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中国電力株式会社中電病院
臨床工学技士
全身麻酔に使用する麻酔器には、循環している呼気と麻酔ガスに含まれる二酸化炭素を吸着するための吸着剤を使用する。吸着剤は、ペレット状になっているが、粉塵が麻酔器のセンサに付着し、エラーを起こすことがある。麻酔器にエラーが起こると修理の間、手術が行えない。吸着材の交換基準は麻酔器の使用頻度により異なり、二酸化炭素吸着後、色の変化の割合を見て交換判断するが、経時的に色が戻るタイプもあり交換判断が難しい。
デバイスが使われる検査・手術・処置等
年間件数
AOI国際病院
消化器内視鏡治療でのESD(粘膜下層剥離術)は、消化管がん診療を行う施設において年間約50〜300件施行されている。治療の難易度を左右するのは、剥離が困難な状況に陥るかどうかである。病変を任意の方向や距離に牽引する事で、剥離する部位にトラクションがかかり切除し易くなるが、現行の製品は、やり直しができず、一度装着したらデバイスを切除し、やり直しとなり、時間的、コスト的に無駄の為デバイスを改良したい。
デバイスが使われる疾患等の名称・概要
大腸内視鏡において、前処置として、下剤を服用し、腸管内の便を出す必要がある。その際にはトイレに数回通い、本人または院内スタッフがトイレで排便を目視で確認し、腸管内が検査可能かを判断する。目視で判断するため、一般の方や慣れないスタッフでは、前処置条件が、達成されていないにも関わらず検査に臨んでしまう場合も多々認められる。検査の効率化、患者さんの羞恥心軽減為にデバイスを作成したい。
胃カメラを施行する際にマウスピースを装着し、前歯で噛んでもらう。しかしながら総入れ歯の方や歯が残り少ない方は、マウスピースを噛む際に力がかかり痛みが生じることで緩む場合がある。歯が数本の方、または歯が一切ない方でも痛みなく装着できるマウスピースがあればと考える状況が多々ある。需要としては病院で施行される検査・治療が対象となり、市場規模としては1施設1個/週使用するものと考えられる。
北里大学病院
作業療法士・理学療法士(25年以上)
気管挿管された患者は人工呼吸によって呼吸機能が担保される一方で、管が喉頭を通過し気管に入っていることが原因で、発声することができない。現代の集中治療においては、その覚醒下に患者の意思をくみ取り、治療やケアにつなげることは大変重要である。 しかし、気管挿管されている重症患者において自らの意思を伝えることは非常に困難なことが多い。
年間患者数
望星新宿南口クリニック
透析中は循環動態・電解質の変動のより血圧が下がりやすい。血圧計を付けたままだと時間経過で緩んでしまい、血圧測定が正確に出来ない。また、圧迫感や拘束感を感じ、外して欲しいとの要望が多い。限られた時間・スタッフ数でバイタルサイン測定を行っていることから測定忘れが目立ち、個人の巻き方によっては血圧にバラつきが見られる。これでは急変の予測は難しい。その為、誰でも簡易的に測定できるデバイスが必要と考えた。
昭和大学
その他医療スタッフ
医療業界には廃棄物(グローブやガウン、アイガードなど)が多いという問題があり、学生生活においてもたくさんの廃棄物が出ている。また入院患者の食事についても廃棄物がたくさん出ているため、SDGsの考え方を使って、このような問題を解決できないかと考えた。
草加市立病院
医師
日本の救急診療を担っている多くの2次救急では、夜間・休日は、内科・外科1人ずつ体制というパターンが少なくない。現在の医療は専門性が高く、例えば吐血下血腹痛患者さんは消化器内科医に夜間でも診療を希望されるのではないかと思う。休日夜間の当直医の専門診療科がわかれば、夜間救急のミスマッチを解消できるのではないかと思う。
東京慈恵会医科大学附属第三病院
放射線技師(22年以上)
X線検査のみならず、医療において患者の静脈内にルートが的確に留置されているかを確認することが重要となる。薬剤の血管外漏出は患者にとって不利益なことであり、安全に医薬品を投与することは重要である。高齢化に伴い血管が脆弱な患者も多く、血管内に的確に留置されているかを客観的に記録するシステムが必要である。
JCHO中京病院
放射線技師(35年以上)
X線透視検査において、医師が処置に集中してしまい、X線透視を操作する技師にX線オフの指示を忘れることがあり、必要以上の被曝をしている現状がある。医師が透視表示画面モニタを見たときにだけ、X線透視が出せるようにならないか。