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  • 切断・切削器具(ID:657)

    東京都日本歯科大学附属病院(公益社団法人日本口腔外科学会)

    東京都歯科医師

    口腔内で、修復物、インプラントなどの除去、切断をする際、バキューム(吸引器)を必要とする大量の水を使用する。大量の水は、特に寝たきり、高齢者などには誤嚥も含めつらい環境となる。また、災害時など環境の悪い場所では水を十分に使用することができず。歯科診療に支障が生じている。

  • 手術支援システム(ID:653)

    東京都日本歯科大学附属病院(公益社団法人日本口腔外科学会)

    東京都歯科医師

    実際に手術している術野を簡便にライブで画像表示

  • 初診受付、保険証自動入力システム(ID:652)

    東京都日本歯科大学附属病院(公益社団法人日本口腔外科学会)

    東京都歯科医師

    初診受付のカルテ作成時間の短縮と人件費抑制

  • 治癒促進照射装置(ID:629)

    東京都日本歯科大学附属病院(日本口腔腫瘍学会)

    東京都歯科医師

    創部治癒不全の激しい疼痛を経験する。疼痛を伴う創部治癒不全の患者に対して苦痛期間の短縮を図りたい。

  • 歯周ポケット測定ソナー(ID:627)

    東京都日本歯科大学附属病院(日本口腔外科学会)

    東京都歯科医師

    口腔内環境不良の患者に対して侵襲を加える検査は行うべきではないという観点より、非侵襲的ポケット測定器が有用と考える。

  • 根管治療器(ID:626)

    東京都日本歯科大学附属病院(日本口腔外科学会)

    東京都歯科医師

    口腔外科関連手術時に、感染根管の治療を行わなくてはいけないケースがある。手術中の特殊な環境において、その治療に時間と労力を費やすることはあまり好ましくない状況がある。また感染の拡大防止の考慮も含め、適切、瞬時の対応が望まれる。そのほか、応用範囲から考えても根管治療の大改革となる。

  • 歯科材料(ID:625)

    東京都日本歯科大学附属病院(日本口腔外科学会)

    東京都歯科医師

    現在使用されている金属歯冠修復材料は、CT、MRI画像において artifactの影響が大きい。

  • 睡眠時無呼吸症の外科手術関連デバイス(ID:905)

    東京都獨協医科大学

    東京都医師(10年以上)

    睡眠時無呼吸症については、顎骨を前方に移動させて気道を広げる外科手術が有効とされている。しかし、顎骨移動量を決定するための定量的な基準がなく、医師の経験と勘に頼られている。解決の方向性として、数値流体力学による術前評価システムを構築したい。そのために、気道の弾性率を測る技術とのマッチングを希望する。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    閉塞性睡眠時無呼吸症候群は日本では200〜300万人と推計されるが、大規模な調査はされておらず実際はより多い可能性がある。米国では30~60歳の男性4%女性2%である。

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    対象となる手術は、上下顎劣成長が原因の患者に対して上下顎骨骨切りを行い、上下顎を前方に移動させ気道を拡大する方法である。

  • 下顎運動測定装置(ID:806)

    東京都広島大学病院(一般社団法人日本口腔検査学会)

    東京都歯科医師

    下顎運動測定は咀嚼運動路を記録し、経路をパターンに分けることで、咀嚼機能と咬合を評価することができる。義歯新製の前後で測定し、保険収載可能である。現在の測定装置は患者の頭部に重たい機器を装着して測定するため、不安定になりやすく、繰り返し計測する場合には時間を要し、検査後に患者が苦言を呈することもある。よって、患者の負担を軽減するためには計測機器の軽量化あるいは非接触性装置の開発が必要である。

  • 3DプリンタとCADソフト(ID:1140)

    東京都東京医科歯科大学(特定非営利活動法人日本歯科保存学会)

    東京都歯科医師

    虫歯を除去したあとに詰める物、あるいは詰める物をサポートする外側の枠は人の手か、CAD/CAMによる切削加工が主流であるが、製作には長時間を費やし、高価なソフトと機械が必要である。切削加工にくらべ、DLPやLCD方式3Dプリンタは器材が安価であるが歯科への応用は少ない。そこで、安価で精度の高い3Dプリンタと詰め物やサポートの枠をデザインできるCADソフトを開発する。

  • 核酸抽出用パラフィン標本切削装置(ID:386)

    東京都松本歯科大学

    東京都歯科医師(32年以上)

    今日の病理診断では遺伝子解析が行なわれ、パラフィン包埋試料の使用が避けられない症例もあり、パラフィンからの核酸抽出は日常的に行なわれている。しかし、試料採取には一定の熟練した技術が必要で、目的部位を細胞レベルで採取するマイクロダイセクション装置は高価であるなどの問題がある。そこで、使用法が簡便で安価な装置が望まれる。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    悪性腫瘍や良性腫瘍では発生に関わる固有の遺伝子異常が知られている。その多くは転座などの遺伝子異常を持つ骨軟部腫瘍、唾液腺腫瘍、歯原性腫瘍あるいは遺伝子再構成がみられる悪性リンパ腫などである。

    年間患者数

    [自院] 10人 [全国] 100,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    個別化医療に必要な肺がんなどの遺伝子異常の検索や特定の転座などの遺伝子異常が知られる骨軟部腫瘍、唾液腺腫瘍、歯原性腫瘍あるいは悪性リンパ腫における遺伝子再構成の検索などの診断で主な目的である。

    年間件数

    [自院] 10件 [全国] 100,000件

  • 歯面の研磨剤(ID:385)

    東京都松本歯科大学

    東京都歯科医師(27年以上)

    歯磨剤やプロフィンで歯面の清掃、研磨を行っても、数時間でまた付着物が見られる。1回清掃すれば、少なくとも1日は全く汚れが付着しない歯磨剤がほしい。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    日常生活用品

    年間患者数

    [全国] 50,000,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    歯面のクリーニング

    年間件数

    [全国] 5,000,000件

  • 電気的根管長測定装置(ID:378)

    東京都松本歯科大学

    東京都歯科医師(30年以上)

    根管治療に必須の器具であるが、開口量が小さい患者では使いにくいことと、コードの断線、電池容量等により、測定誤差、故障が多い。

  • 智歯抜歯で智歯だけを削る器具(ID:403)

