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  • サンドブラスト(ID:391)

    東京都松本歯科大学

    東京都歯科医師(7年以上)

    サンドブラストを歯や銀歯にする際にその準備に時間がかかるので、それを短縮したい。

  • 歯面清掃器具(ID:390)

    東京都松本歯科大学

    東京都歯科医師(7年以上)

    ブラケット撤去後の歯面清掃に時間がかかるので、それを短縮したい。

  • エラストグラフィー内蔵型腹腔鏡用スコープ(ID:1535)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(10年以上)

    鏡視下手術により微細解剖が視認性が向上したが、鏡視下胃癌手術ではしばしば腹腔内脂肪やリンパ節と膵臓との境界が不明瞭である。硬度(密度)を定量的に認識できるスコープにより組織の境界をより鮮明に認識できるのではないか

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    疾患に関わらず、胸腔鏡、腹腔鏡を用いた手術

    年間患者数

    [自院] 1,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    疾患に関わらず、胸腔鏡、腹腔鏡を用いた手術

    年間件数

    [自院] 1,000件

  • 術野自動認識調整式の無影灯(ID:1534)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(10年以上)

    開腹手術において良好な視野の確保目的に、術野が変化するごとに無影灯の位置調整が必要であるが、しばしば調整忘れで不十分な照明の下、手術が進行する場面がある。また術者が術中に無影灯調整することが難しい場合には外回りが調整を行うが、常に人員が確保できない場合もある。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    疾患に関わらず、すべての開腹手術(直視下手術)

    年間患者数

    [自院] 500人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    開腹手術.。術者の手元認識または頭位認識機能による無影灯の自動位置調整。

    年間件数

    [自院] 500件

  • 片手操作可能な一体型洗浄細胞診用器具(ID:1533)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(10年以上)

    腹膜播種を来たしやすい胃癌では審査腹腔鏡は一般的に行われている手術であるが、現在使用の器具では両手操作が必要である。術片手操作が可能な器具により、他方の鉗子で臓器を避けながら安全な手技が可能となる。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    胃癌

    年間患者数

    [自院] 50人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    審査腹腔鏡

    年間件数

    [自院] 50件

  • 手術所見半自動ハイライト編集ソフト(ID:1531)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(14年以上)

    手術結果説明・手術所見振り返りに動画編集は必須であるが、医師に委ねられており、膨大な時間を要し、外部業者に委ねることも難しい。手術に特化したハイライト・ダイジェストシーンを自動で作成(アノテーション可能)するソフトを望んでいる。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    動画が残る手技を伴う疾患

  • 指先装着型のエコープローベ(ID:1530)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(14年以上)

    エコーガイド下に血管穿刺する際に、指先の腹程度の大きさで、固定できれば、簡単に穿刺できる。エコー所見と触知が同時にできて容易。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    体表や穿刺・小さな病変の性状判断に。

  • ベッドから机イスへのトランスフォーム(ID:1529)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(14年以上)

    外科患者には離床をすすめるが、パーソナルスペースには常にベッドがあるため、自室でのリハビリは強い意志が必要である。容易にベッドを机と椅子に変形できるもしくは立てられるものはないのか。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    院内_fitな患者

  • ガーゼ(異物)検知カウント補助デバイス(ID:1528)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(14年以上)

    ガーゼカウントなどの術野内異物カウントは目視によってのみ行われている。莫大な時間がかかっている。手術室を移すカメラは室内・術野・医療機器カメラが存在するが、それらの情報を統合して、物体検知機能を用いてカウントを行う。腹腔鏡手術であれば、物体検知はリアルタイムで可能だと思われる。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    手術室での使用

  • 患者とのコミュニケーションツールアプリ(ID:1527)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(14年以上)

    患者↔医療者コミュニケーションのためのアプリ(入院)
    患者スケジュールを共有(検査、点滴など)現在何をしているか(検査室・売店・などの行先もわかる)
    ナースコール機能、担当医師のスケジュールがわかる。Chat機能により対面でなくても問診可能。
    IC文書、指示書の共有、電子署名機能があるとよい

