療では、超音波振動させた部材を歯に当てることで、歯垢や歯石を除去するが、細菌の菌体レベルでの除去はできていない。そこで、我々はインプラント周囲炎患者の歯垢除去を目的に流水に超音波振動をのせることで、ミクロなレベルで微生物除去が可能で洗浄効果の高い、流水式超音波口腔清掃器の開発を行ってきた。基本的な特許は国内外で成立し、現在はPMDAへの申請を視野に製造販売業の医療機器メーカーを探している。
昭和大学歯学部
歯科診療の現場では患者ごとに手作業でユニットを消毒をしているが、人手と時間がかかる。エキシマランプを活用して、より簡単で安全な方法でユニットを消毒できるようにしたい。
歯科医師は歯科治療を行う上で大量のエアロゾルに曝される危険があり、臨床現場では感染防護具(PPE)の着用や、口腔外バキュームの併用といった措置が取られているが、その効率や効果をさらに上げることが求められている。ユニットに横になった患者を上から覆い、さらにはその内部を口腔内のバキュームで吸引することで、完全なエアロゾルの飛散防止と歯科医師の感染防御が可能となる装置を開発したい。
昭和大学歯学部(一般社団法人日本歯科審美学会)
重度のう蝕に罹患すると抜髄を余儀なくされるが必ずと言って長期間で変色する。
歯のホワイトニングは広く普及してきたが一般の人が自分の歯の色がどのくらい白いかが認識しずらい。そのため簡単に携帯端末で測定、認識できれば便利である。
昭和大学大学院
臨床工学技士(8年以上)
チューブ鉗子は主に手術室で使用されている。近年、臨床工学技士も女性スタッフが多くなり、女性の力ではチューブ鉗子を締めづらい問題がある。 チューブ鉗子は、COVID-19で注目されたECMO業務や人工心肺業務で使用されており、外れると血液が漏れ重大なインシデントの可能性が考えられる。 これらの問題を解決し、簡便性、安全性に優れたチューブ鉗子の開発を目指している。
昭和大学(公益社団法人日本口腔インプラント学会/一般社団法人日本老年歯科医学会)
インプラントメーカーは数十種類から数百種類存在し、その種類によりドライバーやアバットメントといったパーツが異なる。 埋入元歯科医院の閉院や患者の転居等により、メーカーが不明な場合は対応ができない。
昭和大学病院
医師は、処方や検査毎に必要病名を電子カルテ上に登録する。都度入力が理想だが、診療時間の制約から、病名不足分を後日にまとめて入力せざるを得ないことが多い。入力時間は約2時間である。また、不足分を患者毎に紙で出力しており、DXの流れに反している。効率化イメージは、電子カルテ上で処方や検査をオーダーした際、患者カルテを閉じる時にポップアップ画面で候補病名が現れ、クリックできるシステムなどである。
薬剤師
鎮痛薬などの頓服薬を必要とする患者は多く、入院中に頓服薬の管理を看護師が行う場合には、その都度希望時に患者の元へ持っていく必要があり業務負担は大きい。また、医療用麻薬など特定の薬剤の場合には、服用時間を正確に記録する必要があり、さらに負担が大きいと考えられる。 服用時にスイッチを押すだけで時間が記録できれば簡便であり、さらに患者の自己管理が可能であれば看護師等のスタッフの負担は軽減が期待できる。
外国人インバウンド旅行者向けに簡便にアレルギー検査が出来ないか模索している。とくに日本で喫食することでアレルギーになりやすいアニサキス、ソバ、魚介類などを腕に貼付して定性で感作しているかどうか調べられる検査ツールを開発したい。国からのニーズもある。
医師(16年以上)
胆管手術において、蛍光胆管ステントが蛍光発光することで容易に胆管の位置確認が行え、合併症予防につなげることを目指す。
作業療法士・理学療法士(22年以上)
クライアント中心の医療、ニーズに沿った医療が行われるなかで、彼らの人生の過去、現在、未来を確認または創造できることが望ましい。作業療法評価の一つでクライアントとその人のライフストーリーを共有できる、ナラティブ・スロープが特徴の作業遂行歴面接がある。これは作業療法士だけでなく、現在チーム医療を行うなか、他職種の方にも必要な視点のため、それが可能となればよりクライアント理解が進むと考えた。
臨床工学技士(33年以上)
現在マスク式人工呼吸器の使用にあたって困難となっている要素の一つとして過剰なリークがある。このリークは患者との同調性を悪くさせ不快感や疲労を起こす。また、過剰なリークを防ぐためきつくマスクを当てることで褥瘡発生を引き起こす。過剰リークを引き起こす要因として欧米向けのマスクを使用していること、入れ歯を外して装着すること、チューブによる段差などがあり、これらをうまくフィットさせる保護材の開発を目指す。
胎児治療
臨床工学技士(15年以上)
輸液ポンプを使用している際に、輸液ルート内に駆動部で発生した熱により気泡が発生する。 現状の対応はルートをはじいたり、ペンを使用して気泡を除去している。 よって、プラスチックなどに輸液ルート径の溝を作り、その溝に輸液ルートを巻き付けて気泡を簡便化に除去できるような治具はできないかと考えている。
医師(14年以上)
消化器内視鏡施行時には、レンズの曇りを防ぐために、市販の小ボトルタイプのレンズクリーナーを使用するが、患者毎に交換はされないのが現状である。清潔になるように注意して使用するが、ボトルが汚染されることが懸念される。その場合は廃棄が必要なため無駄も多い。1回で使い切り内視鏡レンズクリーナーがあれば臨床現場で重宝されると考えられる。また、現在のレンズクリーナーよりも曇り止め効果が強ければ理想的である。
体内手術用ガーゼは手術で必須の医療機器であるが、手術用ガーゼ遺残事故はいまだに発生する。そこで本研究では、ガーゼ体内遺残ゼロを目的として、簡単に発見可能な蛍光発光する新規体内手術用ガーゼの開発を行う。
医師(7年以上)
医療施設用小児ベッドは転落防止柵を設けており、上段・中段・下段の高さに手動で変えることが出来る。そのため保護者および医療従事者が児から目を離す際は柵の高さを上げるよう啓発しているが転落事故の報告が毎年あり、改善がみられていない。また転落事故後の合併症の報告もある。柵の上げ忘れなどは更に多いことが予想される。このような現状を踏まえ、転落事故防止を強化した医療施設用小児ベッドはニーズがあると考える。
作業療法士・理学療法士(12年以上)
在宅酸素療法を受ける患者様は高齢者が多い。外出の際に使用する酸素ボンベキャリーバックは、引くタイプが多く、両手がふさがり転倒の危険があり使用しにくい現状がある。様々な商品が出てきているが、実際に使用すると使いにくい点が多く存在している。
鼻カニュラは耳にかけるために、皮膚に発赤などが生じやすいことが問題となっている。現在、クッション性のあるサージカルテープを巻いて対応しているがそれでも発赤が生じやすい。酸素療法に伴う患者様の苦痛を少しでも軽減したい。