    東京都松本歯科大学

    東京都歯科医師(28年以上)

    智歯を抜歯するときは、歯肉を切開、剥離し、被覆している骨を削除し、歯を削って分割して抜去するが、智歯を削るときに歯肉や隣の歯を傷つけないようにするのは難しい。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    埋伏智歯

    年間患者数

    [自院] 720人 [全国] 474,500人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    埋伏智歯抜歯

    年間件数

    [自院] 720件 [全国] 474,500件

  • 口唇歯肉圧排および同時血液吸引器(ID:402)

    東京都松本歯科大学

    東京都歯科医師(28年以上)

    歯根端切除術を行うとき、口唇を圧排しつつ歯肉骨膜弁も同時に利き手ではない手で圧排しなければならず、さらに血液、唾液等も吸引しながら行わなければならない。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    根尖性歯周炎および歯根嚢胞

    年間患者数

    [自院] 96人 [全国] 94,900人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    歯根端切除術

    年間件数

    [自院] 96件 [全国] 94,900件

  • チューブ支持装置(ID:1233)

    東京都昭和大学横浜市北部病院

    東京都医師(18年以上)

    入院患者のチューブ管理において、患者または医療者の不注意によりチューブの脱落・非計画的な抜去など、患者に不利益が生じる危険性が常時存在する。現状では各医療機関・部署の工夫で、これら危険性を回避している。医療事故につながる問題でありながら、このアクシデントを回避するまたはリスクを軽減する専用のデバイスは販売されていないため、開発を目指している。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    気胸、肺癌、縦隔腫瘍への治療、またそれぞれの術後管理。イレウス、消化器癌術前後など。

    年間患者数

    [自院] 300人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    気胸、肺癌、縦隔腫瘍への治療、またそれぞれの術後管理に胸腔ドレナージを行っている。

    年間件数

    [自院] 300件

  • 難治性気胸治療用の新規塞栓物質の開発(ID:1434)

    試作

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都医師(22年以上)

    難治性の気胸では外科的治療が一般的であるが、肺に基礎疾患を持つ場合が多く,呼吸予備能力の低下から外科的治療を行うことが難しい例を多々認める。このような症例にはEWS(シリコン製気管支充填剤)を用いた経気管支塞栓術を行うことがあるが、しばしば治療に難渋し、また効果も不十分で複数回処置を行う必要がある。そのためEWSに代わる新規気管支塞栓療法の構築を目指す。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    気胸患者

    年間患者数

    [自院] 20人 [全国] 37,500人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    難治性気胸

  • 直視下生検用ガイドシースシステムの構築(ID:1433)

    試作

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都医師(22年以上)

    肺野末梢病変の診断は、気管支が細くかつ分岐が複雑なため、難しいことがある。末梢病変まで気管支鏡を挿入することは難しく、透視画像を見ながらでガイドシースを末梢病変部まで誘導する手法が一般的であるが、これも限界がある。血管内視鏡で用いる高感度カメラを用いて、血管内治療と同様のアプローチ方法を応用して、末梢病変を肉眼で直視ができ、直視下に生検可能なシステムを構築すれば、診断率の向上に寄与すると考える。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    肺癌や抗酸菌感染症など胸部異常影の診断が必要な症例

    年間患者数

    [自院] 420人 [全国] 127,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    肺癌の診断や抗酸菌感染症の診断などを目的とした気管支鏡検査

    年間件数

    [自院] 350件 [全国] 17,900件

  • オンコマイン提出可否判断AIシステム(ID:1336)

    東京都がん研究会有明病院

    東京都医師(18年以上)

    肺癌診療において、ドライバー遺伝子陽性症例に対して分子標的薬の効果が非常に高い。一括して測定するマルチプレックス検査が必須になった。代表的な検査法として、オンコマインDxTTが承認されたが、組織検体の適切な作製・選別が検査の成功率を大きく左右してしまうこともあり、普及が頭打ちになっている。AIによる判断システムの開発が、マルチプレックス検査の普及を推進し、肺癌診療の底上げにつながると期待される。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    非小細胞肺癌

    年間患者数

    [全国] 20,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    非小細胞肺癌

    年間件数

    [全国] 20,000件

  • ピークフローメーター(ID:1117)

    東京都日本大学医学部附属板橋病院

    東京都医師

    喘息患者は呼吸状態を自宅で簡易に測定できるピークフローメータを使って、喘息日誌を記録する。コロナ感染拡大の中、受診の必要性を判断するツールとしてピークフローメーターの使用拡大が期待されている。スマートフォンアプリへの記録を行っている患者は増加しているが、スマートフォンに連動して記録の残せるピークフローメーターは国内にはない。

  • マウスピース(ID:1116)

    東京都日本大学医学部附属板橋病院

    東京都医師

    吸入薬を効果的に使用するために口腔内を広く開けて、吸入を行うことが推奨されている。そのためには舌を十分下げた形で吸入を行う指導を行っているが、患者によっては理解が難しく、困難な場合がある。そのため,適切なポジションに舌を誘導することができるマウスピースを考案した。

  • 吸入補助具(スペーサー)(ID:1115)

    東京都日本大学医学部附属板橋病院

    東京都医師

    吸入治療を要する高齢患者が増加するなか、吸入補助具(スペーサー)を使った吸入指導に診療報酬加算が可能となった。高齢者が使いやすいスペーサーが求められている。弱い握力でかつ吸入力の弱い高齢者でも一人で吸入できるスペーサーのアイデアを実現することで、患者のみならず、介護者の負担も軽減できる。

  • 重症患者の換気モニタリングシステムの構築(ID:1107)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都医師(20年以上)

    重症患者ではベッドで寝たきり状況となり、重力効果で背側の換気が悪くなり、またそのような換気が悪いところに血流が多く還流することで、酸素化がより悪化する。
    このような不適切な換気と血流を改善させるべく、これらをモニタリングしディバイスがあると有効である。
    最近では一般X線撮影装置を用いて動画を撮影できるデジタルX線動画撮影システムが開発されておりこれらの応用が期待される。

  • 人工呼吸器グラフィックモニターの自動解析(ID:1106)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都医師(20年以上)