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    入院患者すべて

  • デジタル聴診器の可視化ツール(ID:1526)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(14年以上)

    聴診器を用いた評価は、胸部・腹部でおこなっているが、実際に可視化された形では通常使用しない。心電図・体温のようなバイタルモニタリングのように呼吸音の波形(のようなもの)がみてわかれば、異常音をより客観的に評価できる。また、外部出力することで遠隔モニタリングを可能にする。腹部所見も同様で著蠕動音の評価をより客観的に評価できる(Hzや波形の評価で、疾患との相関をみられる可能性もある)

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    呼吸音/腹部音などの音

  • 側弯症運動療法(ID:1435)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都医師(20年以上)

    側弯症の運動療法は、指導の煩雑さ、患者(10-14歳女児)の継続性の難しさ、実施確認の難しさからエビデンスが少ないが、近年進行を抑制するという報告がいくつか出ている。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    10-25°の側弯患者(女児の約2%)

    年間患者数

    [自院] 10人 [全国] 6,500人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    現在は病院ではほとんど行われず、接骨院で自費で行われている

  • 打腱器(ID:1060)

    東京都日本赤十字社医療センター

    東京都医師(15年以上)

    臨床現場が抱える問題:脊髄症のスタンダードな評価方法であるMRIが安易に使われていること。

    高齢化社会に伴い加齢性変化で脊髄が圧迫されている患者は増加している。そのため、手足の症状を訴え病院受診する患者を診る機会は多い。一方で、MRI台数の多い日本では、脊髄症の診断目的に安易にMRIを撮像することが多く、医療費を高騰させている。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    頚椎での脊髄圧迫の有病率は24.4%。
    対象である「手足の動きが悪い」、「手足のしびれ」は国民生活基礎調査において男24.4/女35.5、男32.8/女38.5(人口千対)と非常に多い訴えである。

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    外来診療で日常的に使用する検査であり、急性期病院のみならず診療所でも使用可能。
    医療費の抑制という、社会的な課題の解決にもなりえる。

  • wearable device(ID:1380)

    東京都東京慈恵会医科大学附属病院

    東京都医師

    頭痛による生産性の低下は年間3000億円の経済学的損失をもたらす. 最近, 片頭痛の新規発作抑制薬として抗CGRP抗体製剤が日本でも認可されたが, 同程度, あるいは片頭痛以上の有病率である緊張型頭痛は未だに確固たる治療効果のある薬剤・治療法がない. 多くの患者が一般的な疼痛改善薬にマッサージ, 温熱療法などの民間療法を併用しているのが現状であり, 文字通り多くの患者が”痛み”を感じている.

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    緊張型頭痛は1次性頭痛の中で最も罹患率が高い. 慢慢性的な締め付けられるような痛みを抱えており, 筋マッサージや市販薬でなんとか対処している患者は全国に3000万人に上る.

    年間患者数

    [自院] 200人 [全国] 30,000,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    緊張型頭痛を改善する新規wearable型deviceの開発

  • 脊髄刺激装置(ID:844)

    東京都昭和大学藤が丘病院

    東京都医師(22年以上)

    慢性疼痛や歩行障害に対して脊髄刺激療法が行われているが,観血的治療であり侵襲性が問題である.非観血的脊髄刺激が求められている.

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    神経変性疾患で薬物療法によって改善しない歩行障害を有する患者数は10万人以上存在すると考えられる.

    年間患者数

    [自院] 50人

  • 安価で軽量な遮蔽板(ID:1570)

    東京都東京女子医科大学

    東京都医師(20年以上)

    脳血管内治療において、現在X線を利用しており、術者や患者さんの被爆が問題となっている。装置体は、術者の周囲で邪魔にならぬような遮蔽板をセットできないのか。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    脳血管内治療を必要とする疾患

    年間患者数

    [自院] 100人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    脳血管内治療

    年間件数

    [自院] 100件

  • 目的の血管への容易なカテーテル誘導方法(ID:1569)

    東京都東京女子医科大学

    東京都医師(20年以上)