    COVID-19の重症症例管理においては人工呼吸器が必要とする症例を経験した。
    このような症例は人工呼吸器管理やECMO管理が必要となる。
    もし、心電図の自動解析のように、人工呼吸器のグラフィックパターンをAIを用いて解析が可能で、今起こっているトラブルに対してアラートを発しつつ、どのような対応法が良いかを提示できるようなシステム構築ができれば、若手医師の教育にも応用でき非常に有効と考える。

  • 陰圧装置(ID:939)

    東京都東京都済生会中央病院

    東京都医師

    病棟で糞便(患者の失禁やベッドサイドのポータブルトイレ)があると周囲に悪臭が拡がる

  • 気管吸引チューブ(ID:938)

    東京都東京都済生会中央病院

    東京都医師

    病院でも在宅でも喀痰を自己喀出できない患者に対して気管吸引する機会が多い(2時間毎に吸引など)。現在は盲目的にチューブで吸引しているため、どこに痰があるのかわからないず吸引に時間がかかり吸引している間に呼吸状態が悪化する、喀痰がないのに”痰がとれない”と強力に吸引し気道を傷つけ出血する、などといった問題がある。

  • 新規酸素ボンベキャリアーの開発(ID:799)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都医師(18年以上)

    在宅酸素療法を行う患者は、歩行時に酸素ボンベを携帯する携帯する必要があるが、既存の引いて歩くようなタイプの酸素ボンベキャリアーでは足に当たったり、その操作性の悪さから慣れるまでは歩きつらさを感じる場面に遭遇する。このキャリアーを改良することで歩きやすくなり、患者さんの活動度が上がり、患者の生活の質(QOL:Quality of Life)の向上が期待できるようなデバイス開発が望まれる。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    慢性呼吸不全・慢性心不全の患者

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    慢性呼吸不全・慢性心不全の患者

    年間件数

    [自院] 122件 [全国] 1,700,000件

  • EBUS-TBNAトレーニング用気管支モ(ID:716)

    試作

    東京都自治医科大学

    東京都医師(20年以上)

    若手医師が気管支鏡検査のEBUS-TBNA手技を習得するために、シミュレーターを用いたトレーニングが有用であるが、非常に高額である。安価なトレーニングモデルが望まれる。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    肺癌や悪性リンパ腫、サルコイドーシスなど

    年間患者数

    [自院] 500人 [全国] 100,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    気管支鏡検査(EBUS-TBNA)

    年間件数

    [自院] 100件 [全国] 20,000件

  • 気管支内腔の3Dモデル(ID:466)

    東京都自治医科大学

    東京都医師(19年以上)

    高価格3Dプリンターで気管支3Dモデルを作成することは可能であるが非常に高価である。低価格プリンターで安価な気管支3Dモデルを作成し、気管支鏡検査のシミュレーションモデルとして普及させたい。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    気管支鏡検査を受ける患者

    年間患者数

    [自院] 450人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    気管支鏡による針生検

    年間件数

    [自院] 50件

  • 患者さんと病院繋ぐコールエントランスAI(ID:1514)

    東京都昭和大学横浜市北部病院

    東京都医師

    臨床医は多忙であり、患者が納得いくまで周術期の経過について説明できるとは限らない。そのため、経過が順調であるにも関わらず、患者が不安を抱くことは多い。不安は痛みの増悪や、QOLの低下を招く。そこで主治医の説明を教師学習として、AIによる動画による質疑応答のデバイスを配布することで、不必要な不快を減らすことができる。

    年間患者数

    [自院] 4,000人 [全国] 1,200,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    まずは周術期など、クリニカルパスで、入院の流れが画一化している患者への安心感のある説明の補助として用いる。

    年間件数

    [自院] 4,000件 [全国] 1,200,000件

  • 肺 traction device(ID:1292)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都医師(25年以上)

    手術は、低侵襲外科の時代となり、今や、ロボット手術が盛んに行われるようになってきた。ロボット手術のデメリットとして、大きく術野の展開ができないこともあげられる。そこで、この術や展開を容易にする器具がほしい。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    ロボット手術疾患

    年間患者数

    [自院] 150人 [全国] 40,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    ロボット手術疾患

    年間件数

    [自院] 150件 [全国] 40,000件

  • サイズフリーの内視鏡手術用トラコポート(ID:1258)

    東京都東京女子医科大学

    東京都医師(9年以上)

    呼吸器外科はトラコポートを2ないし4つ用いて手術を行なっています。ディスポあるいは繰り返し使用可能金属のポートを使用しています。サイズは5 mmから15 mm、と各種あります。細いサイズを使用した場合、デバイスによっては太いポートに変更しなければならず、コストがアップしてしまいます。ならば、はじめから太いポートを選択すれば?と思われるかもしれませんが、術後疼痛は太いポートほど痛いです。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    胸腔鏡下の呼吸器外科手術

    年間患者数

    [自院] 250人 [全国] 70,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    胸腔鏡下の呼吸器外科手術

    年間件数

    [自院] 250件 [全国] 70,000件

  • 縫合器の先端に取り付ける湾曲したデバイス(ID:1256)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(22年以上)

    血管や気管支を切離する際に、自動縫合器をスムーズに誘導することが必要です。このため既存の縫合器の先端に取り付けることができ、かつ先端が曲がっておりスムーズに血管や気管支の後壁を乗り越えることができるデバイスの開発を希望します。シリコンやプラスチックなどの素材で柔らかさと硬さを兼ね備えており、かつ希望の形状(湾曲)とすることは可能でしょうか?