    脳血管内治療において、現在はX線を利用して、大腿部からカテーテルを頭部まで誘導している。患者さんによっては血管の蛇行が強く誘導に難渋する。様々な工夫をしているが、根本的な解決は難しいのか。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    脳血管内治療を必要とする疾患

    年間患者数

    [自院] 100人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    脳血管内治療

    年間件数

    [自院] 100件

  • 脳血管内治療物品データ一括管理システム(ID:1567)

    東京都東京女子医科大学

    東京都医師(20年以上)

    脳血管内治療の物品をメーカーや病院、デジタルコンテンツ、手術記録で一括して管理するためのシステムの構築をしたい。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    脳血管内治療を必要とする疾患

    年間患者数

    [自院] 100人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    脳血管内治療

    年間件数

    [自院] 100件

  • 脳室穿刺ルートを表示する拡張現実メガネ(ID:1286)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都医師

    脳実質の下にある脳室を穿刺することは脳神経外科の基本手技である。しかし、穿刺位置や方向のずれ、脳室の個人差などで確実な穿刺は実現できていない。ナビゲーションやエコーが補助デバイスとして用いられているが、デバイスの設定時間・コスト・手術手技との融合の面で課題がある。我々は拡張現実の機能を搭載した手術メガネを通して、脳室を現実空間に投影し、穿刺ラインを実空間に表示し、確実な脳室穿刺を実現させたい。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

     脳出血、水頭症

    年間患者数

    [自院] 60人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    脳室ドレナージ、VPシャント術

    年間件数

    [自院] 60件

  • 安価で軽量な遮蔽板(ID:1271)

    東京都東京女子医科大学

    東京都医師(20年以上)

    現在の治療はX線を利用しており、術者や患者さんの被爆が問題となっている。装置自体は、術者の周囲で邪魔にならぬような遮蔽板をセットしたい。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    脳血管内治療を必要とする疾患

    年間患者数

    [自院] 100人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    脳血管内治療

    年間件数

    [自院] 100件

  • 技量に依存しないカテーテル誘導手法(ID:1270)

    東京都東京女子医科大学

    東京都医師(20年以上)

    現在は、X線を利用して、大腿部からカテーテルを頭部まで誘導している。患者さんによっては血管の蛇行が強く誘導に難渋する。様々な工夫をしているが、根本的な解決をめざしたい

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    脳血管内治療を必要とする疾患

    年間患者数

    [自院] 100人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    脳血管内治療

    年間件数

    [自院] 100件

  • 脳血管内治療へのAI導入(ID:1269)

    東京都東京女子医科大学

    東京都医師(20年以上)

    カテーテル形状やデバイス選択など、経験と個人の知識に依存にしている部位を、AIが判断し、適切な形状やデバイス選択を提供するシステム

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    脳血管内治療を必要とする疾患

    年間患者数

    [自院] 100人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    脳血管内治療

    年間件数

    [自院] 100件

  • 脊椎後方固定器具(スクリュー&ロッド)(ID:1155)

    試作

    東京都東京慈恵会医科大学

    東京都医師(9年以上)

    現行の脊椎後方器具は欧米製のチタン合金製。しかし10数%の症例でスクリューが緩み、日本人の椎体骨にはオーバーサイズ、MRIを取ると神経周囲の評価が出来ない、という問題が存在する。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    脊椎変性疾患

    年間患者数

    [自院] 100人 [全国] 60,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    脊椎後方固定術

    年間件数

    [自院] 100件 [全国] 60,000件

  • 音声以外の情報も伝えるナースコール(ID:1064)

    東京都千葉大学医学部附属病院

    東京都看護師

    ナースコールは病棟において患者と看護師を結ぶ重要なコミュニケーションツールであり、現状は音声でのみ情報伝達を行う。診療科によっては音声による意思伝達が難しい患者が少なからずあり、その場合は1回のコールに対し、用件確認の訪室とその後の対処の再訪室と業務負担が倍加する。もし、音声以外の方法でも患者が要望を伝えることのできる仕組みがあれば、コールの多い病棟では看護業務の大幅な負担軽減が期待できる。

  • 遠隔メンタリングシステム(ID:1063)

    東京都千葉大学医学部附属病院

    東京都医師

    脳神経外科における血管造影検査は,手技を行う修練医が,共に撮影室内に入った指導医の助言を得つつ検査を行うのが通例であるが,新型コロナウイルスの感染拡大や働き方改革の推進により,指導医が隣接する操作室内や,より離れた場所からメンタリングを行うことが求められている。検査画像を共有しつつ,会話の内容が患者の耳に入ることなくメンタリングを可能にする仕組みは未だ確立されていない。

  • 血管造影装置(ID:869)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都医師(3年以上)

    動脈瘤破裂によるくも膜下出血に対するコイル塞栓術は、正面像と側面像の透視画像によりカテーテルやワイヤーの位置を判断し手術を行っている。一方、動脈瘤の形状、向き、患者の頭位、体格、差し歯の位置などから正面像と側面像の角度は制限されている。そのため、ワイヤーとカテーテルが奥に進んでいる場合でも、画像上は変化なく見えることがある。経験数が少ない医師が安全に手術を行うには、立体的な位置確認は重要である。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    くも膜下出血

    年間患者数

    [自院] 30人 [全国] 30,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    動脈瘤コイル塞栓術

    年間件数

    [自院] 25件 [全国] 50,000件

  • 超軟質素材の3Dプリンター(ID:469)

    東京都自治医科大学

    東京都医師(32年以上)

    手術の術前シミュレーションやトレーニンングを行うために、3Dプリンター実体モデルを作製することが広まりつつあります。これらは形態の確認には大変有用ですが、硬いので脳神経外科手術のシミュレーションやトレーニングには不十分です。このため、脳など軟らかいものを造形できるプリンターがあれば、医療関係者等の需要が見込めると思います。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    脳腫瘍・脳動脈瘤・脳梗塞など、ほとんどの脳神経外科的疾患

    年間患者数

    [自院] 1,000人 [全国] 200,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    脳腫瘍摘出術、脳血管内手術、脳動脈瘤クリッピング術など。

    年間件数

    [自院] 500件 [全国] 100,000件

  • 手術シミュレーションモデル(ID:468)

    試作

    東京都自治医科大学

    東京都医師(32年以上)

    手術の術前シミュレーションやトレーニンングを行うために、3Dプリンター実体モデルを作製することが広まりつつあります。これらは形態の確認には大変有用ですが、脳神経外科手術のシミュレーションやトレーニングには不十分です。適切なモデルの作製を代行することができれば、需要は見込めると思います。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    脳腫瘍・脳動脈瘤・脳梗塞など、ほとんどの脳神経外科的疾患

    年間患者数

    [自院] 1,000人 [全国] 200,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    脳腫瘍摘出術、脳血管内手術、脳動脈瘤クリッピング術など。

    年間件数

    [自院] 500件 [全国] 100,000件

  • X線CT(ID:187)

    東京都国立国際医療研究センター

    東京都医師(34年以上)

    交通事故による頭部外傷が非常に多く、大病院に患者が集中する開発途上国においては検査室で行うCT検査だけでは間に合わない。時に生命にかかわる大問題となる。そこで従来型の固定式でなく、病棟やベッドサイドで手軽に検査の行える超小型のポータブルタイプのCTの開発が望まれる。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    頭部外傷、脳卒中など

    年間患者数

    [自院] 150人

  • 3D内視鏡型 手術顕微鏡(ID:14)

    試作

    東京都獨協医科大学

    東京都医師

    ロボット技術を応用したstand内視鏡並列-VideoCCDによる3D立体視で術野の画像を配信するものがほしい

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    脳神経外科手術、頭頸部手術

    年間患者数

    [自院] 400人 [全国] 100,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    開頭術、脊椎手術

    年間件数

    [自院] 400件 [全国] 100,000件

  • ラジコン型血管内治療デバイス(ID:807)