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    呼吸器外科手術、特に原発性肺癌の手術において適応になると思われます。素材の成型などを行っている企業様からの問い合わせをお待ちしております。

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    具体的に使用を想定している自動縫合器は決定しています。求めている仕様の概略等につきましてはお問い合わせいただければ幸いです。市場性なども打ち合わせいただければ幸いです。

  • 手術肺virtual simulator(ID:1181)

    東京都がん研有明病院

    東京都医師(17年以上)

    肺手術時には患側肺を虚脱状態(以下、手術肺)とする。術前画像から拡張肺の解剖構造を再現する(現存)だけではなく、手術肺の密度・質感まで個々の背景肺に応じて再現する、即ち「手術肺virtual simulator」の開発により、新たな胸腔鏡等手術機器の開発、力学的観点から適切な手術操作をsimulationする、AIと組み合わせ自動運転ロボット手術の実現を可能にする、等様々なことが期待出来る。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    原発性肺癌、転移性肺腫瘍など肺切除を要する疾患

    年間患者数

    [自院] 500人 [全国] 50,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    原発性肺癌、転移性肺腫瘍など肺切除を要する疾患

    年間件数

    [自院] 500件 [全国] 50,000件

  • 肺結節の経時変化を予測するプログラム(ID:1177)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(22年以上)

    CT検診などで発見される肺のすりガラス状結節は経過観察中に2‐20%の頻度で増大し、増大を認めた病変は手術適応となります。現在はどの患者さんが将来手術が必要になるか、画像所見の経時的な変化を予測することが困難です。顔写真の経時変化を解析した研究を参考として、現在のCT画像所見から将来の画像所見を予測するアルゴリズムの開発・当院の症例を用いた共同研究は可能でしょうか?

  • 鉗子、リトラクター(ID:1096)

    東京都国立がん研究センター東病院

    東京都医師

    現在、患者さんの負担をできる限り少なくするため内視鏡手術が主流になっている。
    胸腔内で手術を行うワーキングスペースを作るため、虚脱させた肺を圧排している。
    体表の切開箇所を増やすことなく、胸腔内の肺を容易に展開するための器具を開発をしたいと考えている。

  • 手術内視鏡の曇り止め、血液垂れ込み防止(ID:932)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都医師(21年以上)

    胸腔鏡下の手術を行う際、①曇りや汚れは手術操作の妨げになる。また、②呼吸器外科の対面倒立手術の際、重力により胸壁からの血液が、カメラの先端に落ち、見えなくなる。これら、曇り止めや、汚れ防止の為に、非常に多くの労力を要する。何らかのデバイスがあれば嬉しい。

  • 手術中の電話に手を使わず対応できる機器(ID:911)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(21年以上)

    手術中に電話対応が必要な際には、医師は清潔手袋を装着中のため電話機を持つことが出来ず手術室内の外回り看護師が電話の取次ぎを行う必要があり大きな手間となっています。スマートフォンにはハンズフリー機能を備えたアプリがあるようですがブルートゥースヘッドセットの装着が必要など使い勝手が悪く手術室内での使用は現実的ではありません。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    各手術室に1台導入(当院では15室)
    どの病院の手術室も同じ問題を抱えているので潜在的なニーズはあると思います。

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    各手術室に1台導入(当院では15室)
    現在は多くの病院でまだPHSが使用されている問題があります。

  • 人工知能を用いた読唇術:日本語会話(ID:847)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(21年以上)

    頭頚部癌術後の無喉頭者や気管切開を受けている患者さんは声を出すことが出来ません。従来は筆談や文字盤を用いてコミュニケーションを図っていました。近年Googleが開発したLipNetは唇の動きから会話の内容を文章レベルで認識できるようになっています。このような人工知能技術を用いて日本語環境でのソフトウェア開発を目指したいと思います。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    わが国において喉頭を摘出した人は全国に2万~3万人と推計されています。あるいは高度難聴患者さんに対する会話ツールとしても利用可能だと思います。

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    頭頚部癌術後の無喉頭者や気管切開を受けている患者さん

  • 医療材料の在庫管理システム(ID:845)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(20年以上)

    院内での在庫管理に際して、納入された物品に対して手作業でタグ付けを行う作業は
    1. 人件費
    2. ヒューマンエラーによるタグの貼り間違い
    3. 使用された物品タグの剥がし忘れ
    4. 使用された物品のバーコードを読み取るための人員
    5. 物品毎に貼付される運用シールには病院間の汎用性はない。
    が挙げられる。


    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    物品ごとのタグ付けが不要となるシステムは、現場の労力が軽減されより省力化が可能となるとともに、ヒューマンエラーの防止が可能となる。物品に紐づけされる画像は世界共通である。

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    病院における院内物流管理システム

  • 心嚢内血管の模擬臓器モデル(ID:803)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(21年以上)

    呼吸器外科医にとって、心嚢内血管処理は重要な手術手技です。しかしながら実際に経験する頻度は少なく、また心嚢内の血管の構造を学ぶ機会は少なく、教科書などで勉強するのみです。複雑な心嚢内の構造を理解できる(特に漿液性心膜の複雑な折返りの構造)、模擬臓器モデルが欲しい。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    呼吸器外科認定修練施設は全国に651施設
    心臓血管外科専門医認定機構認定修練施設は全国に546施設
    あります。

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    呼吸器外科・心臓外科専門施設におけるトレーニング用として使用されることを想定しています。
    海外に同様のモデルがあるかは不明ですが、当然海外への展開も可能です。

  • 手術器械のカウントを補助する機器(ID:646)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(20年以上)

    手術に使用する器械(鉗子類)は体内への置忘れがないかを、創部を閉鎖する前に何回もカウントする必要があります。器械の種類は多岐にわたり器械出し(手洗い)看護師にとって負担となります。人工知能・画像処理技術の進歩により手術器械のカウントを補助し手術時間の短縮、ヒューマンエラーの軽減を図ることができればと考えています。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    自分が専門とする呼吸器外科手術での開発を先行しますが、他領域の外科手術での応用も可能と考えます。当院での症例数は2017年度の呼吸器外科手術症例数です。

    年間患者数

    [自院] 731人 [全国] 20,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    上記の記載通りです。開発初期段階では簡単な小手術での検証となりますが、応用範囲は広いと考えます。手術中の使用だけでなく、使用した器械の洗浄、滅菌作業、コンテナ詰込み作業での使用も有用かもしれません。

    年間件数

    [自院] 731件 [全国] 20,000件

  • 術中の乳び胸・リンパ漏れ簡易検査デバイス(ID:528)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都医師(20年以上)

    乳び胸は、外科的手術中には判定する方法がなく、術後、食事を開始してから、排液の性情 見ないと判明しない。術中にリンパ漏れを簡易的に検査し、乳び胸を判明できれば患者、医師にとっても有益である。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    肺がん

    年間患者数

    [自院] 100人 [全国] 40,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    肺がんのリンパ節廓清、食道がん、心臓外科手術

    年間件数

    [自院] 200件 [全国] 50,000件

  • 弱弯曲のある胸腔ドレナージチューブ(ID:11)

    東京都獨協医科大学

    東京都医師

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    肺手術後・気胸

    年間患者数

    [自院] 200人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    胸腔ドレナージ

    年間件数

    [自院] 200件

  • 乳幼児用留置針(ID:1438)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都看護師(15年以上)

    乳幼児の末梢静脈路確保は、手背が第一選択となる。乳幼児は発達の特性上、静脈路の安全な保持が難しく、自己(事故)抜去や血管外漏出を防ぐため、手全体のシーネ固定を併用することが多い。しかし、シーネ固定は乳幼児の活動を著しく制限し、児の心理的苦痛や発達の阻害につながるなど、乳幼児にとってデメリットが大きい。また、乳幼児の特徴をふまえて設計された留置針はなく、留置針の形状に合わせて対応している現状にある。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    乳幼児への末梢静脈点滴治療を要する全ての疾患

  • 途上国向け新生児用SPO2モニター(ID:931)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都医師(18年以上)

    現在、途上国では小児保健医療の中でも新生児の救命に注目があつまっている。呼吸管理をはじめとする治療管理が必要とされ、コスト面を意識した途上国向けデバイスの開発が必要とされている。

  • HIV予防内服薬のパック化(ID:930)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都医師(19年以上)

    HIV予防内服薬は針刺しやレイプなど、HIV感染リスクがあった後、可及的速やかに始める必要がある。しかし複数の薬をボトルで管理することことが多く、飲がみ方がわかりにくい。またを使われなかった場合のロスが多い。

  • 途上国向け医療標準化・見える化電子カルテ(ID:798)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都医師(17年以上)

    現在、途上国もふくめた国際社会ではUHCの目標のもと、質の高い医療の提供が求められているが、必ずしも診療現場では、最低限のレベルでも「標準化」されておらず、ばらつきがある。また、途上国においてもNCD(非感染症)はじめ、比較的高度な診療やケアに取り組む必要があり、より高度な診療情報と同時に「効率化」が求められている。また、同時に途上国におけるIT導入は急速でインフラは整いつつある。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

     すべての疾患 

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

     すべての診療行為・医療行為

  • 偽造医薬品検出器(ID:632)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都医師(30年以上)

    世界には多くの偽造医薬品が存在し、それらを購入した人々は、被害を受けている。特に、開発途上国では10%から30%の薬が偽造医薬品として報告されている。よって、それらを検知するコンパクトな機器が求められているが、世界的にもその種類は少ない。

  • 安価な手指衛生評価(ID:306)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都看護師(10年以上)

    手に付着した汚れは、人間の目に見えないことが多い。ATP(Adenosine triphosphate)+AMP((Adenosine monophosphate))による手指衛生評価はすでに製品化されたものがある。しかし、試薬が1回で120円程度と途上国では高価である。汚れを数値化してみせることはインパクトが高く、行動変容につながるため、安価な手指衛生評価ができるものが望まれる。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    全患者に対して

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    全患者に対して

  • 陣痛中の妊婦用自動監視装置(ID:194)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都医師(16年以上)

    陣痛の強さ、時間、胎児心拍数を助産師さんの持つスマートフォンに連絡するシステム

  • 人工呼吸器用バッテリー(ID:192)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都医師(16年以上)

    途上国では、停電が多く、停電になっても人工呼吸器が動き続けるために必要。持ち運びができるものが望ましい。大容量で低価格。

  • 尿検体による性感染症PCRキット(ID:190)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都医師(16年以上)

    開発途上国において、尿検体から、性感染症(梅毒、クラミジアなど)がPCRで簡易に調べられることが望ましい。

  • 血液スクリーニング感染症PCR検査(ID:189)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都医師(16年以上)

    開発途上国において、輸血用の血液スクリーニングとして、感染症(HIV, 肝炎、梅毒)がPCRで簡易に調べられることが望ましい。

  • 血液スクリーニング感染症検査キット(ID:188)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都医師(16年以上)

    開発途上国において、輸血用の血液スクリーニングとして、感染症(HIV, 肝炎、梅毒)が血液一滴で簡易に調べられることが望ましい。

  • 充電器不要の胎児ドップラー(ID:197)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都医師(16年以上)

    途上国では電気の状況が悪く、充電式のバッテリーで動く胎児ドップラーではなく、太陽電池などを用いた充電器不要の胎児ドップラーが有用である。

  • 電源なしで3日間持つクーラーボックス(ID:196)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都医師(16年以上)

    途上国では予防接種を行うためにワクチンをクーラーボックスに入れて、遠隔地に行くことが多い。そのため、電源がなくても3日間ほど低温を保つことができるクーラーボックスが必要である。

  • 小児科患児の口腔内の診察用ライト(ID:516)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都医師(31年以上)

    小児科の臨床では、診察の手順として必ず口腔内を見る。その際に、ペンライトを用いて口腔内を医師が見るが、小児は口腔内を協力的に開けてくれない場合も多く、瞬時に、口腔内の所見をとる必要がある。

  • 障害者の移乗介助について(ID:346)

    東京都国際医療福祉大学

    東京都医師

    障害者の移乗介助について

  • ADHD症状の可視化(ID:345)

    東京都国際医療福祉大学

    東京都医師

    子どもらしさ?それとも、ADHD症状?―個人レベルの脳機能検査でADHD症状:「落ち着きがない・待てない」の可視化に成功!―

  • 手関節背屈・手指伸展機能促通スプリント(ID:344)

    東京都国際医療福祉大学

    東京都医師

    手関節背屈・手指伸展機能促通スプリントの開発

  • ディスポーザブルのビニールガウン(ID:1281)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都その他医療スタッフ(1年以上)

    新型コロナウイルス感染症の患者対応において、医療従事者を守る個人防護具は必需品である。そして個人防護具を使用する際に、最も気を付けねばならないのは脱ぐ時である。現在一般的に流通しているガウンは表裏の違いが分かりにくいがために、脱いで折りたたむ際に汚染面と非汚染面を識別しにくく、誤って汚染面(表面)に触れてしまうことで感染管理が破綻する可能性が十分に考えられる。従って表裏が識別できる製品を切望する。