    東京都東京慈恵会医科大学

    東京都医師

    脳梗塞に対する新たな治療としてカテーテルを用いた血栓回収術療法が必須である。時間勝負の治療であるにも関わらず、専門医がいない地域ではそもそも治療を受けられない。この距離的制約を乗り越えるために、有線型ラジコンを用いたシンプルな治療デバイスを開発し僻地医療に貢献する。

  • カテーテルコネクター(ID:808)

    東京都東京慈恵会医科大学

    東京都医師

    カテーテルを用いた治療には様々な付属品が必要となる。輸入品が多く、必ずしも使いやすい訳ではない。価格の問題から大手が参入しない付属品であっても、日本の加工技術を持ってすればより使いやすい製品ができると考える。現場発のニーズに乗っ取ってアイディア商品の開発に臨みたい。

  • 長時間測定可能な脳波計の開発(ID:809)

    東京都東京慈恵会医科大学

    東京都医師

    既存の頭皮から測定する脳波は、長時間装着は難しい。我々が考案した方法では最長数か月の連続測定が可能となる。既存の脳波計を用いて簡便に測定できる方法である。電気回路、絶縁加工技術をもったメーカーと共同し、革新的脳波測定技術を構築したい。

  • 膿盆冷却機(ID:1487)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(25年以上)

    脳外科手術の覚醒下手術において痙攣時に冷却水を脳表に散布するため、予め凍結させた人工髄液や生理食塩水を覚醒時に合わせて溶かして準備している。しかし時間が経過すると人工髄液や生理食塩水の温度が上昇するため一定の温度調節が難しい。このため人工髄液や生理食塩水を入れた膿盆を冷却する装置があれば冷却水の温度管理に有用である。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    悪性神経膠腫、転移性脳腫瘍など

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    覚醒下手術

  • 脊髄腫瘍における液体マーキング剤(ID:1486)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(25年以上)

    脊髄腫瘍手術において目的とする棘突起に経皮的にピオクタニン液を少量注射し術中のマーキングに使用している。しかし市販されているはピオクタニン液は発がん性のリスクが指摘されている。このため安全性の高いマーキング剤の開発が必要と考える。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    脊髄腫瘍

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    脊髄腫瘍手術

  • 脊髄腫瘍における位置決め法(ID:1485)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(25年以上)

    脊髄腫瘍手術において目的とする棘突起は術中にレントゲン撮影で同定してるが、胸椎レベルでは肋骨が邪魔になり正確な位置決めが困難になる。これをレントゲン撮影に頼らず、腫瘍や棘突起の位置を同定できることができれば脊髄腫瘍手術に有用である。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    脊髄腫瘍

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    脊髄腫瘍手術

  • つまりを軽減した吸引管(ID:1484)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(25年以上)

    脳神経外科手術で用いる吸引管は血液や組織でしばしば詰ま流ことがあり、その都度詰まりを取り除くために手術が中断される。吸引管の内部の摩擦を軽減させる加工を施し吸引管の詰まる頻度を軽減させることができれば手術がスムーズになるメリットがある。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    脳外科開頭手術一般

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    脳外科開頭手術一般

  • 5本指酸素飽和度モニター(ID:1483)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(25年以上)

    脳神経外科手術での光線力学的療法では長時間のパルスオキシメーター装着で爪に熱傷が生じるリスクがあるため術中は定期的に(30分や60分ごと)パルスオキシメーターを装着する指を変えている。定期的に指を変えることは看護師への負担がかかるため、予め5本に指にパルスオキシメーターを装着しておき、設定時間ごとに赤色光の発光指を変えることで指を変える負担を減らすことができる

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    原発性脳腫瘍

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    脳外科光線力学的療法

  • 圧モニター付き脳ベラ(ID:1482)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(25年以上)

    脳外科手術において脳を保持する際に脳ベラが用いられるが、強い力で長時間脳を保持すると脳挫傷が生じる可能性がある。脳への圧迫の程度と時間は術者の判断に委ねられるが、脳ベラに圧センサーを内蔵させ脳に対する圧迫の程度と時間を定量化することで、脳への負担を”見える化”でき、脳挫傷リスクの軽減が期待できる。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    脳外科開頭手術一般