  • ネット回線を介さないビデオ通話デバイス(ID:1163)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都医師(15年以上)

    コロナ禍で非対面の対話の重要性が高まり、ネットを介したビデオ通話システムは多く存在している。ただし、そのシステムではネット回線が前提にあるため使用環境に依存する。またシステムへのログインに際し、初学者に取って障壁となる。短距離であっても、感染性からビデオ面会をしたり、医療者がシステムを介して会話をするニーズは多く、簡便なビデオ通話デバイスが望まれる。

  • 汚れや細菌を非接触で可視化するデバイス(ID:1165)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都医師(15年以上)

    発熱などを呈する感染症の診断において重要な血液培養検査は一定の確率で皮膚常在菌による汚染によるコンタミネーションを生じる。コンタミネーションには、皮膚の見えない汚れや汚染菌が原因になっており、それらの”汚れ”が客観的に落ちたか否かを非接触に判定するデバイスや試薬によりコンタミネーションを最小限に抑えることを可能としたい。

  • 感染リスクの低いCVポート開発(ID:1164)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都医師(15年以上)

    CVポートは、全CV挿入の10%を占め、通常のCVCと比べて一般的には感染率は低いと言われている。ただし、市中で長期間使用するため、CVポートの感染に出会う機会は少なくない。CVポート感染は入院に伴う医療費、入れ替えに伴う費用や患者負荷を増加させ、患者のQOLを著しく損なう。十分な耐久性を持ち、感染が少ないデバイスを開発したい。

  • 陰圧陽圧切替可能なクベース(ID:642)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都医師(12年以上)

    NICUにおける空気感染対策はその頻度こそ多くないものの、一定の割合で医療者の頭を悩ませる問題である。陰圧室のついてNICUやPICUを有する施設は少なく、感染管理上の問題でそのような施設に転院となるケースもある。テントや空気清浄機は普段使いをすることが少なく、メンテナンスの問題が生じ、それなりに設置のスペースも必要となる。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

      水痘曝露、先天水痘疑い
    結核妊婦からの出生

    年間患者数

    [自院] 3人

  • 感染対策に用いる個人防護具(ID:409)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都医師(11年以上)

    グローブやガウンなどの個人防護具による感染対策は、耐性菌やウイルスから自己と患者への感染拡大を防止するために重要な対策の一つであるが、その着用率は高くない。その原因の一つとして個人防護具の装着にかかる時間があり、習熟度に関わらず1回当たり1分以上の時間を要する。またディスポーザブルであり、1枚あたりのコストも抑えなくてはならない。

  • 感染対策遵守状況のモニタリングシステム(ID:408)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都医師(11年以上)

    手指衛生は標準予防策を始めとして、耐性菌蔓延を防ぐための要となる感染対策の一つであるが、その遵守状況のモニタリングは困難である。当院では手指衛生アルコールの消費量から算出し、目標使用回数を病棟毎に定めており、正確に使用が必要な状況における遵守状況が定められているかは不明である。より正確なデータをカウントするのであれば直接監視だが、手間を考えると現実的ではない。

  • 診療支援デバイス (耳鏡に類似した形状)(ID:407)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都医師(11年以上)

    咽頭所見や鼓膜所見の観察は軽微な侵襲を伴い、特に小児患者などでは観察に時間を要することも少なくない。研修病院などでは咽頭所見を初期研修医が観察したのち、その評価が難しい際に再度指導医がそれを観察することもあり、患者に軽微とはいえ2度の侵襲を加えることになる。そこで咽頭や鼓膜を観察した際に習熟度に関係なく自動でその所見を画像に残し、侵襲を加えることなくその所見を評価できるデバイス開発が望ましい。

  • 直接監視用デバイス(ID:166)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都医師

    院内での耐性菌伝播の抑制には、感染対策の遵守が重要な役割を成している。マスク、手洗い、エプロンなどの個人防護具(PPE)の着用について感染対策室から指示をしているものの、その着用遵守率については直接監視に頼らざるを得ず、実施する場合には多大な人件費を要するため実施できていないのが現状である。そのため、PPE着用遵守を自動でモニターできるデバイスの開発が望まれる。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    PPE着用が必要な患者病室

  • 情報伝達システム(ID:167)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都医師

    新興感染症診療において、関連部門での情報統一と情報共有が必要である。電話は情報の伝播効率が悪く、口頭では誤った内容が伝わる可能性がある。メールは情報伝達の迅速性に問題が生じる。韓国における中東呼吸器症候群の流行の際には「カカオトーク」と言われるSNSメッセンジャーが利用されたが、一方でSNSメッセンジャーにはセキュリティの問題が伴うため、医療情報の取り扱いが困難である。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    新感染症病棟入院対象患者

  • 通訳・翻訳機能を持ったロボット(ID:1110)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都医師(20年以上)

    現在、外国人診療の時には、対面通訳や遠隔通訳(電話通訳・オンラインによるビデオ通訳)が行われており、医療通訳を必要とする場所に看護師がデバイスを運びその場に同席し設定している。昨今、コロナなどの感染症の診察も増え、人が同席しないでも可能な体制を模索している。ロボットを呼ぶと必要な場所にロボットが向かい、医療通訳や翻訳(問診票等)を行うことで、外国人診療がスムーズに行うことができる。

  • 抑制具(ID:624)

    東京都松本歯科大学(障害者歯科 小児歯科 口腔衛生)

    東京都歯科医師

    障害児・者の歯科診療では拒否行動だけでなく不随運動により治療困難となることがある。薬物を使用した鎮静が多用されるが、静脈路の確保や緊急時にはやむを得ず抑制法が用いられる。この時、かなり強く抵抗されることもあり、安全かつ快適な抑制方法が望まれる。

  • 運動計測装置(ID:623)

    東京都松本歯科大学(障害者歯科 小児歯科 口腔衛生)