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    脳外科開頭手術一般

  • 手術器具カウンター(ID:1471)

    東京都国立がん研究センター中央病院

    東京都医師(25年以上)

    外科手術には手術器具のカウントが必要であるが、カウントに時間がとられ手術が中断することがある。予め使用する手術器具をインプットしておき、手術器具が置かれた手術台の写真を読み込ませることで瞬時に手術器具のカウントができるシステムの開発ができると機材カウントが容易となり手術時間の短縮に有用である。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    外科手術一般

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    外科手術一般

  • 手足冷却療法機器(ID:739)

    東京都国際医療福祉大学病院

    東京都医師(27年以上)

    我々は冷却グローブ・ソックスを用いて、がん化学療法起因性末梢神経障害軽減には手足冷却が有効であること(Proof of Concept)を示し、ガイドラインにも紹介されている。一方で、冷却グローブ・ソックスは不適切使用下での過冷却による凍傷からリコールとなり、安定した温度管理可能な冷却療法機器の開発ニーズが世界的に高い。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    化学療法起因性末梢神経障害(抗がん薬治療後の手足しびれ)

    年間患者数

    [全国] 200,000人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    現在、冷却療法は、保険適応のある診療行為として認められてないが、医療機器(Class II)として承認された場合、対象抗がん薬を使用する30万人程度に冷却が行われると予想される。

  • 医療介護職が利用可能な療養情報の共有(ID:218)

    東京都帝京大学医学部附属病院

    東京都医師(19年以上)

    がんをはじめとする慢性疾患においては、患者家族が医療・介護職との対話のもとで主体的に治療と療養に関する意思決定を行うことが、満足や安心感をもたらすが、断片的に情報が提供されたり、提供内容が共有されていないことにより関わる職種チーム間の連携が行いづらい。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    がん、非がんの慢性疾患患者

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    診療経過・処方・治療計画・療養方針などがデジタルデバイスで、専門施設と地域の医療機関、介護福祉職で情報共有できることで連携と役割分担が円滑になることが期待される。

  • 超音波造影剤と超音波診断(治療)装置(ID:217)

    東京都帝京大学医学部附属病院

    東京都医師(19年以上)

    超音波は侵襲がなく広くがんの診断で利用される。血流を介して造影剤を病変に到達させたところで、超音波を照射することで腫瘍内血流分布や組織への取り込みを描出する超音波造影剤が利用されているが、半減期が短く使用する適応は限られ、治療への利用はなされていない。一方、転移しやすいがんに対し、有効な抗がん剤を送達する手段の開発が求められている。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    がん(肺がん、乳がんなど)の転移

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    造影剤に薬剤を封入する送達機構があれば、描出した腫瘍への高濃度の抗がん剤の投与が可能であり、これまで全身投与では困難であった局所(脳内、体腔内など)への高い治療効果が期待される。

  • プラスチック製外付けクレンメ(ID:1442)

    試作

    東京都CE-WORKS

    東京都臨床工学技士(19年以上)

    透析医療において災害時やトイレなどで一時的に離脱する際、離脱セットを用いる場合がある。しかし、どの離脱セットもプラスチック鉗子を用いる場合が多く、使用方法や固定方法によっては抜針の危険性も高い。また、プラスチック鉗子を用いることで離脱セットの小型化ができず、保管方法に困ることもある。国内において離脱セットは各社プラスチック鉗子を用いる場合が多く、小型化には至っていない。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    主に慢性腎不全における人工透析治療中の患者

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    主に血液浄化療法。さらに外付けクレンメの性質上、医療現場において汎用性が高いため、手術時や外来等においても利用できる可能性がある。

  • 硬性鏡スコープ点検デバイス(ID:894)

    東京都千葉大学医学部附属病院

    東京都臨床工学技士

    内視鏡の使用後点検のうちの一つに、ライトガイドとスコープのファイバーの劣化の確認がある。ライトガイドの点検については先行研究で確立されているが、スコープについては確立されていない。そのため、現在は点検者の感覚で行われているため術者によっては暗く見えてしまう可能性がある。そこで、スコープのファイバーの劣化度合いを定量化できるデバイスを開発していただきたい。