    東京都歯科医師

    嚥下の際には喉ぼとけが挙上する。摂食嚥下障害のスクリーニング検査で多用されている反復唾液検査ではこの動きを手指で感知するがその当て方によっては嚥下運動を阻害してしまう恐れがある。非接触で運動を評価できる簡便な装置があればスクリーニング検査を容易にするばかりでなく、食事時の嚥下運動の評価にもつながると考えている。

  • 防音・消音装置(ID:622)

    東京都松本歯科大学(障害者歯科 小児歯科 口腔衛生)

    東京都歯科医師

    歯科診療時には口腔内バキューム・口腔外吸引装置・エンジンやタービンなどの切削器具が使われ、様々な音が生じる。患者の口腔周囲で発生する音であることからその音量のために患者との会話に困ることがある。また、自閉症スペクトラム症などの患者では音により強い拒否行動をとることも知られている。患者との会話の困難さ、診療への誘導に苦慮している。

  • 実験動物用簡易光トポグラフィーシステム(ID:738)

    東京都国際医療福祉大学

    東京都医師(24年以上)

    光トポグラフィは、近赤外光を用いて大脳皮質機能を脳表面に沿ってマッピングすることを目的とした方法である。臨床応用、認知機能研究では実用化が進むが、実験動物では開発が進んでいない。比較的簡易な手術で、実験動物から情報を得られる安価な汎用研究機材が望まれる。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    中枢作用をもつ薬の動物実験などに広く適用

  • 脳外科手術サポート光学機器(ID:521)

    東京都国際医療福祉大学

    東京都医師(23年以上)

    脳外科の領域において、グリオーマは早期発見が難しく、原発領域から他領域への浸潤が広く早い“厄介な腫瘍”である。ニーズ提供者が研究してきた細胞レベルのin vivoイメージングをヒトのグリオーマ手術に適用するには、細胞レベルでのグリオーマと周囲の細胞を峻別する必要があるが、既存機器ではそれが困難である。

  • 手すり未満の出っ張り壁材(ID:322)

    東京都国際医療福祉大学

    東京都作業療法士・理学療法士(15年以上)

    手すりほどではないが窓枠など出っ張りを触ることで移動が安定することがある。高齢者などはその安定性を頻繁に使っている。手すりでは廊下幅を狭めてしまう可能性がある。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    高齢者・障害者など

  • 手すりにもなる椅子・靴箱・新聞受け(ID:321)

    東京都国際医療福祉大学

    東京都作業療法士・理学療法士(15年以上)

    築数十年という家に住んでいる人は多く、それらの家は玄関の段差が高いことが多い。高齢者などは手すりなど安定する把持物が必要になる。手すり設置工事やレンタルも使用頻度の割には大げさな印象がある。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    高齢者・障害者など

  • あたたかい杖・あたたかい手すり(ID:320)

    東京都国際医療福祉大学

    東京都作業療法士・理学療法士(15年以上)

    高齢者や障害者など杖や手すりに頼っている人は多い。冬になると、杖の持ち手や手すりが冷たいという悩みを聞くことがある。杖や手すりの持つ部分があたたかくなると良い。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    高齢者・障害者など

  • 食品配達&電子レンジ・冷凍庫セット(ID:319)

    東京都国際医療福祉大学

    東京都作業療法士・理学療法士(15年以上)

    高齢者や障害者の1人暮らしでは生活支援、とくに栄養管理が必要である。食品配達と保存・取り出し・調理の記録が残り、情報が医療や介護担当者に共有できるようになると有用である。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    要支援者・要介護者など

  • 在宅酸素ボンベ・酸素吸入チューブ(ID:318)

    東京都国際医療福祉大学

    東京都作業療法士・理学療法士(15年以上)

    在宅酸素生活者は多い。酸素チューブが短いと活動範囲が狭くなる、またチューブが絡まないように歩行する事も難しいなどの課題がある。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    慢性呼吸器疾患など

  • 乗用車用 乗降時手すり(ID:317)

    東京都国際医療福祉大学

    東京都作業療法士・理学療法士(15年以上)

    高齢者など心身の不調がある人は、乗用車の乗り降り時にドアを掴んでしまうことも多い。しかし、ドアは固定式ではないので動いてしまい危険である。隣の車にドアをぶつけてしまう事もある。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    脳卒中・骨折・高齢者の生活不活発など

    年間患者数

    [自院] 100,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    なし(通院に伴い必要となるもの)

    年間件数

    [自院] 100,000件

  • お箸練習用感覚そっくり食材(ID:316)

    東京都国際医療福祉大学

    東京都作業療法士・理学療法士(15年以上)

    リハビリテーション室では箸を使う練習をすることがあるも、乾いた大豆や布切れをつまむなど実際の食材の感覚(重さ・抵抗感)とは遠いものを使っていることが多い。箸で扱った時の感覚が実際に近い疑似の食材があると箸操作練習に有用である。ご飯(粘り気がありまとまりやすい)や麺類(箸に絡んで持ち上げられる)や煮た野菜(軟らかく重心の探索がしやすい)など 。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    脳卒中・頸髄疾患・手指の外傷など

    年間患者数

    [自院] 1,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    疾患別リハビリテーション料

    年間件数

    [自院] 1,000件

  • 心臓カテーテル室での患者用のヘッドホン(ID:338)

    東京都国際医療福祉大学

    東京都医師(20年以上)

    心臓カテーテル室では局所麻酔のため患者さんは心電図の音や周りのスタッフの声が気になり非常に緊張します。そのため患者にヘッドホンをつけていただき術者の声のみ必要な時に聞こえるようになるとよいかと思います。声以外の時間は自分のお気に入りの音楽が流れるのもいいかもしれません。

  • 生体吸収性のcovered STENT(ID:337)

    東京都国際医療福祉大学

    東京都医師(20年以上)

    経皮的冠動脈形成術時に冠動脈穿孔が生じた場合現在Graftmasterというcovered STNTを留置しています。ePTFE膜を2つのステントで挟んでいる構造ですが、ePTFE膜の内膜被覆が不良でステント血栓症の危険性が危惧されます。ePTFE膜が生体吸収性の材質になればその危険性が減少する可能性があります。

  • ワイヤーレスの超音波装置(ID:336)

    東京都国際医療福祉大学

    東京都医師(20年以上)

    超音波装置本体とプローベがワイヤレスになり、さらに操作もリモコンでできると非常に機動性が高くなり狭い個室でも使用しやすくなります。

  • 医療現場専用のパソコンのキーボード(ID:335)

    東京都国際医療福祉大学

    東京都医師(20年以上)

    パソコンのキーボードが院内感染の媒介になっている背景があります。清潔に保て、さらに汚染時も清掃しやすい医療現場専用のキーボードが望まれます。

  • センサー付き便座(ID:334)

    東京都国際医療福祉大学

    東京都看護師(33年以上)

    転倒事故発生は、圧倒的にトイレの後に立ち上がった時の発生が多い。便座にセンサー機能を付け、ONとOFFを設け、使用前にONとし、立ち上がった際に、ナースコールがなるようにして、看護師が介護補助に駆けつけられるようにしたい。便座シートのように貼り付けられるタイプでも良い。

  • 体位変換補助装置(ID:333)

    東京都国際医療福祉大学

    東京都看護師(33年以上)

    看護師1人で、患者様の体位を変えることは、重労働である。体の下に、アーム状のようなものを差し込むことで、体をやや浮かせてアームを傾斜させることで、体位を変換することが、小さな力で出来るようにできるもの。患者さまの希望に合わせて、微妙な向きを調整できれば、褥瘡防止にもつながり、大きな効果が期待できると思う。

  • 血管が見える(浮き出る)ライト(ID:332)

    東京都国際医療福祉大学

    東京都看護師(33年以上)

    採血時や点滴時において、ライトをあてると血管が浮き出るライトが欲しい。持ち運び可能なものが良い。卓上にライトを置いて、その下に腕の差出してもらう形。血管の細い方や、何度も注射を行っている患者さまにとって、有益であり施術者にとっても、安全性、効率性が図れる。

  • トイレ機能の付いた車椅子(ID:331)

    東京都国際医療福祉大学

    東京都看護師(33年以上)

    現状、車イス利用者の排泄は、とても苦労している。座席部分を、開閉可能なものとして、座席下部分にとりはずし可能なポータブルトイレがあると良い。さらにお尻が拭きやすく工夫をこらしてもらうと良い。車椅子生活者にとって、排泄は大きな悩みであり利用者も介護者もとても助かると思われる。

  • 円背の人の入浴時の位置調整用具(ID:330)

    東京都国際医療福祉大学

    東京都看護師(33年以上)

    円背の人が、安楽に機械浴で入浴できるような道具。現状の入浴のストレッチャーでは、円背の人は、頭と枕の間にどうしても空間ができてしまい、とても苦しそうな体制になる。当院(在宅総合ケアセンター)では、旅行用の空気枕を使用しているが利用者の体型に応じて、枕の位置が調整できるものができないか。

  • 可動式ナースコール(ID:329)

    東京都国際医療福祉大学

    東京都看護師(33年以上)

    無線式ナースコール。手首などにつけて、ベッド周囲やトイレなどにいても使用できるもの。従来は、ベッドにいなければナースコールができない。急変時などにいつでもナースコールできるようになれば、患者様も看護師も安心できる。

  • 医療用清掃(清浄)ロボット(ID:328)

    東京都国際医療福祉大学

    東京都看護師(33年以上)

    手術室や、感染症患者の発生した病室等からのニーズが高い感染症対策や、不潔物など除去が見込まれ、効果的と思われる。手術中や他の患者がいても、清浄することができ業務の効率化が図れる。アルコールや塩素系など消毒しながら清浄できるなど更に機能の高いものがより需要があると思われる

  • 錠剤を半錠にできる分包機(ID:327)

    東京都国際医療福祉大学

    東京都薬剤師(36年以上)

    医師の処方により、錠剤を半錠にする時は、手でハサミを使い割って、袋に入れている状態。普通の錠剤を入れると、半分にカットされ、かつ、できれば指定数ごとに袋詰めすることが可能な、自動半切りカセットを持つ分包機を製作できないか。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    当院で対象薬剤30種以上。

  • 下肢手術後患者足関節自動運動促進ゲーム(ID:209)

    東京都帝京大学医学部附属病院

    東京都医師(22年以上)

    下肢手術後の下肢静脈血栓症は、肺塞栓症を続発し最悪の場合死に至ることもありその予防は重要である。予防法の一つとして足関節自動運動がある。しかし足関節自動運動は患者にとって退屈で達成感の少ないものである。そこでベッド上仰臥位で足関節底屈により行うゲームを開発したい。

    年間患者数

    [自院] 1,000人 [全国] 100,000人

    年間件数

    [自院] 1,000件 [全国] 100,000件

  • 車いす乗車患者の体位修正補助器具(ID:210)

    東京都帝京大学医学部附属病院

    東京都医師(22年以上)

    四肢まひや認知症の患者は車いす乗車中に自分で体位を修正できない。そのため車椅子乗車中にその体位がズレ落ちてくると、仙骨部褥瘡を生じることがあるため、速やかに体位を直す必要がある。しかし、体位を直すのは重労働であり、特に在宅介護者にとっては大きな負担であり、補助器具の開発が求められる。

    年間患者数

    [自院] 20人 [全国] 100,000人

    年間件数

    [自院] 20件 [全国] 100,000件

  • 経椎弓根的椎体形成術用上終板挙上器械(ID:208)

    東京都帝京大学医学部附属病院

    東京都医師(22年以上)

    胸腰椎破裂骨折では上終板が損傷し椎体内に落ち込んでしまう。これを放置すると背部痛の原因となることが危惧される。この上終板を整復する器械は従来2つの形状のものがあるのみであり、より適した形状の器械の必要性を感じている。

    年間患者数

    [自院] 20人 [全国] 5,000人

    年間件数

    [自院] 20件 [全国] 5,000件

  • 腹腔鏡器械用ポケットとコードの整理(ID:1287)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都医師(7年以上)

    中規模以下の病院では器械出し(直接介助)がないことが多い 直接介助がいなくても簡単な腹腔鏡手術(虫垂、胆嚢、ヘルニア程度)ができるとよい。
    腹腔鏡手術において、直接介助がいない場合、器械の持ち替えの時に術野から視線を外さなければいけなく、器械がおちたり、コードが絡まったりなどのハプニングもある。