  • 多目的用皮膚保護剤(ID:1466)

    東京都国立病院機構岩手病院

    東京都臨床工学技士

    NPPVマスクや、経鼻胃管、気管切開チューブなどデバイスの圧迫による皮膚トラブルが発生する。既存製品にも皮膚保護剤はあるが、粘着剤による皮膚のかぶれや、不衛生な管理など皮膚に負担がかかる。また、使用するデバイスや体格によって必要な皮膚保護剤の範囲が異なるため、保護剤の使い分けや、皮膚保護剤をその都度切り分ける作業が必要となる。肌にやさしく、フレキシブルに使用できる皮膚保護剤が必要です。

    デバイスが使われる疾患等の名称・概要

    慢性期の病院、在宅NPPV患者(全国約13,000人)のうち、神経筋疾患・小児領域での使用

  • 内視鏡用トロカー清掃具(ID:1407)

    東京都杏林大学医学部付属病院 

    東京都臨床工学技士

    内視鏡外科手術では腹腔内へポートを通じてカメラを挿入して内部映像をモニターに映して手術を行うが、トロカー内が血液等で汚染されているとカメラの出し入れの際に先端のレンズ部に血液等が付着し、精彩な術野画像が得られなくなる。現在市販品の清掃器具がいくつか出ているが、定価が高い、吸水性が無い等、満足いく製品とは言い難い。今回トロカー内を清掃する用具について提案したい。

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    内視鏡外科手術

    年間件数

    [全国] 400,000件

  • マスク式人工呼吸器用保護剤(ID:1366)

    東京都昭和大学病院

    東京都臨床工学技士(33年以上)

    現在マスク式人工呼吸器の使用にあたって困難となっている要素の一つとして過剰なリークがある。このリークは患者との同調性を悪くさせ不快感や疲労を起こす。また、過剰なリークを防ぐためきつくマスクを当てることで褥瘡発生を引き起こす。過剰リークを引き起こす要因として欧米向けのマスクを使用していること、入れ歯を外して装着すること、チューブによる段差などがあり、これらをうまくフィットさせる保護材の開発を目指す。

    年間患者数

    [自院] 200人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    入院療養人工呼吸器装着時

    年間件数

    [自院] 200件

  • 感染管理部屋における医療機器の利便性向上(ID:1364)

    東京都昭和大学藤が丘病院

    東京都臨床工学技士(2年以上)

    現在、発売されている注射筒輸液ポンプは進化を続けており、以前のものと比べるとシンプルかつ、アラーム表示は見やすくなった。Covid-19の流行によって感染管理における個室隔離の部屋が増え、それに伴い映像監視設備の完備が増えた。個室部屋への入室にはPPE対応等手間がかかり入室後に薬剤交換の必要性などに気づくことも多いように思う。その例をふせぐために残量表示機能の追加を現場ニーズとして提案する。

    年間患者数

    [自院] 13,500人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    救命救急センター、IRCCU、一般病棟、手術室、外来など患者治療に関わるすべての場所

    年間件数

    [自院] 27,500件

  • 加圧維持デバイス(ID:1353)

    東京都昭和大学横浜市北部病院

    東京都臨床工学技士(6年以上)

    医療現場では循環動態をモニタリングするためにAラインによる観血的持続血圧測定を実施することがあり、その際、血液の逆流を防ぐために加圧バッグ用いて300mmHgほどの加圧を行なっていますが、加圧操作にはスタッフへの負担と時間を費やします。また時間経過とともに加圧不足に陥るため、加圧状態の観察も必要不可欠です。簡易的かつ安全に、加圧バッグの加圧操作や加圧維持が行えるデバイスの開発を目指しています。

    年間患者数

    [自院] 1,200人

    デバイスが使われる検査・手術・処置等

    観血的持続血圧測定が必要となる場面 (ICUや救急外来、OPE中など)